映画「キャロル」を観ました〜 不思議な空気感

試写で拝見しました。ありがとうございます。

ケイト・ブランシェット好きなんだよねー。いい女優さんだよねー。で、相手役の彼女(ルーニー・マーラ)もすごく可愛くて、印象的な映画でした。「キャロル」

不思議な空気感の映画だ。50年代のニューヨーク。衣装や時代設定、そしてタバコ。タバコ,タバコ。こんなにタバコが出てくる映画も久しぶり。とにかくブランシェットは、きっちりと役を作っている。隙のない感じが、ホントに往年の大女優さんみたいな風格だ。ま、確かに現代の大女優さんなわけだけど。

でもって、相手役の女優さんのだんだん緩んでくる表情の変化がいい感じで、二人ともとにかく圧巻の演技力だと思う。役の作り込みがすごい。ただあのヘップバーンみたいな前髪と眉はどうもいただけない。あぁいう前髪の女はオレの友達には1人もいない。が、それも時代だからしょうがないのか。

いただいた資料には、今回ケイトは「エグゼクティブ・プロデューサー」としても参加している、と書いてあるので、ということは資金を出したってことかしら? すごい意気込みだよね。でもこれは確かに女優冥利につきるだろうなぁ! なんかドッシリとした映画でもある。

ちなみにエンディングは「ハッピー・エンド」だそうで、私もそう思います。でも監督は映画「卒業」のエンディングのシーンを意識したそう… と言えば、ここを読んでる皆さんも、この映画を観たくなったかな? 来年の2月公開だそうです。



PS
町山解説でやっと理解できたよ、この映画。さすが町山さん。


PS
さすが!! 映画ってすごすぎる!!