ヴェーセン終わって、私が落ち込んでるだろうと友達があれこれ誘ってくれる。うううう、嬉しい。友達はありがたいなぁ。で、友達が予約してくれた吉祥寺「肉山」に登山してきました。今、都内でもっとも予約が取りにくいといわれる、この肉の聖地で、最高に美味しいお肉を食べてきました。これは人気でるの、分かるわ…という店でしたわ…
ものすごく時間をかけて蒸した?肉。すごい。実は店の内装などはたいしたことなく、居抜きじゃないの?というくらいのそっけない感じ。でもこだわるところには徹底的にこだわった、すごい店です。シェフは体育会系で、いただいた名刺には元野球部と書かれていました。補助そして給仕係のお姉さんはめちゃくちゃ美人で間違いなくルックスで採用しただろう、という感じなのですが、仕事もものすごく出来る感じ。この様子はまるでプロレスとか、F1のステージのようです。そしてなぜかトイレは最新式の全自動でぴっかぴか。この感じ気に入った! そうなんですよ、大事なことなんて実は少ししかないの。美味しいものを出す。トイレが綺麗。そこには徹底的にこだわる。その姿勢が見て取れる。
肉はもちろん凄かったのですが、感動したのはこいつです。エリンギ。なんとすっごいスープを内側にたたえており、すっごくジューシー。こんな焼き方する人、始めて見ました。エリンギってこういう食べ物だったんだ…
肉です。ありえません。すごく美味しい!!!もううなるしかない。ちなみにメニューはおまかせコースのみ。5,000円。そして予約が取れない店なんだけど、マスターも店員さんも、新参者の私たちにすごくフレンドリー。私たちのところに自ら何度も覗きに来て感想を聞いてくれたりと、さすがだなぁ!と思いました。
そして飲みものが比較的安価。かつちゃんとしているのが感動でした。飲み物で利益を取るようなコスい勝負はしてないんだよ、というのが伝わります。グラスワインを頼んだのですが、大きなグラスで香りもよく最高のワインでした。
看板とかそっけないの。こういうところがいい。看板なんか大事じゃないもの。大事なのは中身なんです。そして看板はお客さんが作ってくれる。いや〜、マスターさすが! ホームページも探してみたけどないみたいね。近頃は飲食店もホームページどころかSNSとか熱心だけど、本来、そんなもの飲食店に必要ないのかもしれません。さすがだわ… 食べログのページはここ。
しかし改めて思うんだけど、肉はやっぱり焼いてもらうのがいいね。A5のお肉とか行っても、結局焼き方が素人な私たちがすべてをダメにしてしまう。いつも行くCLUB HOUSEの古藤シェフも全然負けてないけど、肉は焼いて出してくれるところにしましょう。うん、なんか納得した。