俺と俺の従兄弟のアーサー・マクブライド



この時代にポールに出会ってたら、どんなだったかなーなどと想像してみる。一般的には歳をとったら性格っておだやかになるもんだけど、おそらく今のポールから逆算するにおそらく今よりもっともっとキリキリだったのではないか、と想像される。

となると…「日本? 冗談じゃない。俺はアメリカでビックになるんだ。日本なんか構ってられるか」「幾らくれんだ、それで?」「俺のやることは俺が決める。口だしすんじゃない!」みたいに怒られそう。ひーーーーっっ!(笑)

しかしあまりに有名なこのギター。ボブ・ディランもポールを呼びつけて「あのギターを教えろ」と言ったという。ポールはディランの楽屋に呼び出され「そうじゃないよ、ボブ」と実際ボブの指をもって指導したそう(爆)。それにしても、こういう下手なのを聴くと自分もトライしてみたくなるよね…(ごめんね、このお兄さん)



ちなみに歌のストーリーはこんな感じ。「オレとオレの従兄弟のアーサー・マクブライドは、海辺に散歩にでかけた…」おじいちゃんあたりから名前をもらったとしたら、従兄弟と同じ名前ってことはアイルランドなどではよくある話。

ちなみにこの「俺と俺の従兄弟の」Me and me cousin のme cousinというのが可愛くて気に入っている。アイルランド人は「僕の」「私の」というのをmeっていう。学校の英語では所有格「my」ってならったけどね。

映画「コミットメンツ」でバンドの最初のライブ前にステージ裏から客席をのぞいたギターのアウトスパン(グレン・ハンザード)がさけぶ。「来ないっていったのに!」バンドのメンバー「誰?」アウトスパン「Me ma!!ミー・マー(俺の母ちゃん)」

こういうのが自然に出てくるとアイルランド人っぽくしゃべれるのだけど…アイルランド人っぽく英語をしゃべるヒントはこちら

そしてこれは歌の歌詞の内容通りに作った映像。プロテストソングだよね〜これ。



ポール・ブレイディ来日公演はもうすぐ! 詳細はこちら