フレアークとアイオナ、いよいよ来週ってことで、まぁドッキドキですよ。2バンド、実は初対面。だから成田空港で…正確には経由地の某所で「はじめまして」って事になる。面白いよね。2組とも、仲良くするんだよ(笑)。
この2組を同時に呼ぶというツアーのアイディアは、実はある日突然浮かんだ。
当初フレアークを昨年の秋、呼ぶべく、いろいろ日程を調整していたのに、それが流れちゃったのだ。なのでなるべく早いうちにツアーを組み直さねば、とずっとひっかかっていた。もっとも普通にやったらまた大赤字だ。なので、何かアイディアを考えたかった。
そんな時、ちょうどアイオナがライヴアルバムが出るんだ、と言って連絡してきた。うーん、でもアイオナ単体じゃ難しいだろ。アイオナは10年以上前に一度呼んで、そのあとデイヴとトロイのデュオでも呼んだが、その時についてきた某レーベルのマネージャーが最低最悪の男で、もうあいつがついてくるならお前たちと仕事はせん!と私がキレたのだった。だからウチにしては非常に短命で終わったアーティスト(笑)。そのあとはユニオンさんがCDを出していたけど、まぁ当然のことながら招聘までにはいたらなかった。こんな無謀な来日が組めるのは良くも悪くも私くらいしかいないからな。
そこにエリックから「バンドが結成40周年でドキュメンタリー収録したいから(ちなみにこれにはエリックらしいオチもある)日本に2014年の前半に来日したい」メッセージ。もうすでに9ケ月切っていて、時間はなかったが、うーん、仕方ない、なんとかならないかな…と考えていたら、夜、寝る直前に布団にはいってから、2組同時に呼ぶという、このアイディアが浮かんだのだった。そんな風に急に決めたので、週末の日程が押さえられなかった…大丈夫かしら。
で、悩んで悩んで、考えて考えて、こんな企画になったのだった。チケット高額になっちゃってごめんなさい。でも直接文句言ってくるお客さんいなかったね。本当にありがとう。その後、エリックにTVクルーの来るんだったら、人数を知らせろ、と言ったところ「あぁ、あの件は流れた」とかサラっと返事されたので、私がキーーーーッとなったことは他でもない。今回週末じゃなかったら、コンサートに来るのを諦めた皆さん、私じゃなくてエリックに怒ってください(笑)
で、まぁアイディアが浮かんだはいいけど、果たして両バンド、他のバンドと同じステージになることをオッケーしてくれるだろうか。アイオナのデイヴは、フレアークの事はさすがに知っていたらしく「すごい、すごい」と興奮していた。
一方のエリックはというと、もう最近のバンドなんて聞かないんでしょう(笑)でもアイオナのクリップを見たり音源を聞いたりして「オレたちとまったく違うのがいいな」と言っていた。
そんなわけで決まった2組だが、当初は何かこのイベントにタイトルをつけようと、必死で考えた。フレアークはラジカル・トラッドで、アイオナはケルティック・ロックだと思うんだが、それを組あわせた時の良いキャッチフレーズがない。場合によっては両方ケルティック・ロックと言ってもいいかもしれない。フレアークは実はオランダのバンドで自作曲ばかり演奏しているが、トラッドをやるときはアイリッシュがレパートリーだからだ。
人に相談してもいい答えがかえってこないし、とにかく考えても考えても思い浮かばないので、もう、そのままでいいや、って事になって、タイトルは付けなかった。ほんとはタイトルを付けると主催者の意図が分かりやすくなるんだけどね。
でもそういうキャッチフレーズ的なテーマはなくても、実はこっそりと考える裏テーマがある。一応私もプロデューサーの端くれとして、そういうことにはちゃんと思考を巡らしているのだ。
実は日本ではあまりよく知られていない事なのだが、アイオナってすごく真面目なクリスチャンバンドなのだ。歌詞の意味が分からないときっと分からないよね。でもアイオナの歌の歌詞はそういう信仰的な内容を歌ったものばかりだ。そういう真面目なアイオナと、一方で実は背徳的なことが大好きなフレアーク。テーマはいつも女、酒、そして人間の直接的な本能だ。そして学校のセンセや社会的に偉い人たちに隠れて悪いことする、みたいなのが大好きなのだよ。それがフレアークのテーマ。だから言ってみれば、このコンサートは、ヨーロッパの裏/表みたいなのが隠れテーマであることをここを読んでいる皆さんにあかしておこう。ふふふふふ…
これいいよなぁ! ホント。デイヴのこういうギターいいよね。デイヴ本人はどちらかというとギターよりも自分はキーボディストと思っているみたいだけどね。
しかしデイヴのステージ衣装は、いつも私の部屋着の「はんてん」といい勝負だな。こういう線の細い男性って何を着たら似合うんだろ。デュランデュランみたいな格好がいいのかしら? スケートのあの子もそうだったけど。あーホントにコンサートが楽しみ!!!
チケットは現在取置き/当日精算で受け付けております。最新情報、お申し込みはこちらに情報をまとめてあります。
PS
…とか、馬鹿なことを書いていたら、友達にそれはランニングをがーっとして、走り終わったところで焼肉と生ジョッキがーっって感じか、と言われた。確かに。ストイックに頑張り、終わったところで悪いことする、みたいな。ふふふ。
この2組を同時に呼ぶというツアーのアイディアは、実はある日突然浮かんだ。
当初フレアークを昨年の秋、呼ぶべく、いろいろ日程を調整していたのに、それが流れちゃったのだ。なのでなるべく早いうちにツアーを組み直さねば、とずっとひっかかっていた。もっとも普通にやったらまた大赤字だ。なので、何かアイディアを考えたかった。
そんな時、ちょうどアイオナがライヴアルバムが出るんだ、と言って連絡してきた。うーん、でもアイオナ単体じゃ難しいだろ。アイオナは10年以上前に一度呼んで、そのあとデイヴとトロイのデュオでも呼んだが、その時についてきた某レーベルのマネージャーが最低最悪の男で、もうあいつがついてくるならお前たちと仕事はせん!と私がキレたのだった。だからウチにしては非常に短命で終わったアーティスト(笑)。そのあとはユニオンさんがCDを出していたけど、まぁ当然のことながら招聘までにはいたらなかった。こんな無謀な来日が組めるのは良くも悪くも私くらいしかいないからな。
そこにエリックから「バンドが結成40周年でドキュメンタリー収録したいから(ちなみにこれにはエリックらしいオチもある)日本に2014年の前半に来日したい」メッセージ。もうすでに9ケ月切っていて、時間はなかったが、うーん、仕方ない、なんとかならないかな…と考えていたら、夜、寝る直前に布団にはいってから、2組同時に呼ぶという、このアイディアが浮かんだのだった。そんな風に急に決めたので、週末の日程が押さえられなかった…大丈夫かしら。
で、悩んで悩んで、考えて考えて、こんな企画になったのだった。チケット高額になっちゃってごめんなさい。でも直接文句言ってくるお客さんいなかったね。本当にありがとう。その後、エリックにTVクルーの来るんだったら、人数を知らせろ、と言ったところ「あぁ、あの件は流れた」とかサラっと返事されたので、私がキーーーーッとなったことは他でもない。今回週末じゃなかったら、コンサートに来るのを諦めた皆さん、私じゃなくてエリックに怒ってください(笑)
で、まぁアイディアが浮かんだはいいけど、果たして両バンド、他のバンドと同じステージになることをオッケーしてくれるだろうか。アイオナのデイヴは、フレアークの事はさすがに知っていたらしく「すごい、すごい」と興奮していた。
一方のエリックはというと、もう最近のバンドなんて聞かないんでしょう(笑)でもアイオナのクリップを見たり音源を聞いたりして「オレたちとまったく違うのがいいな」と言っていた。
そんなわけで決まった2組だが、当初は何かこのイベントにタイトルをつけようと、必死で考えた。フレアークはラジカル・トラッドで、アイオナはケルティック・ロックだと思うんだが、それを組あわせた時の良いキャッチフレーズがない。場合によっては両方ケルティック・ロックと言ってもいいかもしれない。フレアークは実はオランダのバンドで自作曲ばかり演奏しているが、トラッドをやるときはアイリッシュがレパートリーだからだ。
人に相談してもいい答えがかえってこないし、とにかく考えても考えても思い浮かばないので、もう、そのままでいいや、って事になって、タイトルは付けなかった。ほんとはタイトルを付けると主催者の意図が分かりやすくなるんだけどね。
でもそういうキャッチフレーズ的なテーマはなくても、実はこっそりと考える裏テーマがある。一応私もプロデューサーの端くれとして、そういうことにはちゃんと思考を巡らしているのだ。
実は日本ではあまりよく知られていない事なのだが、アイオナってすごく真面目なクリスチャンバンドなのだ。歌詞の意味が分からないときっと分からないよね。でもアイオナの歌の歌詞はそういう信仰的な内容を歌ったものばかりだ。そういう真面目なアイオナと、一方で実は背徳的なことが大好きなフレアーク。テーマはいつも女、酒、そして人間の直接的な本能だ。そして学校のセンセや社会的に偉い人たちに隠れて悪いことする、みたいなのが大好きなのだよ。それがフレアークのテーマ。だから言ってみれば、このコンサートは、ヨーロッパの裏/表みたいなのが隠れテーマであることをここを読んでいる皆さんにあかしておこう。ふふふふふ…
これいいよなぁ! ホント。デイヴのこういうギターいいよね。デイヴ本人はどちらかというとギターよりも自分はキーボディストと思っているみたいだけどね。
しかしデイヴのステージ衣装は、いつも私の部屋着の「はんてん」といい勝負だな。こういう線の細い男性って何を着たら似合うんだろ。デュランデュランみたいな格好がいいのかしら? スケートのあの子もそうだったけど。あーホントにコンサートが楽しみ!!!
チケットは現在取置き/当日精算で受け付けております。最新情報、お申し込みはこちらに情報をまとめてあります。
PS
…とか、馬鹿なことを書いていたら、友達にそれはランニングをがーっとして、走り終わったところで焼肉と生ジョッキがーっって感じか、と言われた。確かに。ストイックに頑張り、終わったところで悪いことする、みたいな。ふふふ。