東京駅で食べた。まいう〜っっ♡ |
1 結果のみで判断される世界へようこそ
起業はただ「どれだけ稼いだか」という結果のみ問われる。プロセスは2の次、3の次。結果が出せない人は見向きもされない。
→ なるほど、ごもっとも。ただここで指摘したい重要なポイントは、仕事の結果は「どれだけ稼いだか」ということだけではないということだ。仕事の成果は、幸いなことにお金だけではない。「やりがい」「手応え」みたいな見えないものがしめる割合はホントにバカにできない。大きく利益が出たとしても、まったく意味のない仕事もある。音楽や文化の仕事はそういう要素が多いので、その点は… まぁ良いところだよね。
そして見てくれている人は結果だけではなくプロセスも見てくれている、ということ。そして無駄のように見えた努力が、次の仕事の結果につながることもある。
あたりまえだけど… 卒業研究ですら指導教官の言うとおりにやっていた人には無理だ。
→ これはまぁ、確かに…。でもこれはサラリーマンでも一緒じゃないのかな。それとも今の会社って仕事が自動的にまわってくる仕組みになっているのかな? でもフリーランスでも自営業者でもいるよね。言われないとやらない人。仕事がくるのを待っているだけの人。加えて言われてもやれない人。会議や打ち合わせでやろう約束したのに1週間たっても2週間たっても、まったく進展がない人。
現実的には10年間存続できる会社は1割のみ。個人事業ならもっと生き残れる可能性は低い。サラリーマンなら10年勤続は珍しくないし、それなりに出世する人は多い。
→ これも非常に共感。業界で消えた人、ホント多い。50ともなれば、もはやいなくなった人の方が多い。自分より才能のある人がどんどん消えていく。それはすごく不安だ。でも今や不安なのはサラリーマンでも自営業者でも一緒じゃないかな。あと、これを克服するには津田大介さんが先日言ってた「折れない心」を作ることが大事じゃないかな、と思った。上手くいかないことをデフォルトととらえ、そこからどうしていくか… それが大事。
4 独立しても、ほとんどの人の収入はさほどサラリーマンと変わらない。いや、むしろ低い。
→ これも同感。でもどのレベルかにもよるけど、フリーの方が自分の自由になるお金はサラリーマンやるより大きいんじゃないかと思う。サラリーマンで、仕事の予算をたくさん持てたりしたら、そりゃあ素晴らしいと思うが、それはしょせん自分のお金ではないから、使うにしてもストレスは大きくなるし(自分のお金ならなくなっても責任取るのは自分だけだから楽だ)、となると予算は小さくても自由になる自営業の方が絶対に良いように思える。…というか、自分向きのように思える。これも、まぁ、価値観の問題だな。
5 成功は運に左右される。
→ ところが、運は準備してるもののところにもたらされるんだよね。準備してない人は運が来てもまったく気がつかない。そういう例はいくつも見て来た。
6 特に自由なわけではない。
→ これも人によるんじゃないかな。起業しても従業員がいたり、その従業員の給料払ってたりしたら、自由度は少ないだろう。でもそれ以上の喜びもあったりするに違いないとも思う。一番大変なのは小さな会社の社長さんたちだね。彼ら/彼女らはホントに誰よりもたくさん働く。
その点、従業員もいないウチはホントに自由。私は人生において一番大事なのは「自由」だと思っている。それにはある程度の金銭的成功も必要だ。自分の生活がたちゆかなくなったら、それこそもともこもない。ホントに今の生活でいいなと思うところは、多少貧しくても自分のすべてを100%、ほぼ誰にもじゃまされず仕事に打ち込むことが出来ることだ。私にとって一番大事なのは「自由」。それを守るためだったら、なんだってする。そしてそこさえブレなければ、私は常に幸せでいられる…というのを50歳になって知った(笑)
その点、従業員もいないウチはホントに自由。私は人生において一番大事なのは「自由」だと思っている。それにはある程度の金銭的成功も必要だ。自分の生活がたちゆかなくなったら、それこそもともこもない。ホントに今の生活でいいなと思うところは、多少貧しくても自分のすべてを100%、ほぼ誰にもじゃまされず仕事に打ち込むことが出来ることだ。私にとって一番大事なのは「自由」。それを守るためだったら、なんだってする。そしてそこさえブレなければ、私は常に幸せでいられる…というのを50歳になって知った(笑)
それでも良いなら起業に踏み出すといい。良かったことは「今日も生き延びてよかった」という感覚を得たこと。生きてるだけで丸もうけ、と思えること。
→ これも悲観的すぎる見解なような気がする!
薄型テレビや大型冷蔵庫を持ってる人に限って自由じゃないし旅もしない。確かに私は人の倍くらいの時間、仕事をしている。私の生活には仕事とプライベートの境界線がまったくない。人に会って飲んだり食べたりしていないかぎりは、もうずっとずーっと仕事をしている。本も映画も仕事に関係あることがほとんどで、旅もリゾートとか観光にはまったく興味ない。でも最高に楽しいよ。だって自分が選んだ仕事だからさ。そしておそらく自分は自分が歩けただろう道の中でベストな道を現在歩いていると思う。引っ張ってきてくれた音楽家のみんなに感謝。
この本、わたしのバイブルです。
この本、わたしのバイブルです。