北とぴあケルト祭:松井ゆみ子さんよりメッセージが届きました〜

北とぴあケルト祭:レクチャー「アイルランドの家庭料理」

アイルランド人は、じゃがいもばかり食べているとお思いの方が多いと思います。が、さにあらず。

90年代半ばの好景気ケルティック・タイガー期を経て、アイルランドの食事情は劇的に変化しています。小麦全粒粉でつくる伝統的なパン、ブラウンブレッドは今もゆるぎなく健在ですが、、近年はグルテン分の少ないスペルト小麦を使うなどヘルシー志向。キヌアなど小麦以外の穀物もポピュラーになり、アイルランドの食卓はずいぶんと豊かになりました。島国でふんだんに採れる海藻にも新たな注目が集まっています。そんな最新の食事情の話題を盛り込みつつ、まずは一般的な、アイルランドの食卓風景をお伝えしたいと思います。「アイルランド料理」は、イコール、家庭料理。カンタンにつくれる煮込みやオーブン料理が主流ですが、各家々に秘伝の”おふくろの味”があり、奥は深いです。日本でも再現できる料理ばかりですので、あ、つくってみよう!と思っていただけるような話をするつもりでいます。

ご参加いただいた方には、アイルランドの紅茶バリーズティ(Barry's Tea)をご用意しています。我が家のご用達。日本では入手しづらいブランドですので、この機会にお試しください。

おやつは、アイルランドの定番手づくりお菓子”チョコ・クリスピーズ”。アイルランドがチョコレート大国なのも、案外知られていない一面で、ぜひともお話ししたい話題のひとつ。

この日のチョコ・クリスピーズは手づくりで、チョコはアイルランド産のもの。この日にしか味わえない”おやつ”です。

アイルランドの食べものや料理について「常々知りたいと思っていた」というようなことがありましたら、ぜひご質問くださいね。

食いしん坊のわたしが、20年かけて食べ歩いたアイルランド。今は「在住」の身になりましたので、もしもお答えできないようなことは「宿題」で持ち帰って、後日お伝えします。

お会いできるのを楽しみにしています!!

アイルランド料理研究家
松井ゆみ子

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松井さんのレクチャーが聞ける北とぴあケルト祭は、5月15日開催。詳細はこちら
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松井先生みずから手作りのおやつですよ〜。
でもどうやらレシピは超簡単らしい…