「メキシカン・スーツケース〜ロバート・キャパとスペイン内戦の真実」見ました…などなど

今日は朝、絶対に走れる!と思い立って10kmに挑戦したら走れてしまった。まぁ、前日そして前々日とも7km走っていたから、行こうと思えば行けるとは確信していた。でも走り終ったあとはしばらく水風呂から出られなかったし(今度走る時は走る前に水風呂用意してから行こうと思った)、まさに疲労MAXで午前中はぐったり状態でまるで使い物にならず。ご飯をよろよろと食べて2時間ほどお昼寝までしてしまった。これではなんのために走っているのか分らない。今日は何も仕事のアポがないから出来たけど…トホホ。500kcal消化するってこういう事なのね。これ毎日やったら、確かに痩せるかも…でも明日からは5kmかせいぜい7kmにしようと思ったのでした。今は7kmがちょうどいいかも。

午後からはこれじゃいかんとふるいたち、それでも仕事を始めた。いや〜それにしても企画書とか、企画書とか、企画書とかが…忙しい。3月に某バンドと某バンドのジョイント公演まで決まってしまい、果たしてうまく行くのか…会場が押さえられない。なんで東京の小屋ってこんなに混んでるの! 特に週末。週末は来年前半もうどこも取れないと思った方がいい。この公演、週末にやれなかったら、動員30%減だろうなぁ…ぁぁ。とりあえず頑張るしかないのだけど。

そういや東京ドームでの「アイーダ」の公演が中止になったことが話題だ。ここに書いてある「開催までの準備が予定の日程までに整わない」ってすごい理由だよね… なんちゃら実行委員会ってのはホント怪しいよなぁ。代理店とかが主導したんだろうか。名義主催は新聞社のようだけど。こういうのって個人が責任を問われることがまずない。企業や新聞の事業部っていったい誰? 朝日新聞には「チケット低迷」とはっきり書かれていたし韓国系の企業がやっていた、という話だけど…。ウチなんかチケット低迷程度でキャンセルしてたら、いつまでたっても公演が実行できないよ(笑)。おかげ様で20年近くこの仕事してて、今までに公演キャンセルは1つもなし。1コ火山灰で延期になった公演はあるけどね… 加えてこんなにすごそうな公演なのにチケット売れなかったのか、と日本の文化度の低さも考えてしまう。こんなに人口が多い日本なのにアイーダ見に行く人がいないのだろうか。もっとも私もチケット買ってたわけじゃないけどね。

ま、こういう大規模公演ともなると、赤字覚悟で決行して大赤字になるのと、キャンセルして大赤字になるのとでは、キャンセルの方が痛みが少ない、ということなのだろう…主催者の顔が見えない分、ウチなら音楽愛(もしくは見栄かプライドか? はたまたやせ我慢か?)でカバーできる部分がない、ということなのだろう。それにしても楽しみにしていた人たちはがっかりだろうな。

さて昨日、こんな映画を観た。ロバート・キャパ他戦場スペイン内戦を捕らえた写真家のフィルムがメキシコで見つかったというドキュメンタリー。ものすごい期待してみたのだけど、キャパのフィルムうんぬん、そして起こった物語はともかくとしてドキュメンタリーとしてのパンチに欠けた。アイルランド系移民のドキュメンタリー映画「メン・アット・ランチ」と似たような印象。もう少しコンパクトにシャープに、あまり思い入れとかそういう事ではなく事実関係のすごさを伝えるような感じだったら良かったように思う。



同じキャパの話でいったら、NHKのドキュメンタリーの方が俄然面白かった。あの有名な崩れ落ちる兵士の写真にまつわるドキュメンタリー。本も出ているのでぜひチェックしてみて! NHKのオンデマンドで見れるならそこにリンクと思ったのだけど見つからなかったので、これってイリーガルなんだろうけど、誰かがアップしたYou Tubeの映像をはりつけておきます。ドキュメンタリーのかなめの部分はこの13分ほどの映像で分ります。