出張DAY4:フランクフルトを観光 〜 帰国

夜は結構バタンキューだったのに、翌朝必要もなく六時起き。時差ぼけだから仕方ない。それでも4時間は寝れたかな?   で、やっと街中を走る。やっぱりトレッドミルとかで走ると出来るビジネスマンみたいだけど、気分は全然ダメだよね。外の方がいい。どうも機械に乗ると機械に走らされてる気分になる。マイン川に出るまでは信号ばかりでイマイチだったけど、川べりにいったん出たら空いてるわ、綺麗だわで、最高に快適。5km程走って、シャワーして朝ごはん。これが安ホテルの割に豪華で感激。ばく食いしてしまう。

さて今日は夜のフライトなのだわさ。日本からもメールが結構入っているし、仕事しようと思えばいくらでもあるのだが、出発前にもらったドイツ在住のM平のメールに励まされ、思い切って観光に出ることにした。普段の私なら観光は興味なし。ネットに繋げられるカフェにすわって仕事をしながら時間をつぶすが常なんだけど。

まずは旧市街まで歩き、ゲーテ博物館に行ってみる。ゲーテって誰だっけ、とか思いつつ。でもって行って見たら結構大きな家でビックリ。(ゲーテはフランクフルトが生んだ偉大な小説家、詩人です)   日本人も結構いた。

そして広場のパブで名物のアップルビールを飲みつつ、ここで植村直己さんの本をついに読み終わってしまった。グリーンランドからアラスカまでの単独犬ぞり物語。感動的だが、正直これは相当無謀だと思う。どう考えても無謀。私なんか中年になった今読んだからそうでもないけど、子供の頃にこういうの読んでれば、男の子なんかはきっとすごい影響受けちゃうよね…。とはいえ名作であることに間違いはなく、まだまだ家に積まれている植村関連本を読むのが楽しみ。それにしてもグリーンランドのイヌイットはすごい。アラスカやカナダの連中とはわけが違う。

そしてそのあとはまたテクテクと歩き出し大聖堂もチェックして、ユーロマークの銀行の写真を撮り、とても良い午後だったと思う。朝ごはんを食べ過ぎて昼が食べれなかったのが残念だけど、本当にM平に感謝!!!   いや、でも本当に、こういう仕事してたら、観光していろいろ見聞を広げないとダメだよね。フランクフルトって飛行機の乗り換えは多分10回くらいしていると思うんだけど、街に出たのは初めてだったかもしれない。そのくらいつまらない仕事の街、という印象があったけど、今回は楽しめました。

そして空港に向かい、またもやトルコ航空。フライトが遅れている。イスタンブールで買い物したいんだけど、果たしてどうなるかな。

それにしても空港も観光地も中国人が多い。彼らは東洋人を見かけると絶対に相手は中国人だという自信を持って疑いもなく中国語で話しかけてくる。まぁ、でも分母を考えればそれは正しいわな。今回もなんど中国人に話しかけられたことか!  空港、ホテルのロビー、観光地…   

そしてドイツ人、ドイツ人も私の顔を見ても絶対にドイツ語で話しかけてくる。ここにいればドイツ語が話せて当然というのだろうか。まぁ、移民が多い国だからねぇ。フランスもそうだけど、彼らはドイツ語がいかにマイナーな言語か分かっていない。それにしても空港のあの360度のセキュリティマシンは嫌いだ。だんだんアメリカみたいになってきたかも…

フランクフルトを無事一時間遅れでフライトは出発。イスタンブールの空港で走り回って、あれこれ買い込む。出張先で買い物をするのは久しぶりかも。一万くらい使っちゃったよ!!!   そして今、やっと帰国。このブログを京浜東北線の中でアップする。(今ここ)