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2015年3月7日土曜日

スピリチュアル・グリーンランド

グリーンランドの仕事をやりつつも、グレンのツアーはもう直前だし、かなり忙しい。

数日前もグレン一家の新幹線を取ったのだが、なんと12歳のレオンは3月31日までが子供料金、4月1日からが大人料金というわけで、3月30日の福岡公演を終えて京都に移動する途中,広島とかによったりする新幹線は子供料金。そして京都を終えて東京に戻る時は大人料金になる。ややこしいよね。日本の子供におきかえると、ちょうど中学校にあがるか、あがらないかその違いだ。そして、乗車券は福岡/東京の通しだから話がめちゃくちゃややこしい。窓口のお姉さんが何度も間違いながらも席を押さえてくれる。すみませんね、お姉さん。でも春休みで親子旅行するお家も多いんだし、春休み中は子供料金、とか設定すれば、けっこう家族で旅に行こうってことになるんじゃないか? サービスしてくれよ、JR。しかし英国鉄道よろしくJRは強烈に高い。でも子供たちと電車乗るの、楽しみだ。男の子はみんな電車が大好きだから(グレンも含めて)。グレン・ティルブルックの来日公演詳細はここ

ペッテリもいよいよ行程が確定し、あれこれ詳細を調整中。そうそう武蔵野文化事業団さんで25歳以下の方のための割り引き公演(なんと500円!)も決定した。是非、申し込んでください。若い人に聞いてもらわないと、ミュージシャンにとっても、私たち音楽を仕事にしているスタッフにとっても、未来はない。ただし25歳以下であることが条件です。ペッテリ・サリオラ、全国ツアー。詳細はここ

ウォリスはウォリスで昨日は宣伝ミーティング。このチーム、すごく好き。ここで話したことはまたのちほど書くけど、こんなご時世、ポジティブに頑張れるチームがあるって素晴らしいと思う。早くあれこれ進めたいよ。頑張らないと!!!  ウォリス・バードの初来日公演の情報はここです。

それにしてもここのところ毎日のように届くグリーンランドからのメールは毎回個性的で、ホントに楽しませてもらっている。昨日のメールもすごくよくって、なんかミュージシャンと一体化っていうか、同じ方向をむいている、ってのが分かって、ほんとに嬉しくなってしまう。こういうのがこの仕事の醍醐味だ。良い音楽を実現させるために、みんなで頑張る。そういう仕事や現場に私は係っていきたい。誰が偉いとか、誰が権威があるとか、まったく関係ない。

今日のブログでは、それはそともたくグリーンランドの2組のうち1組はニーヴ・ニールセン率いるThe Deer Childrenを紹介したいと思う。ニーヴはルックスを見てわかるとおり生粋のイヌイットで、子供のころからそれこそ御前演奏やらTVやらで活躍してきた人。PJハーヴィーとのコラボで知られるジョン・パリッシュがプロデュースしたデビュー作はアメリカでも賞を取るなど大好評。もう一方のナヌークがグリーンランド語で歌い、地元での活動が中心なのに比べ、ニーヴは英語で歌っているし、その視点はとてもインターナショナルだ。

そもそもグリーンランドみたいな小さな国だと高等教育を受けるため、みんな国を離れることになる。それはカナダだったりアメリカだったりデンマークだったり。カナダとは一番近いところで26kmしか離れていないそうで、気持ち的にも非常に近いものがあるみたいね。だからもうニーヴなんかからしてみたら、舞台は世界なんじゃないのかなと思う。

彼女のバイオグラフィーを訳していて「なるほど〜」って思ったのが、グリーンランドみたいなデカい島で人口が少ないと、そもそも集落と集落の間に道とか鉄道みたいなものは通っていないんだって。そりゃーそうだよね。人が通らないのに、わざわざ道なんか作っていられない。よく伝統歌の話にあるように「海はつなぐもの」街から街への移動、グリーンランドでは舟かヘリコプター(笑) 

ニーヴも子供のころは冒険家になりたかったそうだ。



グリーンランド勢が来日してすぐ、こんな展示も代官山ではじまります。「スピリチュアル・グリーンランド」

こいつなんか、とっても不気味だけど私のすべての願いをすべてかなえてくれそう…! トゥピュラクといって、グリーンランド・イヌイットの悪霊。見るからに悪そうなルックスしてますよね。でも同時にとてもユーモラスでもある。もともとはグリーンランドでシャーマンが、人をのろい殺すために操るものだったらしいのだけど、19世紀後半にキリスト教宣教師がイヌイットの人たちにそれを描かせて、そのみにくい姿が世界に知られるようになったのだそう。今じゃアート作品や観光土産に登場する人気ものになったというわけです。でも画像検索かけてみても、すごいインパクト。

グリーンランドから2つのバンドが来日し、ショウケース公演を行います。お客様全員招待。でも事前登録が必要なので、詳細はこちらへどうぞ。

3月24日(火)O-WESTで、19時より。