前回の投稿が好評だったので気をよくして第2弾。FBページへの皆さんのコメントもありがとうございました〜
ツミ・サウンド・システム プログレ度★★★
一時はホントに好きで具体的に来日させようとしたんだけど、先方のレーベルが「呼べ呼べ」とウルサいわりにまったく協力的じゃなかったので辞めた。今,観ても相当かっこいい。エスコとトミのフィドルはホント最高。ドラムを含むリズム隊が子供っぽいのがオシいのだけど、それをひいても有り余る楽曲の良さが光る。いつだったかこのバンドをヘルシンキで見た。それはたくさんのエージェントやプロモーターが集められた国際視察ツアーみたいなもので、このバンドを見終わって出た評価が「あのサックスはいらない」ということ。「なんであの音が必要なんだろう」「ジャズでも目指してるのかしら、たいして上手くもないのに」等々…。みんながあんまり勝手なことを言うので「でも言える? 自分のフェスにブッキングする時に、あの子だけいらない、って誰がバンドに言えるの?」と私が言ったら、みんな黙ってしまった。そう、誰もやる気がないのに、批評するだ事だけは、皆さん、ご立派なこって。そういう無責任な業界のヨタ話に混じるのが私は大嫌いである。でも確かにサックスを入れるなら、もっとびっくりするようなソロが取れるような子じゃないと辛いかもね。もっとLIVEを重ねれば上手くなるんだろうけど、そもそもあまりLIVEをやってないのが、このバンドが一歩先に行けない原因だと思う。だいたい主要メンバーが他のバンドで忙しすぎるのもいけない。北欧音楽シーン全般に言えることだが素材がいいのにもったいないと思う。音的には申し分ないものの、真のプログレはなんぞやと考えると減点になり、プログレ度★は4つから3つへ。
アンビョルグ・リーエン プログレ度★★
日本にプロモで呼んだりしちゃって、あんなにプロモーションにお金をかけたのに、次に来日のために声がかけたら子育てに忙しくなっちゃって、結局今だにきちんと来日できてないアンビョルグ。俺が投資した予算を返せ。どうもタイミングが悪い。が、タイミングもアーティストが持っている運のうちだから仕方がない。それにしてもノルウェーの伝統音楽は彼女が来日しないかぎり始らないよな、といつも思う。旦那がプログレ志向で、中期のアルバムはプログレ度が高い。女性インストルメンタリストのアルバムって、パートナーによってあっちに振れ、こっちに振れ…ってのが大きすぎる! 旦那がプログレだとプログレになり、旦那がジャズだとジャズになり。しかしこのCDは良く売れた! 2,000枚くらい売れたんだじゃないかな。今じゃ考えられない数字だが。当時でもかなりのヒットだった。
ブッケネ・ブルーセ プログレ度★★
アンビョルグと旦那がやってるブッケネ・ブルーセもプログレ度高し。ほんとはトリオだったのに、旦那(シンセ)が入ってプログレ的美意識が上がった。
ドーナル・ラニー・クールフィン プログレ度★★★★
これこそ真のプログレッシブ・ミュージック。このバンドは短命だったのがホントに惜しい。でも2度来日しているから、あの奇跡のLIVEを見た人も多いはず。結局のところこのバンドを越えるバンドは、なかなか現れない。
ドーナル・ラニー・バンド プログレ度★★★★
もちろんその前身となったこっちの音楽も。April The 3rd 名曲です。
ドーナルはほんとにこのうねるリズムがクセになる。絶対にリズムを縦に入れて楽曲を台無しにしないところがいい。
クラナド プログレ度★★★★
初期のクラナドはアコースティック・プログレだし、ジャズだとも思う。ホントにかっこいい。この曲なんて最高にかっこいい。途中コーラスが入るところとか、何度聞いてもゾクゾクする。全体をささえるミホールのギターが最高。この時期にアイリッシュ・ミュージックに出会っていたかった!
マリ・ボイネ プログレ度★★★
サーミの女王。彼女がちゃんと来日しないとサーミの神髄は日本に伝えられないだろうと思う。歌が祈り。祈りが歌。本当に素晴らしい。ノルウェーに石油がなかったから、とっくに来日していただろうに。いろんな意味で惜しいノルウェー。しかし彼女は最高だ。たたずまいがメアリー・ブラックみたいで、私は大ファン。彼女が来てくれるなら私財投げ打ってもいいとも思う。(投げ打つ私財もないけれど〜)
ツミ・サウンド・システム プログレ度★★★
一時はホントに好きで具体的に来日させようとしたんだけど、先方のレーベルが「呼べ呼べ」とウルサいわりにまったく協力的じゃなかったので辞めた。今,観ても相当かっこいい。エスコとトミのフィドルはホント最高。ドラムを含むリズム隊が子供っぽいのがオシいのだけど、それをひいても有り余る楽曲の良さが光る。いつだったかこのバンドをヘルシンキで見た。それはたくさんのエージェントやプロモーターが集められた国際視察ツアーみたいなもので、このバンドを見終わって出た評価が「あのサックスはいらない」ということ。「なんであの音が必要なんだろう」「ジャズでも目指してるのかしら、たいして上手くもないのに」等々…。みんながあんまり勝手なことを言うので「でも言える? 自分のフェスにブッキングする時に、あの子だけいらない、って誰がバンドに言えるの?」と私が言ったら、みんな黙ってしまった。そう、誰もやる気がないのに、批評するだ事だけは、皆さん、ご立派なこって。そういう無責任な業界のヨタ話に混じるのが私は大嫌いである。でも確かにサックスを入れるなら、もっとびっくりするようなソロが取れるような子じゃないと辛いかもね。もっとLIVEを重ねれば上手くなるんだろうけど、そもそもあまりLIVEをやってないのが、このバンドが一歩先に行けない原因だと思う。だいたい主要メンバーが他のバンドで忙しすぎるのもいけない。北欧音楽シーン全般に言えることだが素材がいいのにもったいないと思う。音的には申し分ないものの、真のプログレはなんぞやと考えると減点になり、プログレ度★は4つから3つへ。
アンビョルグ・リーエン プログレ度★★
日本にプロモで呼んだりしちゃって、あんなにプロモーションにお金をかけたのに、次に来日のために声がかけたら子育てに忙しくなっちゃって、結局今だにきちんと来日できてないアンビョルグ。俺が投資した予算を返せ。どうもタイミングが悪い。が、タイミングもアーティストが持っている運のうちだから仕方がない。それにしてもノルウェーの伝統音楽は彼女が来日しないかぎり始らないよな、といつも思う。旦那がプログレ志向で、中期のアルバムはプログレ度が高い。女性インストルメンタリストのアルバムって、パートナーによってあっちに振れ、こっちに振れ…ってのが大きすぎる! 旦那がプログレだとプログレになり、旦那がジャズだとジャズになり。しかしこのCDは良く売れた! 2,000枚くらい売れたんだじゃないかな。今じゃ考えられない数字だが。当時でもかなりのヒットだった。
ブッケネ・ブルーセ プログレ度★★
アンビョルグと旦那がやってるブッケネ・ブルーセもプログレ度高し。ほんとはトリオだったのに、旦那(シンセ)が入ってプログレ的美意識が上がった。
ドーナル・ラニー・クールフィン プログレ度★★★★
これこそ真のプログレッシブ・ミュージック。このバンドは短命だったのがホントに惜しい。でも2度来日しているから、あの奇跡のLIVEを見た人も多いはず。結局のところこのバンドを越えるバンドは、なかなか現れない。
ドーナル・ラニー・バンド プログレ度★★★★
もちろんその前身となったこっちの音楽も。April The 3rd 名曲です。
ドーナルはほんとにこのうねるリズムがクセになる。絶対にリズムを縦に入れて楽曲を台無しにしないところがいい。
クラナド プログレ度★★★★
初期のクラナドはアコースティック・プログレだし、ジャズだとも思う。ホントにかっこいい。この曲なんて最高にかっこいい。途中コーラスが入るところとか、何度聞いてもゾクゾクする。全体をささえるミホールのギターが最高。この時期にアイリッシュ・ミュージックに出会っていたかった!
マリ・ボイネ プログレ度★★★
サーミの女王。彼女がちゃんと来日しないとサーミの神髄は日本に伝えられないだろうと思う。歌が祈り。祈りが歌。本当に素晴らしい。ノルウェーに石油がなかったから、とっくに来日していただろうに。いろんな意味で惜しいノルウェー。しかし彼女は最高だ。たたずまいがメアリー・ブラックみたいで、私は大ファン。彼女が来てくれるなら私財投げ打ってもいいとも思う。(投げ打つ私財もないけれど〜)