帰宅して日本の携帯を開いたら明日のあなたのフライトは変更になりました、というテキストがグリーンランド航空から携帯に入っている。なぬーっっ?!
いずれにしても翌朝一応予定の時間である8時半ごろ空港に行くと、どうやら天候不良で、ヌークからの飛行機が到着しない様子。この後の予定は11時ごろわかるという。荷物をチェックインすると、「このまま空港で待つ?」とお姉さんに聞かれる。荷物置いたまま行っちゃってもいいんだ…ゆるい空港やな〜っっ お客は私と他にはおばちゃん2人の旅行者しかいない。とほほ。ま、でもいいや、とにかく明日の国際線に間に合えば。空港にベンチで寝転んでいると、当初のフライトの時間10:30近くなって続々と人がやってくる。シシミウトの小さな空港は帰国するミュージシャンでいっぱいだ!!
当初の予定ではコペンハーゲンの空港で一泊する予定だった。そこで絶対にバスタブにお湯をいっぱい溜めてゆっくりするぞ!!と踏んでいたのに、このままノンストップで帰国することになりそうだ。というか、本当は友達に会うべくコペンハーゲンで、アポもあった。せっかく犬ぞりのこととか話を聞いてもらおうと思ってたのに。残念! が、今読んでいる小説(「流れる星は生きている」)の大変さに比べたら、全然大変じゃない。こんな旅もいいだろう。っていうか、嫌いじゃないんだよね、こういうの。
コペンの空港のホテルはもしかしたら数時間でもゆっくりできるかも、という希望的観測の元キャンセルしないでおく…。あぁ、バスタブ好きな私はやっぱり東京が1番いい。さてシシミウト、私が乗る予定のフライト以外は全てキャンセルされたという。運がいいのか、悪いのか…
おそらくコペンハーゲンの空港まではネットも繋げないだろう。
で、ここからは経由地のカンガゲルスアック空港で書いている。グリーンランドの首都ヌークには大きな滑走路がない。国際線のジャンボはすべてここに到着することになっているのだ。結局ここに到着したのが2時間遅れ。ここで約7時間待ち。とほほ。2時間ほど空港のベンチで寝て、荷物はスルーで行っているので、外にちょっと出てみる。外に出るとお土産物屋が数軒。お土産物屋の一件はすごいナヌークファンで、DVDが平積みにされているほか、店内にはずっとニューアルバムが流れていた。スーパーマーケットもあって、そこで売られているノルウェー風のウールのセーターが良さげだったけど、高いのでもちろん購入はなし。 というか本当に年内食料以外お金を使うことは禁止だ!!! ユニクロもなし! なので、なんとなくウインドウショッピング。
しかしここはヌークからもシスミウトからも遠くないのに雪がまったく無く、異様に暖かい。しかしみんないつスノーブーツを普通の靴に変えたんだ? スノーブーツを履いてるの、オレだけじゃん?!