「アイディア」と「実際の行動」の大きな違い



久しぶりに走りながらジョブのスピーチを聞く。ジョブズの話を聞きながらランニングしてると涙が出そうになる。仕事をする私の気持ちを分かってくれるのはスティーブしかいないな、とか… ありもしないことを考え、とにかく走る。

この15分ほどのインタビュー音源の中に響くところは何カ所もあって、このブログでも何度も取り上げて来たけど、またもや自分用のメモとしてここに書いておきたい。自分が、またくじけそうになったときのために。

それは、あたまの方にあるジョン・スカリーの下り。後半の方が内容が濃いから、いつもそっちに心を奪われるけど、3:00らへんでも、実はスティーブは、すでにものすごくいい事を言っている。スカリーがかかったのは、多くの会社役員たちが皆かかる病気だとスティーブは言う。それはアイディアさえ生まれれば、それが成功につながると勘違いする病気。

役員じゃなくても、そういう人は多い。この世の中、アイディアを出す人は多い。言うだけの人はホントに多い。でも実はみんなアイディアだけで実際動こうとしないんだよね。

実は成功するかしないかの鍵は行動によってもたらされる。アイデイアなんか簡単に出る。問題はそのあとに5,000コもの案件を同時に頭で考え、それを実際のプロダクトに落とし込んで行く作業だ、とスティーブは言う。そして、その作業にこそ、マジックが隠されているとも。(あ〜泣ける!)

言うだけだったら誰でもできる。人を評価する時、その人が何をしゃべっているかで評価してはだめだと思う。その人が何をしているか、その人の行動、その人が成し遂げたこと。それを見るべきだ。偉そうなアイディアだけだったら、誰でも考えられるぜ。問題はそれを現実化することだ。

私も、また、今、面白いプロジェクトを考えている。5,000まではいかないけど、一度に200コくらいの事を同時に考えさせつつも、自分のアイディアを少しずつ現実というフィールドに着地させていく。会場が決まり日程が決まれば、あとはこっちのものだ。これなら行けるだろうと思う、このワクワク感は、行動するものにしか分からない。

行動する仲間たち、頑張ろう。あなたは1人じゃない。あなたの苦労は、やはり行動する仲間たちが分かってくれる。スティーブが分かってくれる。

そして、みんながワクワクするようなことやらないとだめだよね。ジョブズによるiPhoneの発表。何度見ても感動する。でもiPhone持ってないんだ〜私は。持っているのはiPadだけだよ。



さて今夜もワクワクする企画。グリーンランドよりバンドが2つ来日します。無料コンサートをやりますんで、是非皆さんいらしてください。登録フォームは今夜0時にオープンになります。