朝また前日と同じコースを走り、レッグマジックの13分間エクササイズのレッグマジック抜きをやって、今日は朝ごはん抜きで空港へ向かう。ボールズブリッジという地区にいるのだが、バスで8ユーロほど30分で空港に到着。バスと言っても決して安くないがwifiが使えるのがいい。
空港でサンドイッチとか食べて12ユーロほど。高い、ダブリンは高い。でもサンドイッチ、こっちのって美味しいんだよね。パンはナチュラルで必要以上に白くないし、エッグマヨ頼むとオニオンかリークが入っている。でも高いよなー。
エアリンガスのフライトでチューリッヒへ。スイスのことは何も知らず。昨日ググって通貨とか言語とかチェックしたくらい。以前もチューリッヒは来たことあったけど、その時は飛行機の乗り換えのみ。空港が雪で覆われてたのを記憶している。あれはどこへ行く途中だったのか…
今回は始めての国なのに興ざめだが空港のホテルにした。というのも翌日のフライトが朝7時だからだ。朝5時には起きないと。さて飛行機を降りて空港シャトルを待っていると30分に一本くるはずのバスが45分待っても来ない。再度タイムテーブルを確認したら30分に一本来るのは月-木のみと判明。とほほ。ネットしながらとはいえ立って待ってったから疲れちゃったよ… このまま待ってても5時までバスは来ないらしいので諦めてタクシーで移動。20スイスフラン。しかも最初、このおじいちゃん運ちゃんは全然違うホテルに連れて行くし、最もすぐ追加料金なしで正しいホテルに行ってくれたのたから別にいいんだけど。なんかのんびりした田舎の雰囲気である。
つーか、私はなんか慣れてない町は本当にダメだなぁ。って言うか前にも書いたけど、私は決して旅慣れてない。単にアイルランドとイギリスを知ってるだけだ、というのを自覚せんと。ついついヨーロッパだったらどこも同じでしょ、と思って結構失敗している。空港シャトルのタイムテーブルすらただしく読めない。ヨーロッパ、簡単なのは自分が知ってる首都だけだ。首都はどこでも分りやすい。だが、世界のほとんどは田舎で、すごーく田舎で、他の国から来た人間が理解するのは難しいというのを自覚しないと!
つーか、私はなんか慣れてない町は本当にダメだなぁ。って言うか前にも書いたけど、私は決して旅慣れてない。単にアイルランドとイギリスを知ってるだけだ、というのを自覚せんと。ついついヨーロッパだったらどこも同じでしょ、と思って結構失敗している。空港シャトルのタイムテーブルすらただしく読めない。ヨーロッパ、簡単なのは自分が知ってる首都だけだ。首都はどこでも分りやすい。だが、世界のほとんどは田舎で、すごーく田舎で、他の国から来た人間が理解するのは難しいというのを自覚しないと!
そうそうズーリック・エアポートで到着ゲートからターミナルを移動するのに乗ったトラムの車内放送で、変なニューエイジみたいな音楽と、牛のカランカラン言うベルの音、最後にモーーーーウとか言うのには爆笑した。日本で言うと琴の「さくら、さくら」でも流れて…みたいなことか。空港のほとんど全ては観光客のものである。しかしステレオタイプなイメージだよなぁ。
でもホテルはかなり素敵で出来ることならここにずっといたいと思ったくらい。機能的でデザインもよく北欧のホテルみたいだ。また北欧のホテルにはない湯沸かし器があるのがいい。本当はコンサートまで少し寝ようと思ったのに、現在ハードな交渉が続行中ゆえメールを書いて、「猿の惑星」の感想をここに書いてたらあっという間。時間がない。
ロビーにおりてタクシーを呼んでもらうが30分たっても来ない。うーーーん。田舎だよなー。で、クレームしたらやっと来てくれたドライバーの若いお兄さん。親切な感じだったので交渉して帰りも迎えに来てもらえるように頼む。片道100スイスフラン。結構するがズーリックではなく郊外の街なので、仕方がない。しかしチューリッヒ。英語だとズーリックって言うのが改めて面白いと思う。小さい頃は、国の名前は外国でも日本で呼ぶ名前とまったく同じだと思ってた。ウィーンがヴィエナとか、英語の読み方の方がかっこいい。でも外国の名前が決まった当時から日本人は現地の言葉に近い読み方、と言うのを尊重して来たんだろう。それか国交があったオランダとかではそういう呼び方だったのか? 今でも現地の読み方に忠実に、という考え方はあちこちで見られる。
会場に着くとまずはキャッシュ・マシーンを探しに町に。スイスフランに今後は縁がないだろうから空港では150フランしかおろして無かった。タクシーの運ちゃんはクレジットカードでも払えるけど、マシンが壊れてて払えない、と言う。でもヨーロッパはマシンで簡単にキャッシュがゲット出来るのがいいよね。写真は今日のフェスティバルがあるウインタートウール(と読むのだと思う)の街並み。
another 100おろして会場に向かうと途中から土砂降り。傘持って来て良かったなー。でもフェスのサイトは当然傘は禁止。それはいいとして折りたたんでカバンに入れるのもダメと言う。強行突破しようとしたら、持ち物検査まであり… 最終的にクロークに預けろと言われて、それが2ユーロかかる、とな。とほほ。このフェスの主催者、やるなぁ! チケットだって結構高額だ。
で、雨がひどいのでテントで待っていたら、アンタイからCD出してるブロークン・ツインはほとんど見れず。女性のピアノ弾き語りだったと思う。デンマークものだったし、気に入れば何か出来るようなチャンスもあっただろうに、まぁ、縁がないんだなー。雨がやっと上がったのでステージ前へ。空港サンドイッチ以降食べてなかったので、一応ここでフェス飯。お腹が空いてたから美味しかった。でも高いよなぁ! 12スイスフラン。
でも粉チーズかけ放題で美味かった!
次はアメリカのインディロックバンド。フロントの子が雰囲気があってなかなか良かった。今、この投稿のこの部分はズーリックからロンドンへ行く飛行機の中で書いていて、資料がカバンにの奥なので、名前は忘れたが、曲もイイし、悪くないのではと思った。すでに足は結構棒状態だが普段身体を鍛えてるのはこのため!! 結果5時間くらい立ってたけど、なんのその(笑)。ダミアンを前の方で見るために場所を確保。
ちなみにフェスの会場は大きな通りの前後を塞いで会場にしたもので、両脇は普通の街並み。2階から人が顔を出してコンサートそ見ていて楽しそうだった。
ちなみに夜の7時くらい。ズーリックって緯度低いと思ってたけどそうでもないのかも。again、今、資料なし。
しかし何が一番ヒーコラしたかって長時間立ってることではなくタバコ!! フランス人もそうだけど、大陸のメインエリアはどうしてみんなタバコを吸うんだろう!? 最悪である。後ろの女二人はタバコを交互に吸って、煙は私の髪の毛あたりを直撃してくる。外だからイイと思っているのだろうが、ここまで接近しているともう死にそうだ。後ろでカチッとライターの音がするたびに切れかかるが、仕方ない。傘よりこっちの方を禁止して欲しい。でも全てはダミアンを前の方で見るため!! 頑張る!
で、やっと始まった。待つこと3時間…くらいだったろうか。本当に永遠に続くような時間に思われたが、さすが町中フェスだけあって進行時間は正しく遅延もなくすすむ。 ダミアン。いつもの感じでシャツとジャケット。もう最初からぶっ飛びました。すっごくすっごく良かった。このスケールのアーティストだとポールとかグレンとかになるだろうけど…ダミアン、ものすごく良かった!!! いや、今一番いい時期なのかも。とにかく、パワーが全然違う。一人でやってんですよ、ステージ。一人で。あるのはギター、ペダル類、ピアノ、そしてワイン2本置いてあるテーブル。でも前出の五人だか六人だかのバンドよりもうんとパワーがあった。しかも、こう言うヨーロッパのフェスって、みんなうるさくて音楽聞いてないんですよ。静かな曲やるのが怖いって言うアーティストもいるくらいで。でもダミアンが歌うと、みんなシーンとなる。っていうか、この熱量の音楽を黙ってきかない奴はいないだろう。会場にはお客は3,000人くらいいたのだろうか。入り口からすぐ前の方に行ってしまったので会場の全体像が最後までわからなかったが、とにかく、前の方はぎゅうぎゅう。ステージは圧巻だった。
内容はyou tubeにあるこれに近い。http://t.co/uLymQ1yyyG が、声の感じやダイナミクスが、映像じゃ全然伝わらないな。本当に本当に素晴らしかった。途中、「今日、街で女の子に会った。彼女が歌えるって言うんだ」と言って素人の子をステージに上げて一緒に歌ったり(悪くなかった)、上記のライブ映像と同じくワインコーナーがあったんだけど、それも別の女の子をステージに上げて二人で飲んだり、最後のblowers daughterは、バックステージスタッフの誰々ちゃんに捧げる、とか言っちゃって女の子づくめで、もう大変(笑)。それが全員リサみたいな髪の長い子。音楽だけじゃなく、すごくキャラが可愛い人でダメ男ぶりもあいまって、こりゃもてるだろうなーと言う感じがした。でもきっとものすごく手がかかる人なんだろうなぁ!!!
それにしても今年のダミアンなんてなんとライブたった2回ですよ。たったの2回しかやらない、ダミアン。こんなことがあっていいんだろうか、って感じ。本当にもったいない。ところでみんなが期待するニューアルバムは「いつかは出るよ」とのことでした。あ、そうそう、新曲も歌ったけど、それもすっごく良かった。ダミアンは時々コリアによく来ているので、みなさんも絶対に次回は行った方がいい。私もこれからも追っかけます! 正直ヴァン・モリソンとか追っかけるよりこっちの方が100倍いいです。ダミアンは以前フジにブッキングされて、でも最終的に来なかったんだよね。何とか来て欲しいなぁ。ちなみに理由はクジラだと言う噂は、私は違うと思います。
本当にいい音楽って出会った時にもう瞬時でわかる。何と言うかもうパワーがちがうんだよね。ダミアン、いつか日本に来てくれますように。ウチは呼べる器にはないので、誰か他のプロモーターが呼んでくれることを期待して、私はこれからひたすら海外でもどこでも追いかけることにします。次のライブは半年後かなぁ?
さてライブが終わると職権乱用。今回のチケットはちゃんと自分で買っていたのだが、買った時にウチのジョン・スミスの元マネージャーにメールしてたのだ。ダミアン見に、スイスに行くよ、と。あそこの事務所は五人くらいでやってるのだが、ジョンの他にダミアン、デイヴィッド・グレイ、リサ・ハニガンなどを抱えている。マネージャーは驚いて「まぁ! それだったら私も行こうかな」と直接ダミアンの担当でもないのに言ってくれたのである。なので彼女のおかげで終演後、バックステージで本人に会うことができた。それにしてもドイツ系の国のフェスってセキュリティがものすごく厳しい。マネージャーが楽屋口までわざわざ来てくれる。それまでは絶対に入れてもらえない。
ダミアンは思ったより全然小柄で、もしかすると160cmくらいかも、と思った。挨拶して握手して「もうぶっ飛ばされたわ、すごいライブだった」と言うと、どこまで飛ばされた?と飛ぶ真似をしておどけたりして可愛い感じ。一応日本に来てね、と言っておいたよ。社交辞令っぽいけど… 日本のファンも待ってるから、と。スマッシュさんがフジでのキャンセルに懲りず、またよんでくれたらいいんだけど。ニューアルバムが出ないとダメなのかな。そうそう日本には、なんか一度だけ子供の頃にったことがある、とか言ってたよ。そしてちょっと話をして、でもダミアンと話すのを待ってる人も多いし、私もドライバー待たせていたので早々に失礼しようとしたら「日本にはハグの習慣はないの?」とか言ってくれたのでハグしちゃったよ。すごい力強いハグだったけど、ダミアンすっごい痩せてた。なんか、とてもはかない感じだった。直感的にこの人長生きしないんだろうな、と思った。向こうはなんて健康的なデブだ、と思っただろうけど!
そんなわけで、散々ミーハーしてしまったが、マネージャーとジョンの話題などしばし交わして、またもやタクシーで空港ホテルへ。翌朝は5時起きだ。睡眠3時間取れるか? 翌朝走るのはさすがの私も無理!
あちこち文章変だけど、とにかくここ数日日本語しゃべってないから…後でなおします! さて移動、移動!