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2014年12月29日月曜日

自分的ニュース2014をいくつか…

あれこれあった2014年だった。こんなに長くこの仕事を続けられるなんてホントに素敵じゃないか、と改めて思う。後ろを振り返りすぎるのはカッコ悪い事だと思うのだけど、一応年末ということで…!  ちょっくら振り返ってみました。


1.  私をこの道に導いてくれたメアリー・ブラックがツアーから引退した。

メアリー最終公演のセットリスト
なんといっても今年はこれでしょう。まぁ完璧な最後だったなぁ、と。ベスト盤がメジャーからリリースされて、一応それなりに売り上げの目標枚数も達成しホッとしている。私は思い入れのあるアーティストだからいいけど、人に迷惑をかけるのは良くないからね。おかげでみんなハッピーにメアリーの引退を見送れて本当に素晴らしかったと思う。

公演に対する素晴らしいレビューが朝日新聞毎日新聞に載って最高の最後を飾ることが出来た。まったくもって完璧な人生歩んでるよなー、メアリーは! 

最後だということで、私も思い入れたっぷりのストーリー20本をブログに連載した。なんかもう言うことはない、って感じ。

で、メアリーが終わったのを良い事に、なんか、こう、自分が定年までの最後の12年くらいを最高に頑張ろう!という気持ちになってきたのだった。私も引退に向けて、あと何人アーティストを育てられるのか。そろそろカウントダウンの時期に入ってきた。そんなことも考えた。

公演の最後の最後にメアリーが歌ってくれた「Don't say okay」がめっちゃ沁みた。ありがとう、メアリー、ジョー、そしてバンドの皆。90年代からささえてくれたお客さん。



2.   シンスプリントになった。

あいかわらず走る毎日。で、初めて足を故障した。故障した事自体がめちゃくちゃショックだったが、アスリートっぽくってかっこいいとも思う。そもそも1年以上走ってきて、よく言われる膝の故障などもなったことがなく、自分は人一倍健康だと自信満々だった。だからここで軽く故障しておくのは長期的に見て良いことかもしれない。

おかげでまるまる2ケ月走れなかったけど。走れなくなってから始めた10日後、始めたレッグマジックですっかり筋肉増強の道へ進み始めた。おかげで現在も体重はまったく減っていないが、身体の感じがまったく変わってしまった。レッグマジックはもう半年やった事になる。そして、もちろんシンスプリントの事はこんなネタをブログに書き、結構アクセスを稼いでいる。シンスプリントになる人,多いんだろうか。でもこればっかりは医者にいったり鍼灸院いったりすることは出来ても基本ひたすら休むしかない。

それにしても感心したのは転んでも絶対にただじゃ起きないのが自分だ。それが確認できたのが一番の収穫だと思う。



4.  ヴェーセンとJPPを同時に日本に呼んだ。

これについては散々書いたので省略。でもホント過去の自分に言ってやりたいよ。「無理だ、無理だ」って思ってた事を実現できちゃったよ、と。っていうか、そもそも夢見ることが出来るってのは、イメージすることが出来ているわけで、となると実現は難しくないんじゃないか、とも思う。

残念ながらウチのアーティストは皆、私が呼ばなかったら日本に来れない人たちばっかりだ。だから私が頑張るしかない。そんな使命感もある。チケットは7,500円と高くなってしまったけど、集まってくれた沢山のお客さんに感謝。本当にありがとうございました。



5. ウォリス・バードを呼ぶことになった。

ずっとラブコールしていたウォリスのマネジメントから、やっとオッケーが来たのが夏。正直びっくりした。で、晴れてアイルランドの最高に元気なこの女性アーティストを呼ぶことになりました。果たしてこのプロジェクト上手く行くのか? 自分でも笑っちゃうくらいイバラの道なんですが… 皆さんも笑って見守ってやってください(笑)

音楽は間違いなく最高で最高のライブを届けられる事は間違いないんだけど、スターパインズとか一杯にしたところで売り上げはたかがしれているし、それなのに2名もベルリンから呼んじゃって、果たして経済的にはどうなのか? まぁ、でも年に1本くらいはそういうチャンレジに挑戦したいのです。そして今回一緒に仕事をしてみて、彼女のことを将来も一緒に長くやっていけるアーティストだと判断できるのか。こればっかりはやってみないと分らない。実際怪しいと思ってたKANなんか、やっぱり解散しちゃったし… 今思えばあのバンドは儚かったよね…2度目の来日の時なんかホントに音楽は最高に良かったけど。そんな風に音楽は儚い。バンドは儚い。彼女はソロアーティストだから、また違うとは思うけどね。果たしてどうなることやら。

それにしてもマネジメントと5年間コンタクト取り続けて、なんでこのタイミングでオッケーになったのかな、と思う。例えばアイルランドやフィンランドだったら誰かから私の話を聞いたりすることで援護射撃ってのもありうるんだけど、彼らはドイツ在住だからねぇ。まぁ、この5年、彼女にちゃんとしたオファーを出す日本側のスタッフがいなかったのだろう、と。でもそれも全然普通だ。こういうストレートな「洋楽です」的音源を売るのは実は一番難しい。メジャーでCD出してるアーティストだってみんなすっごい苦労している。誰も進んでこんなイバラの道に進んで歩んでいこうとはしないだろう。実際、彼女のことで数社と打ち合わせを行ったが「こういうまともな音楽を売るのが今は一番難しい」「こういうの、昔は真面目にやるべきことをきちんとやれば多少はどうにかなかった。でも今は絶対に無理」…そんなコメントばっかりだったよ。

でもこれ当然のこと。プロの人はこんなバカなチャレンジはしない。特に会社単位で仕事をしていれば絶対に無理だろうね。でもウチは私が決定すれば、それで決定だ。音楽のパワーを信じないとね。おかげで彼女は私のところにやってきた。となったら、この時代の流れに感謝して、このラッキーに感謝して最高の仕事をしなくちゃと思うのだった。

現在ベスト盤に向けて、あれこれ選曲をしているのだが、1曲目は最高に元気なこの曲にしようと思っている。



ウォリス・バード来日公演の詳細はここ