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2016年4月10日日曜日

出張DAY7 やっと音楽フェスティバルが始まった!

まずはシシミウトの街を探索。街と言っても人口は5,000人しかいない。そんな街で2,000人集めるのはナヌークだけ!   すごいね。私が昨日取材を受けたのは、どうやらグリーンランドの全国ネットだったらしく、TVが放送を見たあれこれ人に話しかけられる。自分ではまだ見ることが出来てないので、とほほ。

午前中は街を探索。ミュージアムは冬の間、オープンは水曜日と日曜日のみ。日曜日に戻ってこないと…


それにしてもシシミウトの店という店、すべての店を探索したよ。  結構面白い。普段の出張は店なんかほとんど見ない。っていうか、こういうことをしてると自分が19歳で初めて英国に来て、その後毎年のように英国へ行き、ブロンテの丘とか、リバプールとかありとあらゆる観光地を回ってた頃を思い出す。もう自分はそういう旅はしないと思ってた。なんか不思議な感覚なんだよね。

で、これがどういう感覚かというと、ここにはもしかしたらもう2度と戻ってこないかも、これが最後になるかも、という感覚だ。そういう感覚が持てる場所に来ることはもう自分にはないと思ってた。あーーー、でももっと何度も来たい!!  ものすごく高いから難しいだろうけど。

そして次こそシオラパルクとか本当のイヌイットの世界に行きたいなぁ!!!   しかし今回の旅が終わったら、年内の海外出張は一切なしにしよう。この仕事を始めてから今まで多分年に3,4回くらい海外行ってるけど、これからはそれを一回にして、北極に来るしかない!…と思う。いや、思ってるだけかもしれないが。そしてこの地が本当に仕事になれば、の話だが。

何れにしても日用品がスーパーでいくらとか、あれこれ見るだけでも勉強になる。こんな、本来人が住めないであろう場所に住むということはどういうことか。いやがおうにも感じさせられざるをえないのだ。


素敵なおうち


この下の写真にあるアート&クラフトワークショップ、オフシーズンで閑散としてたけどマーケットみたいで面白かった!!  たくさんのイヌイットの作家先生たちが、自分のクラフトをそれぞれ並べる。あちこち埃をかぶって相当の散らかりようだが、これはかなりのハードコアなイヌイットの世界だ。テーブルは一卓しか開いておらず残念。それでも本物のハンターみたいなおじさんが、何人もお茶しながらテーブルで暇をつぶしている。飲みかけのマグカップやいろんな工具があちこちに散乱している。こういうのイメージしていた通り!   これで部屋の真ん中に生のアザラシでも吊るしてあれば完全なイヌイットの家だ。やっと本当のグリーンランドに来た気分になったよ!  が、言葉も通じず、うまくコミュニケーションも出来ず、自分の人間としてのステージの低さに呆れつつ、何か買ってあげたかったけど、とにかく高い…っていうか、プライスタグが付いてないから怖くて買えなかった。また週末にここに来てみようか…


で、やっと音楽の話。すみません。今日からこのフェスティバルがこのシシミウトで開催されるのです。

アークティック・サウンドは、シンガーソングライターを中心にしたフェスティバルで、今年が3回目だそう。

通常こういうフェスに来ると事務所があり、そこに行くとすべての情報が集約されているのだが…行ってみたらフェスティバルのプログラムはまだ出来ておらず、現在デザイナーさんが情報をウエッブにアップロード中だという。それでも綺麗なイヌイットなルックスのお姉さんが美しい英語であれこれ案内してくれた。詳しくは某雑誌に書かせてもらえる予定なのでお楽しみに。

面白かったのは8カ国から16人のソングライターを集めて共作のセッションが行われたこと。五日間合宿してたんだって。その結果発表みたいなのが、今日のオープニング・コンサート。文化センターにて。お客は200人くらいか。


会場はスポーツセンター(2,000人)、文化センター(200人)、ホテルのレストラン(100人)の3ケ所で行われている。

続いてアメリカ人2人のステージをホテルのレストランにて。キーボードのおっさんは、LA在住のカントリー系の職業ソングライターらしい。ケニー・ロジャースに曲を提供した、って言ってた。隣のおじさんはデンマーク在住が長い、やはりアメリカ人。後で資料見て、名前をここに書く。(日記書きながらネット繋げないんですよ、高いから)


そして圧巻だったのがこのおばさん。NINAという。歌のうまさはおそらく世界レベル。曲も良かった。歌詞はおそらくデンマーク語。残念なのはギターがイマイチだったこと。バックの彼もイマイチ。本人を歌に集中させ、シャープでカッコイイギタリスト付けたら世界を狙えるかも?  でもって、ものすごい人気で、みんな一緒に歌ったり、超盛り上がってた!

こうしてフェスティバルの第一夜は更けていくのであった。コンサートが終わったのがミッドナイトくらい。高級ホテルのロビーでネットを1時間買って、仕事して、部屋に戻ったらもう1時くらい。寝たのが2時くらいだったかな…