ウチの家系はジジババ全員、そしてウチの父親はすでにそうなんだけど、明らかに糖尿病の家系なので、将来,歳を取ってから食べたいものが充分食べれなくなる生活は絶対にいやだと思い昨年末から走りはじめた。あと今年の前半は驚異的なスケジュールのツアーだったので、絶対に倒れたくない、というのもあって、健康維持のためにも走り始めた。もともと走る前から風邪も滅多にひかない健康体で、それに自信があったけど、もっと自信が欲しかったので走り始めた。
で、走りはじめて、もうすでに半年以上。健康のためなので、特に痩せなくてもいいんだけど…それでもこれだけ走ってりゃ痩せるだろう、と思っていたのだけど、それは甘かった。見事に痩せない。47ともなれば痩せないのであった。でもさすがに風邪はまったくひかない体質になった。といっても以前からひかないから、あんまり変化はないかな。でもますます「風邪なんてひく気もしないわ」という自信もついてきた。(もっとも私が風邪をひかない理由の多くは満員電車での通勤がない、仕事場および家に自分以外いない、ということにつきると思っている)
そうそう、そういえば自分は48だとついこの間まで思っていた。でもよく考えたら47だった。1966年1月生まれだもの。47だよね。1つ年上のミッケの誕生日がこの前あって、49?と言ったら48だよ、とミッケは怒っていた。で、私と本当に誕生日が1日違いのウーロフに「あれ、ウチらいくつだっけ」なんて言いながら、頭の中で計算したら47だった。あら。
ま、でも歳なんて45超えりゃ、なんでも一緒なんだよ。とにかく45超えたら痩せない。でも早めに走り始めてよかった。50こえたら、たぶんもう膝のことが心配で走れないと思う。おかげ様で派手に2度ほど転んだ以外は、今のところ無事に事故もなく走れている。(でも先日オスロで転んで打ったあばら骨はまだ少し痛い。だいぶ収まってきたけど)
なんでも有言実行の性格、人に話して自分の退路を断てば、かならず実行できる性格なのは自分で分っているので、Twitterに走る様子を記録をかねてつぶやいていたら、見事に定着してしまった。今ではほとんど何かないかぎり毎日5km走っている。つまり月100km以上走っている。しかし体重は落ちない。
もっとも必死で落とそうと思えば落ちることはこの間、実証したぞ。先日の出張前はポールに会う時は40kg台でいたいと、必死で直前ダイエット(朝走るのに加え夜プール、夕飯抜き)という生活を5日ほど続けたら、52kgから、なんとか49.9kgになり、機内食は完食したものの、たぶんポールに会った瞬間は40kg台だったと思う(笑)。
でも出張中もほぼ毎日走ったのにもかかわらず朝食はドカ食いし(ほんとに向こうの朝食はうまい)、うまく予定が流れれば昼を遅めにたべて夜は食べないくらいんで頑張っていたのに、やっぱり痩せず、帰国したら体重は51kgにしっかり戻っていた。
海外で走るの、楽しかったな。毎晩、寝る前に明日はどうやって走ろう…とGoogleマップを観ながら検討する。なんとなく検討をつけて5kmくらいの距離になるようにルートを考える。湖,森、公園…ホントに楽しかった。今回の出張で一番楽しかったのは、もしかしたら知らない土地を走ることだったかもしれない。しかし相当な田舎町が多かったので、早朝地元の人とすれ違うと謎の東洋人がウチの近所を走っている、とビックリされたが。
でもちょっと気をつけてみれば、今までの自分は出張はご飯,ご飯の連続だったな。出発前も家で必ずご飯を食べてから出かけ、ターミナル1でいつも行く京辰で寿司をたらふくつまみ、出された機内食はすべて完食し、経由地のロンドンカフランクフルトで一食、到着してさらに一食食べていた。が、今回帰国便の機内食メニューにご丁寧にかかれた情報によると、機内食は、あんなにチンマリしているのになんと1つ900kcalもする。しかも機内ではまったく運動もせず寝ているわけだから、これはホントに身体に悪い。サラームさんみたいに機内食食べません宣言したいところだけど、あぁいうチマチマと少しずついろんなものが入っているのって、わたし大好きなんだよね〜。
そうそう、本当に痩せたいなら毎日5kmとか走るより、まとめて15kgとか走り1日休んだりした方が効果的だというのはあちこちに書かれている。そして「毎日5km、痩せない」と書いてググると私がやっているすべてがそこに書かれている(笑)。走っていることで満足し、なんとなく普段している動きがトロくなる。走っているからとお昼寝もしてしまう。アスリート飯をがっつり食べてしまう、などなど… でもまぁ、極端にたくさん走って筋肉痛になって休むより、この毎日ちまちま走るのが気持ちいいんだよね。朝走るとそれだけで終日、調子が違うような気がするんだ。
そういや走りはじめてから筋肉痛ってのもなったことがない。これが痩せないことと直結しているような気もしている。
そして走るようになったら、短パンが平気になった。今までは腕が太いから、足が太くて曲がっているから、しっかり隠すというのがおばちゃんとして、社会に失礼のないように当然の習慣だったのだが、今や走るときはそんなことに構っておられず、タンクトップと短パンなので、それを引きずって普段から短パン生活になってしまった。そして気のせいか、また日に焼けたせいか、足がなんとなくまっすぐになってきたような気もしている。単に見慣れただけか? またこんな格好で走っているから、肩は真っ黒になり背中はタンクトップの形にばっちり日焼けし、ものすごいことになっている。足なんぞは靴下の跡がついて3段色になっている。かっこいいぞ、オレ!
まぁ、でもTHE MUSIC PLANTのチケットを購入してくれている皆さんのほとんどが、私が事務所を一人でやっていることはご存知だと思うので、私が不健康だったら目もあてられないよね。チケット買うなら健康な奴から買った方が安心でしょ? もちろん20年近くこの仕事してて、アーティストが来日中に具合が悪くなった事など一度もないし、自分の健康管理が出来て初めてプロだと思っているわけだけどさ。でも都知事や首相が走ることで健康アピールをするのは分るような気がするんだ。ってなわけで、健康第一。健康に生んでくれた親にも感謝だし、私はラッキーだけど、自分で努力しないとやっぱり健康は得られないようにも思うんだわ。
いろいろ思うに自分が一番得意なのはアーティストを紹介すること、うんぬんではなく、私というヘンな人間の、つまり自分自身のマネジメントだと思う。仕事のことは不満を言ってたらキリがないし、でもそれでも自分を納得させて次のステップに進まないといけない。人生は目指すゴールではなく、一瞬一瞬のクオリティ、そしてその積み重ねだ。一瞬一瞬が納得いくものであれば、最終的に思い返した時に、それなりにいい人生になるのではないか。終わりがいいか悪いかはあまり関係ない。もちろんいい時期が続けば嬉しいけど。
それにしても走ることがこんなに自分に向いているとは思わなかった。大学時代の友達に話すとびっくりされる。まさかこの私が、ね(笑) スポーツなんて一番しないものの1つだったのに。荒川土手に感謝だし、私に影響をあたえてくれた自分の周りのスポーティな人びと(山口洋、畔柳ユキさんなど)に感謝だ。特に洋の「日本の学校教育はホントのスポーツの楽しさを教えていない」みたいなメールは相当効いた。思えば私の学校時代、体育の先生にはずっと恵まれなかった。今、思えば最悪だった。頭悪そーな歴代体育教師の連中め。すっかり私をスポーツ嫌いにしてくれたわ。オレったら、こんなにスポーティだったってのに!
まぁ、そんな私もいつかは倒れるのかな。でもいつか倒れるときがあっても納得できればいいんじゃないかな。自分はやることやってたんだし、健康に関しては努力してました、って。不幸やトラブル、問題ごとや心配ごとは、こっちが頼みもしないのに、勝手に向こうからやってくるわけだし。
11月に来日するダミアン・ムレーン。彼のCDを聞きながら走っている。これフィンランド産のワルツらしい。ギターはドナじゃないけど良い演奏なので、どうぞ〜。この哀愁度はフィンランドのタンゴ・フィーリングよね。
で、走りはじめて、もうすでに半年以上。健康のためなので、特に痩せなくてもいいんだけど…それでもこれだけ走ってりゃ痩せるだろう、と思っていたのだけど、それは甘かった。見事に痩せない。47ともなれば痩せないのであった。でもさすがに風邪はまったくひかない体質になった。といっても以前からひかないから、あんまり変化はないかな。でもますます「風邪なんてひく気もしないわ」という自信もついてきた。(もっとも私が風邪をひかない理由の多くは満員電車での通勤がない、仕事場および家に自分以外いない、ということにつきると思っている)
そうそう、そういえば自分は48だとついこの間まで思っていた。でもよく考えたら47だった。1966年1月生まれだもの。47だよね。1つ年上のミッケの誕生日がこの前あって、49?と言ったら48だよ、とミッケは怒っていた。で、私と本当に誕生日が1日違いのウーロフに「あれ、ウチらいくつだっけ」なんて言いながら、頭の中で計算したら47だった。あら。
ま、でも歳なんて45超えりゃ、なんでも一緒なんだよ。とにかく45超えたら痩せない。でも早めに走り始めてよかった。50こえたら、たぶんもう膝のことが心配で走れないと思う。おかげ様で派手に2度ほど転んだ以外は、今のところ無事に事故もなく走れている。(でも先日オスロで転んで打ったあばら骨はまだ少し痛い。だいぶ収まってきたけど)
なんでも有言実行の性格、人に話して自分の退路を断てば、かならず実行できる性格なのは自分で分っているので、Twitterに走る様子を記録をかねてつぶやいていたら、見事に定着してしまった。今ではほとんど何かないかぎり毎日5km走っている。つまり月100km以上走っている。しかし体重は落ちない。
もっとも必死で落とそうと思えば落ちることはこの間、実証したぞ。先日の出張前はポールに会う時は40kg台でいたいと、必死で直前ダイエット(朝走るのに加え夜プール、夕飯抜き)という生活を5日ほど続けたら、52kgから、なんとか49.9kgになり、機内食は完食したものの、たぶんポールに会った瞬間は40kg台だったと思う(笑)。
でも出張中もほぼ毎日走ったのにもかかわらず朝食はドカ食いし(ほんとに向こうの朝食はうまい)、うまく予定が流れれば昼を遅めにたべて夜は食べないくらいんで頑張っていたのに、やっぱり痩せず、帰国したら体重は51kgにしっかり戻っていた。
海外で走るの、楽しかったな。毎晩、寝る前に明日はどうやって走ろう…とGoogleマップを観ながら検討する。なんとなく検討をつけて5kmくらいの距離になるようにルートを考える。湖,森、公園…ホントに楽しかった。今回の出張で一番楽しかったのは、もしかしたら知らない土地を走ることだったかもしれない。しかし相当な田舎町が多かったので、早朝地元の人とすれ違うと謎の東洋人がウチの近所を走っている、とビックリされたが。
でもちょっと気をつけてみれば、今までの自分は出張はご飯,ご飯の連続だったな。出発前も家で必ずご飯を食べてから出かけ、ターミナル1でいつも行く京辰で寿司をたらふくつまみ、出された機内食はすべて完食し、経由地のロンドンカフランクフルトで一食、到着してさらに一食食べていた。が、今回帰国便の機内食メニューにご丁寧にかかれた情報によると、機内食は、あんなにチンマリしているのになんと1つ900kcalもする。しかも機内ではまったく運動もせず寝ているわけだから、これはホントに身体に悪い。サラームさんみたいに機内食食べません宣言したいところだけど、あぁいうチマチマと少しずついろんなものが入っているのって、わたし大好きなんだよね〜。
そうそう、本当に痩せたいなら毎日5kmとか走るより、まとめて15kgとか走り1日休んだりした方が効果的だというのはあちこちに書かれている。そして「毎日5km、痩せない」と書いてググると私がやっているすべてがそこに書かれている(笑)。走っていることで満足し、なんとなく普段している動きがトロくなる。走っているからとお昼寝もしてしまう。アスリート飯をがっつり食べてしまう、などなど… でもまぁ、極端にたくさん走って筋肉痛になって休むより、この毎日ちまちま走るのが気持ちいいんだよね。朝走るとそれだけで終日、調子が違うような気がするんだ。
そういや走りはじめてから筋肉痛ってのもなったことがない。これが痩せないことと直結しているような気もしている。
そして走るようになったら、短パンが平気になった。今までは腕が太いから、足が太くて曲がっているから、しっかり隠すというのがおばちゃんとして、社会に失礼のないように当然の習慣だったのだが、今や走るときはそんなことに構っておられず、タンクトップと短パンなので、それを引きずって普段から短パン生活になってしまった。そして気のせいか、また日に焼けたせいか、足がなんとなくまっすぐになってきたような気もしている。単に見慣れただけか? またこんな格好で走っているから、肩は真っ黒になり背中はタンクトップの形にばっちり日焼けし、ものすごいことになっている。足なんぞは靴下の跡がついて3段色になっている。かっこいいぞ、オレ!
まぁ、でもTHE MUSIC PLANTのチケットを購入してくれている皆さんのほとんどが、私が事務所を一人でやっていることはご存知だと思うので、私が不健康だったら目もあてられないよね。チケット買うなら健康な奴から買った方が安心でしょ? もちろん20年近くこの仕事してて、アーティストが来日中に具合が悪くなった事など一度もないし、自分の健康管理が出来て初めてプロだと思っているわけだけどさ。でも都知事や首相が走ることで健康アピールをするのは分るような気がするんだ。ってなわけで、健康第一。健康に生んでくれた親にも感謝だし、私はラッキーだけど、自分で努力しないとやっぱり健康は得られないようにも思うんだわ。
いろいろ思うに自分が一番得意なのはアーティストを紹介すること、うんぬんではなく、私というヘンな人間の、つまり自分自身のマネジメントだと思う。仕事のことは不満を言ってたらキリがないし、でもそれでも自分を納得させて次のステップに進まないといけない。人生は目指すゴールではなく、一瞬一瞬のクオリティ、そしてその積み重ねだ。一瞬一瞬が納得いくものであれば、最終的に思い返した時に、それなりにいい人生になるのではないか。終わりがいいか悪いかはあまり関係ない。もちろんいい時期が続けば嬉しいけど。
それにしても走ることがこんなに自分に向いているとは思わなかった。大学時代の友達に話すとびっくりされる。まさかこの私が、ね(笑) スポーツなんて一番しないものの1つだったのに。荒川土手に感謝だし、私に影響をあたえてくれた自分の周りのスポーティな人びと(山口洋、畔柳ユキさんなど)に感謝だ。特に洋の「日本の学校教育はホントのスポーツの楽しさを教えていない」みたいなメールは相当効いた。思えば私の学校時代、体育の先生にはずっと恵まれなかった。今、思えば最悪だった。頭悪そーな歴代体育教師の連中め。すっかり私をスポーツ嫌いにしてくれたわ。オレったら、こんなにスポーティだったってのに!
まぁ、そんな私もいつかは倒れるのかな。でもいつか倒れるときがあっても納得できればいいんじゃないかな。自分はやることやってたんだし、健康に関しては努力してました、って。不幸やトラブル、問題ごとや心配ごとは、こっちが頼みもしないのに、勝手に向こうからやってくるわけだし。
11月に来日するダミアン・ムレーン。彼のCDを聞きながら走っている。これフィンランド産のワルツらしい。ギターはドナじゃないけど良い演奏なので、どうぞ〜。この哀愁度はフィンランドのタンゴ・フィーリングよね。