bar clear all


2015年4月26日日曜日

出張DAY2: コークでポール・ブレイディを観る。ポール大好き❤️❤️❤️

ダブリンの空港からコークへ移動。便利なのはシティセンターを経由して、まんまコークへノンストトップで行くバスがあること。素晴らしい。3時間20分かかるが、座ってればそのまま着くってのはポイント高い。

ダブリンに到着してみればびたびたと雨が降っていて、すごく寒い。バスの中は快適で、二席独占できる上に、電源はあるわ、ネットもあるわで本当に便利。このままずっとここにいたいと思ったよ。ネットがあるから次のホテルまでどうやっていけばいい、とか、バスの中で調べることができる。おかげで前の夜とかに調べて事前にあれこれメモる必要がない。

そして今頃?と言われそうだが、iPadを持って早4年、ついにGoogleマップのオフライン機能というのをやってみる。こういう機能があるのは知ってたけど、実際に使うのは初めてである。これはマップをネットがつながってない場所でも観れるという機能だ。ネットがつながっている場所で、必要な場所の地図を保存すると、そのまま保存した時点の見た目のサイズのマップだけではなく、その保存したものをオフラインでも拡大したり縮小したりすることもできる、って機能。すごい。しかもオフラインなのに現在地のブルーのドットが自分が移動するのにちゃんと付いてきている!   目的地の近くまで行ったら拡大したりして細かい情報も得られる!

SoftBankの海外パケとかあるけど、そもそもダブリンでは、そんなわけで路面バスでもネットがつながるから、まったく電話回線が必要ない。今日もこれから空港に着けば飛行機に乗るまでネットにつないで仕事ができる。友達との連絡は携帯のテキストが主流。メールをしょっちゅう確認する必要がない。しかし東京のネット環境も考えないとなー。毎月SoftBankに結構な金額を払っている。パケットを少なくすることもていかないと。

そんなわけでGoogleさんに感謝しながらコークの街をスイスイ歩く。今日ポールたちが泊まるホテルはもちろんマネージャーに確認し同じところを押さえた。行ってみたら丘の上にそびえる、いかにもロックシュターが泊まりそうなホテル。私みたいな庶民は麓のBBで充分なんだがなーー。シュターを追っかけるのも大変である。シュターって、ポールと私の間のジョークでロックスターでもアイリッシュだからなまってシュターっていう、ってことになっている。シュって、アイルランド人はよく言う。シュターバックシュ…とかね。


この時間の隙をついて走りに行きたかったのだけど、こんなヒリーな場所は走りに向かないので、またもやホテルのトレッドミルで5kmほど走る。マシンによると私の走りは7.5kmくらいがいいみたい。走ろうと思えば9くらいでも行けるけど。マシンだとずっと同じペースなんで、それが辛い。しかも走る、っていうより走らされてる気分になる。併設のサウナにも入るが、これが全然暑くなくってイマイチ。いくら気取ったホテルといえど、さすがアイルランド。ちなみに海外のサウナは着替えるところは別でも中では男女一緒が多い。この日もアイルランド人の太った白いデブの若者と一緒。二人で全然暑くないね、と文句言いながらも20分くらい入ったかも。いつか行ったノルウェーのサウナは良かったよなぁ!

なんだかんだですぐサウンドチェックの時間が来てしまい、そろそろ終わったかな、という頃に会場へ歩いて向かう。ボックスオフィスによってチケットを拾うと、今日は激混みの超ソールドアウトで、席がないからあなたの席はPA卓の裏よと言われる。すごいなぁ。で、裏に行くとマネージャーが大感激で迎えてくれる。そしてもちろんポールは私が行くのを知らなかったから、すごく喜んでくれる。ワインも気に入ってくれたみたい。そうよ、高かったんだから!  

今回の公演はソロではなくバンド付きなんだけど、若者中心の編成で、古株はビル・シャンリーのみ。今やポール以外にもレイ・デェイビスやギルバート・オサリバン、そしてメアリー・ブラックのギタリストをつとめるビル。メアリーは今週からまたUKで、シャロン・シャノンが幾つかの公演で前座をするらしい。しかし古株だというビルだって私よりずいぶん若い。68にもうすぐなるポールからしたら相当若い。他にはキーボードにコローナズのサポートとしても活躍中のダラ・マニス、ベースがキースなんとか。名前忘れた、すごくいい人だったけど。エレキベースとダブルベースを交互に持ち替えいい感じ。あとドラムはかつてはグラーダ、今はキーラ、あとルナサとかも大の仲良し、元フレイムズのデイブ(ファミリーネーム失念)というメンバー。ドラムが違うとやっぱり大きく違うよね!!  バックヴォーカルとパーカッションはスザンヌなんとかって最近のポールのお気に入りの背の高い彼女。ポールのバンドのこの位置は結構その後の個人の成功につながった例もあるので、要チェック。いずれにしてもビル以外、全員40前だろう。すごいなぁ。

私が行くと前座の女の子がサウンドチェック中。楽屋に通され、なんか食べなよ、と言われるが今日こそ楽屋飯とかそういうのではなく、ちゃんとしたものを食べたかったし、そもそも街を見てないから街も見たかったので、一人で楽屋をこっそり抜け出しいい感じのレストランへ。これが大成功。デザートのルパーブパイも激ウマ。赤ワインまで頼んじゃって一人で満喫。開演時間になり戻ると本当に座る椅子が卓の後ろに置いてあり、そこに座ってコンサートを見る。前座の女の子、音楽は悪くなかったけど、コンサート運びがイマイチかな。でも書いた曲が映画に採用されて云々とか言ってた。

そしていよいよ御大!!!    かっこ良かった!!!   新曲もやって、面白い選曲だった。あとでポールに「またスタジオアルバム作るの?」って聞いたら、作るって言ってた。この前までHooba Doobaが最後のスタジオ盤だって言ってたのに!?(笑)

Smile
Harvest time
Oceans of time
Nobody knows
Blue World
Marriage made in Hollywood
Nothing but the same old story
I like how you think
Livin the mystery
Follow on
island
You that's really you
Crazy dreams
The world is what you make it

Encore
Wheel of heartbreak
The homes of Donegal

今回の公演はポールのライブ盤のリリースに伴うものだったけど、特にあのライブ盤を意識した感じはなかったかも。でも本当に良かった。あの声だよね、あの声。今回はバンドが一緒だったけど、ギターもよく聞こえてて、すごく良かった。前のバンドよりも自由でオーガニックな感じがする。それはロックだけではなく、トラッドの連中ともよく仕事をしているデイブによるところが大きいだろうけど。

それにしても御大、68にもうすぐなるってのに、本当にすごいなぁ!

終演後は、みんなでしばらく楽屋で飲んだ。地元民のビルのお母さんが来てて初めて会ったけど、すっごく若くて背が高くて素敵なお母さんだったよ。そしてホテルに戻り、なんだかんだで2時くらいまで飲んでた。ポールは終始ご機嫌で、あれこれか語っていたよ。いい夜だったなぁ。で、ご機嫌過ぎて本当はここでやってもらいたかった宿題二つ、とても頼める状態ではなく、まったく頼めなかった…というオチに。これについてはまた時期が来たら書きます。

しかしこのライブ盤の新作、どうするべきか悩む。トピックだから日本には適当に他の関係ない誰かが入れちゃうだろうし、CDが売れない時代にそういうストレスも少なくなったとはいえ、どうしたもんかと思う。どんな事業もそうだろうけど、頑張っているとと必ずそこに横槍が入る。でも結局大事なことは横槍に気づかないくらい自分が目の前のことに集中することだよね。無敵の鈍感力。それしかない。あれこれ気にしてるとキリがない。何と言っても私はポールの来日のほぼ全部に関わり、この素晴らしい音楽を自分の看板の一つに出来ているわけだから、それだけで充分だ。それに感謝しないといけない。ちょっとした利益の回収をゴキブリみたいな連中に取られたとしても、こだわる必要はない。…とかいいつつ、こんなこと書いてるんだから、本音はそりゃあ複雑だけど。でもポールとこんな風に仕事をする。それだけでもう大変なことだ。で、またこの日、ポールと初めてあったロンドンの夜の話で盛り上がる。いつも私が覚えてないでしょ〜とかいうと、ポールは覚えてるよ、部屋の感じも覚えてるよ、とか言う。この問答、何度ポールとしたことか。また山口先輩に夫婦漫才とか言われちゃうなぁ!(デヘ)

そうそうポールの奥さんのメアリーも来てて楽屋で一緒にたくさん話が出てて良かった。グリーンランドの話をしたら、すごく受けてくれた。この話題は本当に誰にでも受ける。グリーンランドはすごいところだ。でも興奮して話しすぎてポールに途中でムッとされ、あちゃー、失敗。アーティストの前で他のアーティストの話は厳禁なのに。でもポールが幸せか?とか聞くからさー(笑)、やっぱり最近の私の最高の幸せはグリーンランドで、その話題になるんだよ、どうしても。で、また早く結婚しろとかうるさく言われる。これはセクハラだと言ったら、メアリーが蹴飛ばしていいわよ、という。ふふふ。いや、でもわかってるのよ。すまないね、ポール。きっと私は相当心配かけてんだろうな。でも心配しないで、充分幸せだから。

と、いうわけでまだまだ飲んでいたいけど、私は翌朝6時おきだったので2時半には退散。ポールが明日は早いんだろ、もう行ってもいいよ、とか言ってくれるから。でもそう言われてから、あまりにとっとと退散しすぎたかしら。でもいい夜だったなぁと思う。

で、朝6時に起きて、朝ごはんも食べれず、またバス停までテクテク歩き、7時のバスに乗って現在ダブリン空港まで移動中。昨日の楽屋からがめてきたバナナでも食べようかしら。(今ここ)








PS
そういえ昨日はコンサートの頭にすごくうるさいお客が何人か会場にいて(コークは特にそういうお客が多い)、ポールに向かってあれこれ叫ぶものだから三曲目終わったくらいで御大がビシッと言ってたなぁ。そしたら周りのお客さんからも拍手が起こり、そのあと本当に静かになった。ポール、すごい。あぁいうところ、男らしくてかっこいいと思う。