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2013年7月5日金曜日

安藤美姫さん、応援しますよー

ここでは時事ネタはあまり書かないようにしようと思ったのだけど、やっぱり頭に来たから書く。なぜなら私がこういう音楽を日本に広げようとしているのは、地球上にはこういう素敵な音楽があるんだ、ということをできるだけ多くの人に知ってもらいたいからだ。それが引いては、いろんな価値観があることを認めることになる。それが自分の価値観も大切にできる。そういう事につながると信じているからだ。

安藤美姫さんがシングルマザー発表で世間は話題になっている。そして、あの文春が記事だけならともかく、下品なアンケートをネットでやりだして、ツイッターでこてんこてんにやられたあげくアンケートを取り下げるという全くみっともない結末になった… いやホントにみっともなかったね。正直、文春は時々読むし、面白い雑誌だと思うし、嫌いか好きかと問われればかなり好きな方に入るが、今回ばかりは、ちょっと…やらかしてしまったわな。

いや、それにしても考えるね。少子化だ、ベビーカー押してるお母さんには親切に、とか言うけど、実社会はまだまだこんなもんでしょう。これが実態なのだわ、と思ったね。そもそもこういってはなんだが、このご時世、子供を産むなんてホントに勇気がないと出来ないことだと思う。世の中はよくなっていく兆しはまるでないし、これからどんどん生活は不安定になっていく。自分のことだって面倒みきれないのに。特に都会に生きている女子のほとんどが「絶対に無理」と思っているに違いない。東京なんてホント夫婦二人でアップアップ社畜して、やっと生活がなりたつ程度なんだよ。ホント大変なんだよ。子供なんて余裕はどこにもないよ、ってね。

それこそ一方では子供を産んだものの、結果、死なせてしまうという悲劇だって起きているのだから。まったくもって少子化対策が聞いてあきれるわ。社会のセイフティネットがまったく機能してない日本でどうすりゃいいってーの。

まぁ、47になるまで女一人で生きてきて、もういい加減産むつもりはないが(笑)、今振り返るに、正直、オイラもおそらく産もうと思うえば、きっと産む人生を歩めたと思う。仕事は忙しいが、すべて自分の仕事だから、スケジュールは自分の自由になる。ちょっとばかしツアーを半年から2年ばかり調整すれば、おそらく産めただろう。いったん産んでしまえば、育児は親がまだピンピンしているから、ジジババが喜んで手をあげてくれたであろう。そもそも結婚はする気がないし、相手がいたとしても、経済的にも労力的にも当てにはしない。これがスウェーデンやフィンランドだったら、もしかしたら産んでたとも、とはちょっと思う。子供は好きだから。それが自然な気持ちだ。

ただ自分が遊ぶ時間がなくなるのは必須だし、美味しいものだって食べられないかも。何より自分で稼いだお金も時間も、おそらく子供にほとんど持っていかれてしまう。自由が一番大事、自分が一番大事な私には、子供はやはりと無理だと思う。

でも、万が一子供がいたとしても、それを仕事のエクスキューズには絶対にしたくない性格に違いないから、きっとものすごい意地をはって頑張っただろうね。そういう自分をみてみたい気もする。で、もっと責任感が出て「自分の好きなことばっかやってたら駄目だっ!」って言って、真面目にお金になる仕事をして、もっと社会的に成功していたかもしれない。

ただ自分の知っている自分を思えば、間違いなく今の自分の方が自分にあってるのは疑いの余地がない。だって自由を謳歌したいもんね。私の時間は100%私のもの。だから子供がいないことはまったく気にしていないし、ホントに欲しかったら養子でもなんでも真剣に検討するわい…。

だからこそ。だからこそ子供を産む人は最大限に応援したいのだよ。自分が出来なかった分。子供は世界の宝だよ。シェイクスピアだか誰だかが言ってたよ。「赤ちゃんは、この世界が続いていくべきだ、という神様からのメッセージだ (babies are message from god that the world has to carry on…みたいなやつ)」って。赤ちゃんが生まれなかったら、この世はホントに終わるしかないんだから。

すべての赤ん坊は世界の宝だ。すべてのお母さんは本当に偉い。特にこの日本で産もうっていうお母さんは偉い!

それにしても今日の各社夕刊紙の見出しとか、泣けるよね… やっぱりこの国ではオジさんの価値観が幅をきかせている。で、おじさんの価値観以外なことをすると、ダメなのかね(笑) 

何が言いたいかっていうと、いずれにしても「余計なお世話」って事。みんないったい何様のつもりなのだ。誰かの人生について何かを言う、そういう自分は誰なんだ?っての。あんたの言うとおり生きたら、あなたは私の人生に責任を持ってくれるの? そうじゃないでしょう? 確かに有名人は有名税ってものがあるのかもしれない。でもそれにしても行き過ぎだったよ、今回ばかりは。

久しぶりに怒ったので、こんなブログを書きました。あ〜、怒った!(笑)

<参考リンク> 
小田島隆さんの「ア・ピース・オブ・ケイク」@日経ビジネス。
ヒロユキさんのコラム @ BLOGOS
同じくBLOGOSの小飼弾さんのコラム
「意味がわからん」とイケダハヤト氏