メアリー・ブラック物語 14

97年。デクラン・シノットがプロダクションを離れたので、メアリーはアメリカのLAで、なんとジョニ・ミッチェルのパトーナーとして知られるラリー・クラインとアルバムを制作する。これはかなりメアリーにとっても彼女の関係者全員にとっても大きなチャレンジだった。

でもラリーとのプロダクションは楽しかった、とメアリーは回想していた。特に歌い方について、どうしろとも言わなかったらしい。そう聞くと、確かにノビノビ歌っているような印象を受ける。

このプロモビデオ懐かしいなー。これ真似してメアリーと新宿のゴールデン街の路地で踊ったっけなー(爆) アルバムは日本では私が契約を取りまとめ、メルダックが発売した。これにともなって、もちろん来日ツアーもあった。娘のローシンがついてきて、ステージでA Woman's Heartをメアリーと一緒に歌ったっけ…



これ、時代だよね… プチセブンという雑誌から。懐かしい顔もちらほら… 

そうそう映画「コミットメンツ」懐かしい! とうとうバンドの来日(アンドリュー・ストロング)までには至らなかったよね。

















当時ミュージックマガジンに茂木健先生が書いてくれたシャインのレビュー。いい! 「声がまっすぐ聴き手に向かってくる。トラッド・シンガーとしてのブラックの歌を、初めて聴いた時の印象が蘇ってくるほど新鮮だ」

そう、これはホントに新鮮でパワフルなアルバムだ。

そしてこのアルバムのほぼ半分の楽曲を書いたこのウェールズ生まれのソングライターもアイルランドで大ヒットし、それがきっかけとなって世界的にヒットするのだ。(もっともデイヴィッドのヒットはメアリーの事だけじゃないと思うけどね…)





 婦人画報にグラビア掲載されました。外タレとしては珍しかったのでは? っていうかこのころの婦人画報はサイズも小さくってB5くらいだった。
 そうそう、この時、記事は湯川れい子先生が書いてくれたんだよねー。

お食事会でれい子先生が、ウニが苦手なメアリーのウニを食べてくれたのが、なんか思い出される…! なつかしー
上の写真はオープンしたばかりのアイリッシュ・パブ、新宿ダブリナーズさんにて。

今回の来日でもダブリナーズさんでは全店でメアリーのポスターを貼ってチラシを置いて応援してくださっています。本当に感謝。

下の写真は豊島園のプールに行った帰り道に池袋の公園で撮影したのだった。ローシン…当時からなんか撮影に慣れている…(笑)






メアリー・ブラック再来日決定。5月19、20日。コットンクラブにて。詳細はこちら。4月23日に私がライナーを書き選曲もしたメアリーのベスト盤が出ます。