これで最後です。

さて明日はいよいよ‥いよいよ‥いよいよこれで最後です。明日は絶対に観に来てください。

次、また来日が実現できるのかは分かりません。御大は元気ですがウチのアーティストの中では最高齢だし、交渉は毎回困難を極め、実際今回もものすごい大変な思いをして、このツアーを作りました。

次回があるのかは誰にもまったく分かりません。万が一日本ツアーがあったとしても京都に来れるのはこれで最後になるかもしれない。私だっていつまでこの仕事が続けられるかは分からないし、それに聞く側のあなたにだって、明日はどうなるのかは分からない。次回があるのかなんて、まったく誰にも分からない。それが現実なんです。

もちろん私はアイルランドだって、UKだって聞きたかったら自分で聴きに行くからいいんですけどね。でも日本に持ってくることは、ものすごい、ものすごい、ものすごい大変だった。でもこれをやらないと私の存在意義がないんです。だからものすごい頑張ってこのツアーを作りました。

当日券もあり。明日も午前中までは当日清算取り置き、受け付けますので、ぜひ。

何度も言いますが,他のどんなものが評価されようが、なんだろうが、これを多くの人に聞いてもらわなければ、私のやっていることはすべてまったく意味がない。絶対に来てください。内容は私が200%保障します。

ポールがこんなブログを書いていました。御大は、まだ日本のファンがなぜ自分を好きでいてくれるのかうまく理解できていないようです。そして自分はいったい誰なのか、自分自身に向き合って考えているようです。ホントになんて素敵な御大! 私はそんな御大が大好きです。そういうポールのすべてが、あの音楽に現れていると思う。そしてこのポストに反応してくれたアヌーナのマイケルも素敵だと本当に思う。

そんな御大に、ぜひ皆さん自分のポールの音楽の出会いのきっかけや、なぜ自分がポールを好きかということを手紙に書いて(日本語でもいいですよ、スタッフが訳します)、終演後のサイン会のときに渡してあげてください。東京でも思ったよりたくさんの人が御大に手紙を書いてきてくださいました。本当にありがとう。関西の人も全国おっかけの人も、ぜひぜひお願いいたします!

日本はミュージシャンにとって、特別な場所であり、とても不思議な国です。アーティストは、でも皆さんに少しでも近づきたいと思っています。ぜひ皆さんもステージのポールを精一杯応援してあげてください。

それにしても見てろよ、京都。見てろよ、関西。こんなすごい歌、こんなすごいギター。きっとみんなぶっ飛ぶだろう。こんなにすごい音楽は他にはどこにも存在しません。他のすべてを置いてでも,絶対に観に来るように!