「サウンド・オブ・レボリューション〜グリーンランドの夜明け」ちょっと見せ5



スミのギタリスト、ペール「録音は他の作品の時とだいぶ違っていた。僕らはすごくタイトなスケジュールしかなかったんだ。僕がただしく覚えているとしたら…6月6日に僕らはデンマークを離れる予定にしていた」

マリク「僕らは学業を終えようとしていた。そもそも学業がデンマークに来た理由だったのさ」「僕らは、そもそもグリーンランドの別々の岸辺の町の出身だった」「当然のことながら帰国してしまえば、僕らはお互いに会うこともなかった」(*グリーンランドの国内移動は大変なんです)

ペール「帰国の前日、僕らはスタジオに荷物を持ち込み、最後の録音とミキシングを終えた。早朝僕らはタクシーを呼んで、空港でサヨナラを言ったのさ。そのあと、14年間会わないことになるとは知らずにね…」

 1979年 グリーンランドの首都ヌークにて

議長「女王陛下、どうぞ」

デンマークのマルグレーテ2世より「デンマークの一番古い法律にある通り、法のもと国は統治されるべきである。グリーンランドはこれから自分たちの法律と力に基づき、その未来を建設していくことでしょう」

「グリーンランドよ、永遠に。デンマークよ、永遠に」(同じことをグリーンランド語でも言う)

スミの歌詞より「生活 それを単純に見つめよう どこにもそれは導きはしない
生活 それを本当に感じるならば 何かを成し遂げるべきだ」〜グリーンランドのドラムダンスの効果音

スミのファンAviaja E Lynge「私の頭の中をいろんな考えが駆け巡るわ。私の視点を言うと1970年代の大きな問題は、まだ今日でも存在している。まだまだ努力しないといけない事がたくさんある。まだ終わらせなくちゃいけないことがたくさんあるのよ。だからスミの音楽がキャッチーだというだけではなく、今でも若い人たちにとても重要なメッセージを運んでいることには全然驚かないのよ」

すみません、以上は英語字幕からの私のつたない訳ですが、上映日当日は、字幕はちゃんとしたものが付きますので安心してください。おそらく今週末にはトレイラーに字幕が付く…かな。

「サウンド・オブ・レボリューション〜グリーンランドの夜明け」の上映は、11月8日(火)東京、11月7日(月)札幌。ナヌークのアコースティックライブ付き。詳細はこちら。