ミッコ・コイヴマーさん「イクメンMIKKOのしあわせな子育て」読み終わった!

ミッコさんの本、昨日の夜から読み始めて、今日のランチタイムであっという間に読めてしまいました。いつもレクチャーで伺うような丁寧な語り口で、とっても読みやすい本です。

そしていつもレクチャーでお客さんにウケる「運転は妻が得意、新しい家具の組み立ても彼女の方が率先してやる。洗濯は僕の仕事。掃除は二人で一緒に取りかかるけど僕の方が得意」という部分も(奥様には内緒だそうです!)またもや超・受けてしまいました。

お子さんが成長していく育児の喜びに溢れる本です。なんかとっても温かい気持ちになり、思わず私も自分の家庭を検討してみようかと思いました(爆) ま、それはないですけどね。フィンランドみたいな国だったら考えてもいいけど、今の東京じゃ、無理です… というか、まぁやろうと思えば仕事のスケジュール調整すればできると思うけど、自分の時間を100%自由に使いたい私には絶対に無理ですね。

それでもコイヴマー家のルール「ペナルティ・ベンチ」とか(これホントいいアイディア!)、夫婦の意見が子供前で絶対にブレない事、しかってもちゃんと原因が分るように説明をすること。ミッコさんいわく、自分もふくめて「親は時々、あまりに腹をたてすぎていて、罰の理由を説明するのを忘れることがあります」としています。そしてしかった後の嫌な空気をなるべく早く払拭する事など、子供を育てる以上にクリエイティブな仕事はこの世に存在しないだろうな、とこの本を読んでいてシミジミ思いました。

しかし、この私ですらそういう気持ちになったんだから、たぶん若い人たちはもっとポジティブな影響を受けると思いますよ。ぜひ! 皆さんもゲットしてください。

特に2013年1月11日。やっと自分たちで整理整頓ができた子供部屋の写真を奥様から受け取り、ミッコさんは職場で泣きそうになってしまったそうです。ずっと子供部屋の散らかりは家族の間のストレスになっていました。それがやっと片付けができた子供たちのお部屋に、感激するミッコさん。このシーンでは、私もぐっと来てしまいました。その写真も本に掲載されています。

私が大学生位の頃、フィンランドのイメージは、ヨーロッパでももっとも貧しい国の1つでした。それが今、国民みんなの大変な努力のもと、この国を作り上げていった、ということなのです。フィンランドをみていると、まぁ日本は人数が多いのがそもそもダメなんだろうな、と思いますが(笑)ミッコさんの励ましを読めば、まぁそれほど捨てたもんじゃないのかな、と思います。いずれにしても子育てする人はホントに偉いです!

あと、そうそう、日本での食事は食物繊維が少ないから、コイヴマー家みたいに私も朝食にオートミルは取り入れてみようと思っています。

今なら7冊在庫があるみたいよ! 是非皆さんもゲットしてみてください。



PS
とか、書いてたら、本物のフィンランドのホントのイクメンはこっちだという話が…(友達のFacebookより)