旅日記7日目、8日目 ヴェーセン堪能

オーランド諸島の朝も走る!   なかなか走りがいがあった。基本港沿いを6kmくらい。途中おそらく入っちゃいけないエリアに入ったと思うんだけど、みんなおおらかというか、特に注意もされず…まぁ、こんなところで東洋人が走ってたらビックリするよね。朝ごはんもしっかり食べて、ヴェーセンの連中と一緒にノーテリエという街まで移動。まずはスウェーデン側にある港町Kappellskarへ。船の中でミッケの誕生日祝い。

ノーテリエはすごく可愛い街でもう大ヒット!    そしてこの日のコンサートは森を抜けたところにある教会。いやー、素敵だった。でも自分の泊まってるホテルから教会までタクったら、すごく高かった。北欧での追っかけはすごくお金がかかる…  これファンのみんなでやったらバスとか出せるしいいかしら、とか考える。スウェーデンという設定ではここの公演がとにかくベストかなと思った。街の雰囲気も、コンサートのセッティングも日本じゃ考えられないほど。

会場に行くと今夜の主催者も女性プロデューサーで、「あなたがヨウコね!」と迎えてくれた。「突然来たって言ってたわよ」とか何とか。彼らがそうやって日本のことを自慢気に周りにはなしてくれるのがいい。日本みたいな遠い場所からわざわざ来た熱心なプロモーターなんだよ、と。

それにしても北欧はとにかく女性のエグゼクティブが多い。プロデューサーに女が多いのは、女に企画の責任を追わせて男は好きなことしてサボるという魂胆か?(笑)   この日は泊まったホテルも素敵でとにかくヒットだった。また来たいなー。っていうか真剣にいつかツアーやってみたいなー。

で、翌朝はまたもやランニング。このコースが本当に最高だった。またもや港町なので、港沿いをしばらく走り、最後は小島へたどり着く、というコース。やはり往復で5km程度。途中スウェーデン人の夫婦にすれ違い「ゴモロン(おはよう)」と挨拶され「ゴモロン」と答える嬉しさよ〜   ここはスウェーデン。絶対に次のヴェーセンの来日までに言葉をなんとかしよう。

この日はいろいろあって自分一人でバス移動。ノーテリエからDanderydという街まで。50分ほど。それにしてもバスの中でもバス駅でもネットがスイスイ。それに表示とか案内板がフィンランドのよりもわかりやすい気がする。多少わかる単語があるのと、英語に言葉が近いせいか。あとメンタリティもあう感じがする。ちょっと英国にも近いものを感じるし。本当に北欧は国を知れば知るほどまるでそれぞれが別の国だということを気づかされるが、きっと私にはスウェーデンが一番あうかもなー。もちろんフィンランドには友達が多いけどさー。

でもスウェーデンは分かりやすい、とかツイートしてたそばから、バスの運転手に「チケットは僕からは変えないよ、あそこで買うんだ」と指示されパニック(笑)   うううう、フィンランドじゃだいたいドライバーから買えたのに!

っていうか、本当に見事に北欧でのノウハウ、全然覚えてない。それぞれの首都も土地勘もまるでなし…とほほ。ストックホルムなんて一時スウェーデン語の勉強とか言って2週間ほどいたことあるのに、まったく記憶なし。ひどいよね。

ダンデリードは実際はほぼストックホルムで、地下鉄ですぐストックホルムの中心に出られるのだ。こんなことならストックホルムに泊まるようにすれば良かった。実はこの日は最後までアントワープにダミアン・ライスを見にいくか迷っていたのだった。で、最後まで手配関係を放置していたので、旅程も日本を出てしばらくしてから決めたくらいだった。下調べが弱いから、こういうミスをする。でもこういう機会でもなきゃこない場所だよね。いわゆるインダストリアルエステートのエリアで、しかもみんな車通勤してそうな場所。私が泊まったホテルはアメリカのチェーンホテルだったが、まるで会社の寮みたいだった。でもスタッフも親切ですごく良かったけどね。

ダミアン・ライスは散々迷ったが、一度見ておきたい。アイリッシュだしw  でも飛行機代がものすごく高いのと、行程が異様にハードになるのでやめておいた。とはいえ、ヴェーセンの方に来て良かった。この日の公演も本当にすごく良かった。やっぱり彼らは毎回ものすごい演奏を見せてくれる。この日も圧巻だった。あーーー本当にすごいよ。なんかこれと比較しちゃうと他のアコースティック・アンサンブル聞けないよねー。もうねー。

写真をTHE MUSIC PLANTのFBページにたくさん載せました。見てね〜〜

写真はダンデリードの公演で、熱心にパパのカメラで写真を撮る少年(笑)