ケンソー、約8年ぶり!! ついに7月23日、新譜が発売になります。このブログを最近読み始めた人は、あれ、野崎はヨーロッパの伝統音楽専門じゃないのかよ、と言われそうですが、チッ、チッ、チ…。私は実はあの日本を代表するプログレッシブ・ロックバンド、ケンソーの初代マネージャーだったのです。ケンソーの前に私が真剣にやってたのはメアリー・ブラックくらいですから、ケンソーが、ケンソーこそが私にインストルメンタルの面白さを教えてくれたバンドだと言えます。その他,このバンドに教わった事は、数えきれません。清水さん,ケンソーの皆さん,本当にありがとう。野崎の青春は不滅です!(笑)
最初に自分で主催したライブもケンソーですから、ケンソーが私をこの道に引っ張ってくれたと言って過言ではございません。何度か書いてますが、最初清水さんに頼まれてライブを制作したとき、私はライブハウスのブッキングの仕方一つ知りませんでした。ホント懐かしいなぁ。でも、あの頃は好きな音楽のためなら「そんな事、私には出来まっしぇーん」とか可愛い子ぶってなんかいられなかった。ほんと必死でした。夢の丘バンド… 今でもしみじみとあの頃を思い出します。ん? ダメだ。最近、ブログに過去の栄光話が多いですよね? 私? 反省,反省…
しかしケンソーほど、いわゆる音楽媒体から過小評価されてるプログレバンドは少ないと思う。なんでだろ。でも間違いなく動員力では一番のバンドだと思うんですよね。CDの売り上げだってきっと一番だと思います。ま、だからいいんですけどね、過小評価でも、別に(笑)。だいたい日本のプログレバンドでCLUB CITTA単独で出来るバンドいます? いわゆるプレイヤータイプの人が聞く音楽だからダメなのかな? 私にはまったく理解できない。あとマニアックな臭みとか、プログレに必要な妙な美意識みたいなのが存在しないのがいけないんでしょうか。まったくまったくまったくもって理解できません。私に言わせればケンソーほどかっこいいバンドって、日本にはいない。楽曲の素晴らしさ、ロックバンドとしてのパワー。ケンソーの右にケンソーなし。本当に最高のバンドですよ、最高のバンド!!
そのケンソーはなんと新譜が久々にリリースされるんです。すごいでしょ。今、試聴用の音源を聞いていますが、ケンソーの中期のなんか爽やかな感じのメロディが多いかも。1曲目とか、私は相当好きですね。すごい好きなケンソーの曲です、これは。あと光田健ちゃんの楽曲が一番大人っぽいかな…。そして小口ワールドも来てますよ〜 全国ン万人の小口ファンの皆さん! 期待しててください。小口さんの曲はすぐ分かります。これは…また…ドラマー泣かせだったでしょうね。私なんぞは拍子が数えられないので、ケンソーの曲はすべてメロディで覚えて一緒に歌うしかないわけなんですが、小森さんは数えているんでしょうか。本当におつかれ様でした(爆)
ちなみにTrack 5には私が清水さんに貸したフィンランドの5弦カンテレも収録されています。北欧ファンは、お楽しみに! が、Track5でかっこいいのは、お、小口さん?と言ってしまいそうになるリズムの分からなさと(ちなみにこれは清水さん楽曲です)、おそらく健ちゃんのものと思われる途中のピアノソロです。かっこえー!! しかしこんなに複雑な曲なのにロックの爆発力を失わないケンソーはやっぱり素晴らしいですね。楽器が上手くないと出来ないことだとは思いますが、もちろんスピリッツ面もいかしていることが重要なのです。ホントすごい。
Track6も相当好きですね。なんかフレアーク的なものも感じます…! 感動! ちょっとした小品的なTrack 7にはアイオナのデイヴ的なものも…?!
さて今回のこの新作。なんとヴォーカルが収録されています。これにはきっとみんなビックリだと思う。Track 8のA Song of Hope。清水さん初のヴォーカル楽曲に期待しましょう。ちなみに歌っているのは清水先生ではなく半田美和子さんですが… 素敵!
便宜上、アマゾンのリンク貼付けてますが、心ある音楽ファンの皆さんは是非、特典がゲットできる「ケンソー応援店」で買ってください。店舗リストはここ。
ライブの方は8月17日 川崎CLUB CITTAですよ。お忘れなく!
1. 若き日の私へ(作曲:清水義央)
2. 新宿厚生年金に空(作曲:清水義央)
3. 江天暮雪(作曲:光田健一)
4. Voice of Sankhara(作曲:小口健一)
5. 朱に交わればRED(作曲:清水義央)
6. 農耕民族に告ぐ!(作曲:清水義央)
7. 心は過去へ向かう(作曲:清水義央)
8. A Song of Hope(作詞/作曲:清水義央)
ケンソーは… とにかく不滅です!!! 8月にはライブでお会いしましょう!
ケンソーは… とにかく不滅です!!! 8月にはライブでお会いしましょう!