bar clear all


2014年3月12日水曜日

一応、総括しておこ…フレアーク&アイオナ、ご来場ありがとうございました

田辺さんの尺八の楽譜…すごいね
昨日3.11で、こんなのを投稿したが、思うに、常に行動していれば無力感に捕われることなどない… というか捕われている暇などないだろうと思うんだよな。

復興が進まないとかいってマスコミはあおる、あおる。それによって、みんな無力感を感じる。そんなのの繰り返しだ。ここのところ、ずっとそんな感じだ。

でもそれはマスコミによる洗脳だ。私に言わせりゃ無力感を感じてる人は自分の価値に気づいてない。健康で動けるなら出来ることは山のようにあると思う。震災はそれを気づかせてくれたよ。生きているんだったら動くべきだと私は思う。

…あ、また「べきだ」とか言っちゃった。言わないように気をつけているのに(笑) でも動いてみて失敗しても、それはそれで原因がクリアになるわけだし… 動いてみれば分かるけど「しょうがない」ことは世の中にたくさんあって、そういう事は「しょうがない」って事にして、とっとと次に行けば良いんだよ。立ち止まる時間を自分に与えてマスコミの言うこと聞いてるからウダウダ悩むんだ。

さてフレアークとアイオナ終わって、オフィスに戻って来た。オフィス仕事も山積だ。とにかく疲れた。なんでこんなに楽器が多いんだろ。手間がかかるんだろ。普段ヴェーセンとか、ヴェーセンとか、ヴェーセンとか、北欧バンドとか、たった二人のデュオとか、ハーモニカバンドとかに甘やかされた身にはこたえる。機材と演出過多なステージ。しかも2バンド。ほんと参った!

まぁ、でもとにかく終わった。終わらない公演はないから、それだけはこの仕事のいいところだ。終わった。そしてアーティストは無事帰った。誰も怪我も病気もなく元気に喜んで帰っていった。それ以上の何を望むだろう。

しかしこの仕事は生半可な覚悟では出来ないね… それを改めて思った。正直、こんなに大変なツアーは、もうコリゴリと思った。両バンドとも私が呼ばないと誰もまったく手をつけなかったのが良く分る(笑)。私も当分は勘弁したい。

でもステージでは2バンドとも、自分の実力の100%出せてたね。それが良かった。そして、アーティストのやる気というか、やりたい気持ちといったら、すごかったわ… ちょっとヒステリックなほどだった。ミュージシャンはとにかく自分の音楽を、お客さんに聞いてもらいたいのだ。それに尽きると思った。ミュージシャンは……とにかく演奏したいんだねぇ… そんな当たり前のことをシミジミと感じた。

実は先月のハワイ音楽ツアーの時、久々にプランクトンのK子社長と飲む時間があり、そのときツアー苦労話自慢で盛り上がった。ツアーの苦労をグチを分ってもらえるのも同業者だからこそなんだけど、グチってもK子さんの経験値の方が高いんで、だいたい負けてしまう(笑)。で、その時にK子さんが言った言葉。「アーティストにやる気があれば、どんな困難があってもやれちゃうのよね」だからこのツアー中、ずっとそのK子さんの言葉を思い出していた。そう、奴らはやる気満々だった。だから、まぁ出来てしまった。おかげでこっちは大変だったけど(笑)

正直O-Westでは本当に音が出るんだろうか… 不安要素は山のようにあった。現場がはじまってみれば割と大丈夫だったけど、いろんな意味で無理があった。実際会場のブッキングマネージャーも言ってから、ここでバラしてしまうが、もう時代が違うんだよね。私がはじめてライブを作ったのは20年近く前のON AIR WESTで、それはKENSOのライブだった。あの時からスタッフも何代も変わったし、今はいい音楽だからライブハウスも協力すべきだ、みたいな時代じゃない。もうそういう時代じゃない。

音楽業界はホントに厳しい。団塊のオヤジどもは退職金もらって、逃げ切って、最悪の音楽業界という負の遺産をウチらに押し付けて「イチ上がりっ!」していった。そして、もうすぐ退職するであろう現在上にいる連中は音楽分かっている人は誰もおらず、とにかくお金のことしか考えていない。まったくひどいと思うが、そうやって何もかも人のせいにして文句言ってたらオレたち、今の現場を牛耳る世代の存在価値ってあるんだろうか、って思うわけよ。オレたちがオレたちより下の若い奴に音楽の良さを教えてやらなくてどうする?と、そう思ったね。だから、今回の出来の良さには正直嬉しかった。どうよ、これだけのライブを見せてやれば、バカでも分かるだろうよ…って思ったね。こうやってライブを作ること。それを見せて行くこと。それしかこの困難の道を行く術はない。

それにしても今回は高額チケットを購入してくれたお客さんたちのおかげだった。お客さん、ホントにありがとう。あなたの1枚1枚のチケット購入がこうしてライブの実現を導いたのだ。本当にありがとう。この公演を実現してくれたのは私じゃない。お客さんたちですよ。プログレの世界とか言って、正直閉鎖的で、今回こんな企画たちあげちゃって、ちょっと自分でもうんざりしてたんだけど、いろいろ勇気をもらった。プログレとかいって鼻の上にしわ作るのは簡単だけどさ、どこかに消えた連中はともかく、今も残っている人たちはやっぱすごいわ。特に最初にディスクユニオンのYさんにお会いできたのも良かった。アイオナのCDリリースをしてくれて、なんかYさんにあって勇気をもらった。プログレ界にもこんな素晴らしい人がいるんだ、って。偏見もっちゃいけないね、って。そしていつもチケットを売ってくれるワールドディスクの中島店長とか、キチンと真面目に仕事している人は本当に頑張っている! そういう人たちに励まされて、とにかく頑張ろう、と私も思ったよ。お客さんもユニークで… まぁ隠れて海賊レコーディングしている人もいたらしく、いい歳した大人がなぁと呆れたが、加えてそれをチクってくるお客さんがいるというのも、この世界特有なんだろうかと思ったよ。

そして割引公演で、こんなにすごい音楽を聞いて帰った若者たち。音楽の素晴らしさをこれからも追求していってくれ。25歳以下の人があんなに公演に来てくれたのだと思うと本当に嬉しい。本当に勇気づけられたよ。しかし「若者には席はないんでしょうか」と言った彼! 電車ではお年寄りや中年にすすんで席をゆずりなさーい!! これからも耳の穴をかっぽじって良い音楽聞くんだぜ!(笑)

まぁ、そうやって若い奴には態度で見せていかないとダメだ。また話は戻るが、オレたちの世代がこんな文句言ってたらしょうがないだろ、と思う。昨日走りながら聞いていた震災特番のラジオでは石ノ森章太郎の漫画館の復活にともなうスタッフの方の話を放送していたが、あぁいう場所を復活することですら、いろいろ言ってくる外野は山といたらしい。あそこですら、そうなんだよ。

私たちより上の世代が仕事しない、仕事できないジジイの集団なら、ウチらは文句ばかり言っていて何も行動しないボヤき集団だ。若いやつはシビアにそう観てるよ。で、プライドばっかり高くてね、自分じゃないにも行動しないって思われてる。自分は悪くない、それだけを主張したがる。そういう世代だって思われてるよ。そういう人たちは自分が何かやりたいことをやる時に、周りが「はい、何何さん、どうぞ、敷地は準備できました。好きになんでもやってください。協力しますから」ってお膳だけてしてくれると思っているのだろうか。爆笑だよ。みんな行動している人たちを見てごらん。みんなは自分でイバラの道をわけいって、行動を起こしているんだよ。

いずれにしても公演が大成功で、ホントにハッピーだ。この達成感はうごいたものにしか分からんだろうし、動いて自分の人生を作っていくことでしか周りを説得できないってのは当然のことだ。これは動いた人なら分かることだろう。

…という気持ちで私は動くし、次のツアーに進むぜ! 自分の力のおよばないところにパワーを使うと疲れるから、私は自分に出来ることをする。マスコミに「大変です、政治は何をやってんでしょ」とか言われて、同情してるだけじゃダメだ。行動、それだけだ。でもみんながそれぞれ、それをやれば、もう少し世の中よくなるんでね?と思う。

では、もうブツクサ言ってないで消えます! 次の公演はこういうすげぇーバンドなのさ。オイラが見つけてきた(笑)ニコニコ動画より。大きく赤字で6月来日っっっ!ってコメントしてやった。