メアリー・ブラックの次男、ダニーが率いるザ・コローナズついにメジャーデビュー。Island UKとサインしたことが発表されました。良かったね。さて、これで母ちゃん以上にビックになるのか?
実はちょうどメアリーの来日時に、この新しい契約が佳境だったんですよ。ダニーが両親に電話かけてきたところにたまたま私も居たんで、電話代わったりして…電話を通して聞くダニーの声は全然変わってなかった!
ちょうどその時、六本木でメアリーたちとさんざんビールを飲んでたんだけど、すっごい酔っぱらってダニーが賞を取った時の映像見よう!なんて私がいって、私のiPadで映像出してみんなで見て、私が「もう何度もリピートして見てる、もう100回くらい見た」とかメアリーに言ったらメアリーはダニーの「I really don't know what to say」の物まねをしてガハガハ笑っていた。ローシンにも「なんだ、再生数が多いと思ったら100回はヨーコがだったのね」なんて受けちゃって、みんなで笑った。そしたらダニーから電話がかかってきた。なんか笑えた。そんな幸せな時間を、時々思い出している。
ホント、最近じゃメアリーのことをアイルランドのニュースでググると「ダニーの母ちゃんのメアリー・ブラックはは“彼らはただの友達だ”と言った」とか出ちゃって、もうダニーったら、すっかりゴシップ誌に追われるロックスターになっちゃって、ホントすごい。メアリーいわく「その子とは単に友達の結婚式に行っただけなのに、騒がれちゃって、ちょっと可哀想なんだけど、でも本人はうまくそういうのともディールできてるみたいだから心配はしてない」って言ってた。そう。こういうマスコミとかパパラッチとか、外野の意地悪な視線とか、ちゃんとバランスを取れる人間じゃないと、こういう立場は辛いだけだ。うん、ダニー心配してないよ、私も。
メアリーはホントに幸せだった。いろんな意味で大変なこともあっただろうけど、彼女が私に見せてくれたのはホントに「幸せ」だった。本人もよく言っているけど、自分と同じくらい歌える歌手はたくさんいる。でもその人たちすべてが良い評価を得ているわけではない。だから自分はホントにラッキーだった、と。メアリーもメジャーからオファーをもらったりしてた時期がないわけではなかったけど、最終的に自分の権利を手放すことは一度もなく、そして無事に引退までの道を自分で作ることが出来た。これは素晴らしいことだと思う。私もそんな彼女に導かれて、なんとか納得の行く20代、30代、40代が過ごせた。
それにしてもアイランドかぁ! 日本ではユニヴァーサルだそうだが、コローナズ、日本でリリースされるんだろうか。まったく分かりません。が、そういうことを考えるに数年前にほぼ無理矢理来日が実現でき、ビクターさんで、あのファーストアルバムをリリースしてもらったことを懐かしく思い出すわけです。それにしても嬉しい。無名の初期から彼らの音楽を信じて応援してくれてた人は自慢に思ってくれていいと思います。私もすっごい自慢だよ! あのダニーがこんなに成功してんだもの。
大変なこともたくさんあると思う。でも本当にまずは良かった。これが彼らののぞんだ道であるならば、私は精一杯応援する。いろいろ内側は大変だろうけど、それはもうどこでも一緒。仲間がいて好きなことが出来れば、もうそれだけで最高に幸せだよね!
しかし昨日もユキさんと話をしていて、いわゆるメインストリームの音楽と、私たちワールド畑の違いをあれこれ感じていたところだった。私はいろんな意味で恵まれている。アーティストに裏切られたこともなければ、裏切ったこともない(…と少なくとも自分では思っている)。いろんな事に対して、ちゃんと自分では仁義も通してきたつもりだ。でもそうじゃないことが、実はロックやポップスの世界、そしてジャズやクラシックの世界まで、日常的にありすぎる。私は自分一人が食べられていければそれで良く、大きなオフィスやスタッフや、養わないといけない家族や、収入を確保しなくてはいけないジレンマに立ち向かう必要がまるでないから、こんな悠長なことが言っていられるかもしれない。でも人間として重要な何かを捨ててまで、何かを通す…そんなジレンマかかえなくてすむ、自分が幸せなレベルで物事をやっていけている、そういう世界が私は大好きだ。
コローナズが進むのは、そういうんじゃなくってもっと大きな海だ。彼らはこれからどうなっていくんだろう。でもダニーだったら、きっとどんなことでも乗り越えていけると思う。で、ダメだったら、また戻ってくればいいんだもの。全然難しいことじゃないよ。
先週だったかな、きゃりーぱみゅぱみゅちゃんの裏方のスタッフの方が「夏目と右腕」のTVに出ていたのを見た。これは「怒り新党」でもおなじみアナウンサーの夏目が、いろんな業界の裏方の方に話を聞く、というもの。そこで自分のスタッフについてコメントを求められ出て来たきゃりーちゃんが「私のスタッフは全然最初から変わってないんです、もう3年前から!」って誇らし気に言っていたのが、とても印象に残った。たった3年だけど彼女のワーキング年齢ならすごい割合だよね。普通偉くなったり売れたりすると、すでに名のあるスタッフに入れ替えて、どんどんステップアップしていく…という世界なのかと思ったら、そうじゃないみたい。で、そういう事を自慢気に語る彼女は偉いと思った。私なんて、やっと最近だもん、長くやってることがいいな、と思えるようになったの。それまではメジャーだの、大きな媒体だの、そういうのに乗っかることが重要だと思ってたんだもん。それもメアリーやダニーのおかげなんだけどさ。同じスタッフで一緒に成長できる。その、なんと素晴らしい事か。長く結婚している人ってこんな気持ちなのかな。ふふふ…
良かったね、ダニー。でも、これからだよ、これから! 私はずっと応援している。
あいかわらず大好きなこれを…自分の道に迷う皆さんへ。
これが今のところ唯一の日本盤。
実はちょうどメアリーの来日時に、この新しい契約が佳境だったんですよ。ダニーが両親に電話かけてきたところにたまたま私も居たんで、電話代わったりして…電話を通して聞くダニーの声は全然変わってなかった!
ちょうどその時、六本木でメアリーたちとさんざんビールを飲んでたんだけど、すっごい酔っぱらってダニーが賞を取った時の映像見よう!なんて私がいって、私のiPadで映像出してみんなで見て、私が「もう何度もリピートして見てる、もう100回くらい見た」とかメアリーに言ったらメアリーはダニーの「I really don't know what to say」の物まねをしてガハガハ笑っていた。ローシンにも「なんだ、再生数が多いと思ったら100回はヨーコがだったのね」なんて受けちゃって、みんなで笑った。そしたらダニーから電話がかかってきた。なんか笑えた。そんな幸せな時間を、時々思い出している。
ホント、最近じゃメアリーのことをアイルランドのニュースでググると「ダニーの母ちゃんのメアリー・ブラックはは“彼らはただの友達だ”と言った」とか出ちゃって、もうダニーったら、すっかりゴシップ誌に追われるロックスターになっちゃって、ホントすごい。メアリーいわく「その子とは単に友達の結婚式に行っただけなのに、騒がれちゃって、ちょっと可哀想なんだけど、でも本人はうまくそういうのともディールできてるみたいだから心配はしてない」って言ってた。そう。こういうマスコミとかパパラッチとか、外野の意地悪な視線とか、ちゃんとバランスを取れる人間じゃないと、こういう立場は辛いだけだ。うん、ダニー心配してないよ、私も。
メアリーはホントに幸せだった。いろんな意味で大変なこともあっただろうけど、彼女が私に見せてくれたのはホントに「幸せ」だった。本人もよく言っているけど、自分と同じくらい歌える歌手はたくさんいる。でもその人たちすべてが良い評価を得ているわけではない。だから自分はホントにラッキーだった、と。メアリーもメジャーからオファーをもらったりしてた時期がないわけではなかったけど、最終的に自分の権利を手放すことは一度もなく、そして無事に引退までの道を自分で作ることが出来た。これは素晴らしいことだと思う。私もそんな彼女に導かれて、なんとか納得の行く20代、30代、40代が過ごせた。
それにしてもアイランドかぁ! 日本ではユニヴァーサルだそうだが、コローナズ、日本でリリースされるんだろうか。まったく分かりません。が、そういうことを考えるに数年前にほぼ無理矢理来日が実現でき、ビクターさんで、あのファーストアルバムをリリースしてもらったことを懐かしく思い出すわけです。それにしても嬉しい。無名の初期から彼らの音楽を信じて応援してくれてた人は自慢に思ってくれていいと思います。私もすっごい自慢だよ! あのダニーがこんなに成功してんだもの。
大変なこともたくさんあると思う。でも本当にまずは良かった。これが彼らののぞんだ道であるならば、私は精一杯応援する。いろいろ内側は大変だろうけど、それはもうどこでも一緒。仲間がいて好きなことが出来れば、もうそれだけで最高に幸せだよね!
しかし昨日もユキさんと話をしていて、いわゆるメインストリームの音楽と、私たちワールド畑の違いをあれこれ感じていたところだった。私はいろんな意味で恵まれている。アーティストに裏切られたこともなければ、裏切ったこともない(…と少なくとも自分では思っている)。いろんな事に対して、ちゃんと自分では仁義も通してきたつもりだ。でもそうじゃないことが、実はロックやポップスの世界、そしてジャズやクラシックの世界まで、日常的にありすぎる。私は自分一人が食べられていければそれで良く、大きなオフィスやスタッフや、養わないといけない家族や、収入を確保しなくてはいけないジレンマに立ち向かう必要がまるでないから、こんな悠長なことが言っていられるかもしれない。でも人間として重要な何かを捨ててまで、何かを通す…そんなジレンマかかえなくてすむ、自分が幸せなレベルで物事をやっていけている、そういう世界が私は大好きだ。
コローナズが進むのは、そういうんじゃなくってもっと大きな海だ。彼らはこれからどうなっていくんだろう。でもダニーだったら、きっとどんなことでも乗り越えていけると思う。で、ダメだったら、また戻ってくればいいんだもの。全然難しいことじゃないよ。
先週だったかな、きゃりーぱみゅぱみゅちゃんの裏方のスタッフの方が「夏目と右腕」のTVに出ていたのを見た。これは「怒り新党」でもおなじみアナウンサーの夏目が、いろんな業界の裏方の方に話を聞く、というもの。そこで自分のスタッフについてコメントを求められ出て来たきゃりーちゃんが「私のスタッフは全然最初から変わってないんです、もう3年前から!」って誇らし気に言っていたのが、とても印象に残った。たった3年だけど彼女のワーキング年齢ならすごい割合だよね。普通偉くなったり売れたりすると、すでに名のあるスタッフに入れ替えて、どんどんステップアップしていく…という世界なのかと思ったら、そうじゃないみたい。で、そういう事を自慢気に語る彼女は偉いと思った。私なんて、やっと最近だもん、長くやってることがいいな、と思えるようになったの。それまではメジャーだの、大きな媒体だの、そういうのに乗っかることが重要だと思ってたんだもん。それもメアリーやダニーのおかげなんだけどさ。同じスタッフで一緒に成長できる。その、なんと素晴らしい事か。長く結婚している人ってこんな気持ちなのかな。ふふふ…
良かったね、ダニー。でも、これからだよ、これから! 私はずっと応援している。
あいかわらず大好きなこれを…自分の道に迷う皆さんへ。
これが今のところ唯一の日本盤。