音楽の力。ラウーはホントにすごい!

それにしても初めてのクアトロ公演、梅田/大阪で幕をあけました。いや〜ホントに嬉しい。ラウーのクアトロ公演は私の夢でした!  ホントに嬉しい。代官山でホントに小さい公演ではじめた6年前からホントにここまでの道のりは長いようで短かった。

嬉しいのは、どこでやってもラウーの場合、動員が少しずつでものびていること。ホントにすごい。前々回の来日時の京都公演、そして前回の京都公演、そこから今回の梅田クラブクアトロの公演。外タレはなんでも初来日以降縮小傾向(日本の洋楽ファンのマジョリティは知識として一度聞けばみんなよいと思っていると思う)にある昨今において、これはホントに素晴らしい傾向だと思うんです。ラウーは、まだまだこれからうんと大きくなる。

いや、実際、これだけの音楽に心を動かされない人はいないと思います。とにかくだまされたと思って、絶対、絶対,絶対にこの公演に来てください。

ホントにものすごい公演でした。嵐のようだったよ。最後の某スローな曲では涙が出た。こんなドラマチックな公演はホントにラウー以外ありえませんよ。もう他の単に一緒に演奏しているだけのアコースティック・アンサンブルなんて、もう絶対に聞けない。

皆さんもいやなことばっかりの日常に辟易しているかもしれない。問題ばっかりの社会、これから世界が良くなって行くとはとても思えない、そういう現実ですよね、ホント。私もそれは感じています。でも、音楽が鳴っているときは、そういうことをいったん棚上げしていいと思うんです。そういう力がこのバンドにはあると思うんです。これこそ、アリス・マコーミックがいってた「音楽のいやす力」だと思うんですよ。

こういう音楽を聞くと自分の中の細胞が喜ぶのが分かる。ニューエージとか聞いて、ちょっとくたびれたいだけの奴には分からんでしょう。必死に毎日頑張る人は分かる。この凄さ。これこそ、本物の音楽であり、ホントにいやしてくれる音楽なんだと思うんです。

興味深かったのはアンケートで「短すぎる」という声が多かった事。ふふふふ‥ 短い印象でしょ。でも時計を見るとわかりますが、決して短くはないんですよ。つまりラウーはそういうバンドだということなんです。聞けば聞くほど「もっと聞きたく」なるバンドなんです。もっともっとこのパワーが欲しくなる。ステージ上の彼らは絶対に手をぬかない。彼らの持つすべてをもって私たちに与えてくれる。

ウチのバンドはみんな素晴らしい。みんな自慢のバンドだし自慢のアーティストです。例えばヴェーセンもマーティン&デニスもすごいけど、ある意味もうハッピーなサイズでいろんな事が実現出来ているところがあると思うんですよね。でもラウーはこれからまだまだウンと成長していくバンドだと思うんですよ。たぶんもっともっと大きくなる。ウチで一番の成長株がこのバンドなんです。ホントにもっと多くのお客さんが聞いてくれるようなバンドになると思う。

バンドはホントにホントにものすごい音楽を届けてくれます。スタッフとしては、そのバンドの頑張りように答えていかないといけない。これだけすばらしい音楽が体験できることは、ホントに滅多にありません。これが通じなかったら、やっぱり何かがへんだと私は思わずを得ません。そのくらいすごい音楽だと思うんです。

ぜひ名古屋、そして渋谷へ足を運んでください。私から皆さんへお願いです。この公演、来ないと一生後悔すると思いますよ。今のラウーはおそらく今しか聞けない。次のラウーはおそらくもっと遠くへ行き、もっと大きくなっています。

明日は(もう今日だ)クアトロ名古屋公演。水曜日がいよいよ渋谷のクアトロ公演。当日券あり。ぜひぜひおこしください!!! お待ちしています!