映画「空中ランチ」を見て来ました


映画「空中ランチ」を見て来ました。これ、以前EU映画祭で「メン・アット・ランチ」というタイトルで紹介されていたもの。「空中ランチ」とは、いいタイトルだよね。やるなぁ!

そして「仕事さえあれば、何も怖くなんかなかった…」というキャッチとともに、この摩天楼の写真ですよ。インパクトある。


アメリカの発展の影にはこういうアイルランドからの移民の人たちがいた。このインパクトある写真のフォトグラファーは誰かは分かっていない。また彼らが誰なのかも。でも、二人の子孫だという人がゴールウェイの先に現れて、おじいちゃん二人してビルに来る。そこがとっても可愛い(笑)

実は私はEU映画祭でも見ていたので、すでに内容は分かっていたのだが、また二度目を観に行って良かったよ。実は1回目は音楽がマイケル・ゴールディだと知らないで見て、エンディングタイトルでびっくりしちゃったんだけど! そして「マイケル、バイトしたな」くらいに思ってたんだけど、マイケルだと思って聞くと、確かにちょっとかっこいい(笑)。そのヘンも注目です、ハイ。

また今回全上映後、トークというか解説が予定されているが、これがプランクトンの担当者による、すっごい充実の内容。私もいろいろ本読んで知ってるはずなんだけど…ダメだねぇ…ホント、大人になってから学んだ事は、すぐ忘れちゃうんだ…トホホ。思わずメモとりながら聞いた。っつーか、ホントにえらい、K松! っていうか、オレが頼まれてもこんなに話せないよ。偉いなぁ。なんか準備もばっちりでホント偉いと思った。…すまぬ、親戚のおばさん目線で。ちゃんと感想書いて応援しなくちゃと思うのだが。でもホント毎日努力して一所懸命働いてる奴は違うなぁと感心したのだった。これについては、また別の時にネタにしてやる(笑)

それはそうと、K松解説によるとアイリッシュの移民って、ホントに過酷な状況で命からがらエリス島に着いて、でも結局平均6年後くらいには死んじゃったりしてんだわ。ホント辛い。映画自体の方は割と移民について追求しきれてないので、そういうバックグラウンドを知るとホント勉強になる。というわけで、皆さん、映画とともにK松解説の方も必聴ですよ!

それに、まだ見てない人は絶対に見たほうがいい。来たるソーラスの公演もきっと特別なものになるだろうから。ソーラスのシェイマスのおじさんは、20代の若さで雇い主になぐられて殺されたんだよね… 移民、つらすぎる… 実際アイルランドでもファーミーとか、移民のひどさって直視できてない部分あるもんね。またそれについては書くけど…

何はともあれ見てね!! 1時間弱の短い作品です。



来週からはこんなスケジュール
4/21(月)19:30 5/2 (金)19:30 
5/9 (金)19:30 5/15(木)19:30  5/23(金)19:30
5/28(水)19:30 6/1(日)時間未定

詳しくはこちらへ。

そしてもちろんこっちもよろしくねー。


ソーラス来日公演の詳細はここ。特に素晴らしいライブ映像集は必見。ソーラスについては、また別途しっかり書きたいと思っているが、取り急ぎ。

移民を知るならこの本は必読!