正論は人を幸せにしない

PS
いったん書いたブログだけど、「名前を出せ、宣伝になるから」と本人が言うので実名を入れて書き直しました(笑)

今朝は「結婚したい」と言う和田静香のTwitterについつい付き合ってしまった。結婚したい、というので、それならば目的に特化して努力しないとダメだ。Excite結婚にでも申し込んでみれば、と言ったのだけど、静香は「道で出会いたい、インターネットは信じないんだ」ってあいかわらず夢みたいなことを言っていた。

こちらは、なんとか静香の役にたってあげたいとも思うんだけど、そもそも50近くまで独身でいた私たちが結婚する確率は天文学的に少ない。それは統計が圧倒的な事実として示している。本当に結婚したいなら、相当頑張らないとダメだと思うし、具体的に動かないと。インターネットでせめて「あちらも結婚を前提としている」という出会い方なくして、どうして結婚できるというのだろうか。Excite結婚はマジで成功率高いと信頼できる筋から聞いている。おそらく本気で結婚したい人は申し込むといいと思うよ。

それにインターネットはあくまで道具であって、しょせんは人間だからさー。ネットだろうが現実社会だろうが、きっかけはどっちでもいいと思うけど。最終的に会わないで決めるならともかく。

…でも、そこまで言って気がついた。いけない、またまた正論を振りかざしてしまった。世の中正論だけじゃだめなんだよね。「正論を言う奴は、他人を幸せにできない」…これ、最近の自分の注意事項として5年くらい前に学んだんだ。文春に連載中の中村うさぎのエッセイに町山智浩さんの言葉として紹介されていて、いたく感動した私はそのページを壁に貼っているほどだ。

私はついつい何か相談されても「だったら、こうすりゃいいじゃん」ってな感じにプラクティカルに物事を考えてしまう。糖尿病が嫌なら走ればいいじゃん、痩せたきゃたべなきゃいいじゃん、体調悪いならお酒辞めればいいじゃん、フリーで食ってけないって言う前にブログぐらいちゃんと書けばいいのに…ってな感じ(笑)。が、しかし世の中の、ほとんどの人は、超単細胞の私なんぞよりうんと複雑でデリケートに出来ている。その事を私も学ばないといけないな、と最近は反省しているんだ。じゃないと私もいつまでたっても成長しない。

昨晩は昨晩で情熱大陸に出て来た「朋ちゃん」が危なっかしく見えて仕方なかった。私に言わせりゃ「こうすりゃいいのに」みたいなアイディアもいくつか浮かんだりするのだけど、うーん、難しいね。彼女は前より歌が上手くなった、と誰もが言うが、私には分からない。前にも書いたけど、こんなような音楽を100本ライブで見るまでは、上手いんだか、下手なんだか、いいんだか、悪いんだか、まったく判断できない。でもホントに「上手い」って、もっと自分を解き放してくれるもんだと思う。それについては、また今度書く。

SQUEEZEのアルバム「PLAY」はすごく好きな作品。でもレーベルが他のアルバムと違うからなんか一連のラインアップから無視されがち。グレンが自分自身をたくさんつぎこんで作った大傑作なのに残念だよね。こんなビデオクリップも、最近はじめて知ったよ。そういやそろそろ来年の日程を調整しないといけない… 各所にメールしないと。ふぅー。




PS
とか書いていたら,友達からこんな反応をもらい嬉しく思う。そう! 私も実は周りに嫌われてもいいから世界を変えたいと思っているんです。そしていっつまでたっても子供です(笑)