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2016年12月17日土曜日

関口義人さん/高野秀行さん「トルコ・ジプシー音楽への旅」に行ってきました

本日下北沢で行なわれた関口義人さんの「トルコ音楽の700年」の刊行記念イベント、関口さんと高野秀行さんによる「トルコ・ジプシー音楽への旅」にお邪魔しました! 

いや〜,楽しかった。そして憧れの高野さんに初めてお会いし、もう狂喜乱舞。一所懸命、本の感想をお伝えしようと焦ってしまい、最近読んだ「またやぶけの夕焼け」とか「異国トーキョー漂流記」とかの話になってしもた。あぁ、どうせなら「西南シルクロードは密林に消える」とか「アヘン王国潜入記」とか代表作に対する多少重量感のある気のきいた感想をお伝えすれば良かったんだけど…とほほ。でも関口さんが「せっかくだから野崎さん、写真撮りましょう〜」とか言ってくれて、どさくさにまぎれて高野さんにも入ってもらい、一緒に写真も撮っていただき二十丸… あぁ、楽しかった。ファン活動って楽しいねぇ〜❤

で、会場で購入しました。関口さんの新刊。それにしても「トルコ音楽の700年」、めっちゃ面白そう。トルコにもアラベスクというフィンランドのイスケルマのようなアイルランドのカントリーのような歌謡曲みたいなジャンルがあるのだそうで、それが地元では大人気なのだそうだ。老若男女問わずリスナーがおり、カラオケなんかでも大流行り。日本の演歌に近い。そうなのだ、大衆の音楽の好みは全世界問わず、そうなのだ。皆さん、スウェーデンではみんなヴェーセンみたいな音楽聴いていると思ったら間違いですからね。他にも言語の話とか、共感できる部分も多く、大変勉強になった。私は普段よく知らない分野の音楽だけど、なんといっても関口さん「僕なんかはもう歳でね、どこへも出かけたくないんですよ」なんて言いながらも醸し出す、このワクワク感がいい。ワクワク感がありさえすれば固有名詞が良く分らなくても、聞いている方も、なんだか楽しい気持ちになるのだ。大事だ,ワクワク感。ちょっと最近落込むことばかりだったので、なんか関口さんに元気をもらった。

それにしてもトルコはディープだ。私も一度だけイスタンブールに行ったことはあるが、いろんな意味で誤解していた。でもって関口さん、トルコのオーセンティックな音楽がお好きなのかと思ったら、今注目しているのはトルコのヒップホップ、そして韓国のヒップホップなんかなのだそうで、韓国については「インディ・ロックも面白いですねー」なんておっしゃる。う〜ん、いいぞ。是非「辺境ロック」の企画の時は(何年後に実現できるかな…)いろいろご教授願いに行かなくちゃ〜

一方の高野さんは音楽はバルカンものを追いかけていらっしゃるそうで、最初はクリトリッツアの作品が入り口だったそうだ。そして関口さんの著書「ジプシー・ミュージックの真実」には大いに触発された、ということなのだ。

なるほどねぇ〜 それにしても高野本なんか全部置いてそうなB&Bさんだったけど、イベント対応で「未来国家ブータン」と角幡さんとの対談本「地図のない場所で眠りたい」、「謎のアジア納豆」の3冊が平積みされていただけで(もちろんこの3冊は私はとっくに入手済み)、他の高野さんの著作を店内探したのだけど見つからず、せっかくだからと納豆本を再購入。サインも入れていただき、もう超嬉しかったのでした。

それにしても早く高野さんの「またやぶけ」の感想書かなくちゃ。あれはめっちゃ良い本だった。また高野本ベスト5に入ってしまうかもしれない。関口さん、ありがとうございました〜