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昨日はシェイマス・ヒーニー(アイルランドの詩人/ノーベル文学賞受賞者)が亡くなって、私のFBのタイムラインは追悼の嵐。74歳か… まだまだこれからだったよね。北アイルランド出身で、ポール・ブレイディも通ったカソリックのおぼっちゃま校セント・コロンブス出身。その後、ダブリン在住となった。ご冥福をお祈りいたします。

曲はリアム・オフリンのシェイマスと同名の詩からもらったタイトルがついたアルバムから1曲目の曲。たしかシェイマスはこのアルバムにライナーノーツも書いていたと思う。

リアムはシェイマスとTHE POET AND THE PIPERというアルバムも出している。あれ、まだウチに在庫が少しあったと思ったな…ホント、CD在庫整理しなくちゃ、と思う。



ここのところ、ずっとホームページの工事とかで追われていたんだけど、今日から少しずつアップしていく。なかなかこういう作業は大変なのだが、たまにやると楽しい。しかし最近ホントにいろんな事の記憶がない事にびっくりするが、HP制作ソフトについても、マジでまったく使い方を忘れているのにビックリ。もちろんすぐ思い出すわけだけど、それは私が頭が良いのではなく、ソフトの方がバカでも出来るように作られている証拠なのだ。で、イチからまた勉強しながら、頑張って作っております。ちょこちょこのぞいてみてね。トップページなど、だいぶすっきりしたと思う。ぜひご意見をお知らせください。また事故ってるリンクなどあったら教えてください。一人でやっていると、何かとチェック機能が働かないので、困るんだ…

しかしお客さんに情報を送るというのは、どういう方法が効果的なのかホントに考えてしまう。毎回毎回試行錯誤だ。まったく受け身のお客さんもいるが、そういうお客さんを取り込んでいかねばと思いつつも、その分、業務を増やすとなると通常業務がたちいかなくなる。だからバランス感覚は常に必要だ。でもツアーが終わったあとに「必ず」「来てたの、知りませんでした」的なツイートを発見したり、言われたりするとホントがっくしくる。こんなに頑張っているのに、と思う。

実は先日、こんなブログが話題になった。実は申込のハードルをあげることで、お客さんをすでにセグメントしている、という話。このいずみ鉄道の社長ブログ、すごく興味深い。まぁ、ここまで団塊の世代を嫌わなくてもいいだろうと思うが、なんか分かる! よく言ってくれた!と思ったりした。つまりウチにおいては私のやり方についてきてくれているお客さんは、私ともウマがあうのだ。これがウマがあわないお客さんが来てしまうとホントに大変なのだわ。たくさんの人に聞いてもらわなくちゃと思う反面、それによって自分がつぶれたら、ホントに意味ないだろ、って常にある。

実は某アーティスト来日時にウチの公演のことが某新聞にのった。それはとても有り難かったのだが、新聞をみたお客さん(いや、チケット買ってないんだからお客ではない)が私の携帯に電話をかけてきた。ウチの事務所電話の留守電に「今、担当はツアー中なので、こっちに電話をください」と入れておいたからだ。それ自体にはまったく問題ないのだが、電話を受けた時、ちょうどツアーの大変なタイミングだった。東京駅で新幹線を降りて、アーティストを車にのせてホテルに行く、そのために専用車両に荷物を積んでいる…みたいな状況だった。今,東京駅の八重洲口は専用車両が非常に止めにくく、ボーっとしてると後ろからブーブーやられてしまう。なので私は「すみません,今、ばたばたしているので5分後くらいにこちらからかけなおします」だか「かけてください」だか言ったのだけど、なんとその相手は「いや、ダメです」とのたまわったのだ! 驚愕。

あきらかにそれは団塊のおじさんっぽい声だった。正直こういうお客さんが来てしまうと、ウチではとても対応できない。この問い合わせに対しては私もさすがに「すみませんが、今、とてもではないけど受けていれないので、失礼させていただきます」といってブチ切ったが、まぁ、世の中にはいろんな人がいるもんだよ、と思ったわい…

ま、それは極端な例なのだけど、インターネットをつかってなんとか経費をかけずお客さんとつながる方法を模索する。メールマガジンを出す、ということも考えているのだが、実際あまり発行できてないし(年に2回くらいか)結局のところスパムフィルターにひっかかったりなんだりであんまり効果がない。このブログをメールで受け取ることもできるが、下手すると毎日書いているブログなので、こんなのが毎日届いたらうっとおしくてしょうがないだろう、と思う。そもそも果たしてこのブログを見ている人がウチのチケットを買ってくれている人かというと、これもとても疑問だったりするのだ。

実際このブログはアクセス数を調べると驚くほど多くの人に読まれていて、ちょっとびっくりしているのだが、私が意外に多いのではないかと思っているのは、自分のリアル友や、リアル知り合いだ。そしてチケットなど絶対に買いやしないであろう業界内ウォッチャーみたいな人も多いと思う。スモールビジネスに興味がある人も多いだろうし、特に映画や本のレビューがウチのアーティストに関する情報の投稿よりもアクセスが多いところを見るといろいろ考えさせられる。もっと大きいのはTV番組のサマリーだ。これは検索してたまたまたどりついた人だと思われるが、TV番組を見てブログにまとめるとアクセスがあがる。実際、ウチのブログのエントリーで一番人気はこれで、ケタが普段とまるで違う。

私としては、ウチのお客さんには、TwitterとかFacebookとかで、ユル〜く眺めてくれるくらいがいいんじゃないかと思う。そのくらいがなんとなく健全だ。あとはこちらがいかに面白いものを発信しつづけて「あそこの公演は面白い」と思ってもらえるか、だ。

そして結局のところブログも、SNSも、すべて私が自分らしく素のまま運営し、そこからついてくる人が来てくれれば、それが一番健全なのだ、という結論にいたったりするわけだ。何かとりつくろったり、頭のいい事やってみても、本当の自分じゃないかぎり、そもそも続いていかない。

それにしてもインターネットが出来て便利な時代になった。それに数日前の2chの情報流失、そしてクラウドワークスの一件でも、ネット上でのモラルについて一歩進んだ感があるし、これからもっと良くなることを願ってやまない。

そして、また私も勘違いしてはいけないのは、Twitter等で、親しくメンション投げてくる人たちがチケットを買ってくれているではない、ということ。一番大事なチケットを買ってくれるリアルなお客さんはいつも黙っている。それを私もしっかり認識していなければいけない。そしてこの小さなTHE MUSIC PLANT村をきちんと運営していかなければならない。

そんんわけで、ホームページをきちんとする、というのは基本中の基本なんだわな。がんばらなくっちゃ。

ガーベラって、切り花買ってきても切り口から痛んできちゃってあんまりもたないし、鉢植えでも、しょっちゅう水やらないとすぐ花のついた長い茎がクタンとしちゃうし、なんかウチ向きじゃないんだよなー。

ウチのベランダでは水やりは真夏でも週に1回が基本。すごく厳しく育てるのが私流なんだけど。うーむ。