アンディ・アーヴァイン ポール・ブレイディ 7


もあわせてお楽しみください。

M(DJ)「歌を歌うのがイヤになっちゃうことない?」

A「いや、これはたぶん母親からもらった能力なんだが、絶対にあきることはないね」

P「僕もそうだ。今あるポジションがなんであれ、今ここに来れたのは母親の“努力すれば絶対に上手く行く”みたいな意志があったからだと思うね。僕の父はとっても気楽な人で怠け者でもあった。僕のほとんどの部分も怠け者だ。ほんとに時々ずっとカウチにすわって何もしないとかいいなぁ、と思うんだけど… でも僕の中の母親と同じ部分が“これじゃいけない”ってふるいたたせるんだよな」

M「もうすぐアンディは70になるのよね。ヴィッカーストリートで大きなコンサートがあるけど…どうしてやることに決めたの? どんな人が来るのかしら」

A「70になる、ってトラウマっぽいかもね。69より… 70になったんだ、ということで、今まで来た人生と、あといったいどのくらい長く生きられるのかな、とも。でも妻と話しあったんだけど、せっかくだからお祝いしようか、と。普段ぼくはこういうことはあまり好きではないんだが…」

「まずはスイニーズマン、僕の最初のバンドが出る。テリー・ウッズ…。テリーこれ聞いてたら返事を待っているよ!(笑)そしてマルチ・カルチャー・バンドのモザイク。ドーナル・ラニー、ブルース・モリスキー、ニコラ・パロフ…僕の大好きなバンドだ。そして僕とポール。リアムとドーナル、パディ・グラッキンとやってるLAPDも出る予定だ。伝統音楽のバンドにしては、すごい名前だろ!」

M「リアムLiam、アンディAndy、パディPaddy、ドーナルDonalってわけね!! で、アーサー・マクブライドはどうするの?」

P「アンディが主役なんだから、アンディのヴァージョンをやらないと!」

A「いやいや僕が主役というわけではないよ。僕が一部にかかわってきた音楽の楽しさを伝えたいだけさ! 僕はほんの一部さ。でもレコーディングはするつもりでいる。もしかしたら映像もとって…僕を覚えてくれている人が将来もいるといいな、ということさ」

アンディのこの公演は収録されてCDおよびDVDを、アンディのサイトで購入することができます(リージョンコードなど注意が必要ですが、一応NTSCでリージョンフリー、つまり日本でもかかるようです)。あとamazon comと、amazon ukでも購入できるみたいですね。

素敵なアートワーク


ポールはもうすぐ来日します。10月10日(土)、11日(日)コットンクラブ、10月13日(火)磔磔。詳細はすべてこちらへどうぞ。

で、最後にしつこいけど、この名曲をどうぞ…