みんなデンマークが大好き 

このデンマークのテレビが素晴らしい、と複数の友人がfacebookでシェアしていたので、紹介します。なんか泣けますよ!



ナレーション「人々を“箱”の中にいれて分けてしまうことは簡単です。これが“私たち”、あれは“彼ら”」

最初看護士さんらしき人たちが入場して1つの“箱”に収まります。 続いていかにも大企業のエグゼクティブみたいな人たち。いかにもブルーカラーの労働者たち。ストリートにたむろする若者たちのような人たち。みんな、それぞれの“箱”に入ります。

ナレーション「避けようとする人がいたり、信頼したりする人たちがいます」

「新しいデンマーク人たちもいます。そしてずっとデンマークにいた人たちも。田舎から人たちも、牛を見たことすらない都会の人たちも…」

「信じる宗教、自分に対する自信… 私たちが何かを一緒にシェアしている人たちもいれば、彼らとは何もシェアできないという人たちもいます」

会場の司会者「いらっしゃい。これから皆さんにいくつかの質問をします。いくつかはとてもパーソナルな質問ですが、なるべく正直に答えてください」

「クラスルームでクラスのおちゃらけ者だった人は?」

会場から笑いがおきます。そしてそれぞれの“箱”の中から数人が前へ…。そしたらいろんな人たちがそこにいることを知るのです。みんな顔を見合わせて笑っています。

司会者「義理の子供たちがいる人」ここでもまたそれぞれの“箱”からいろんな人たちが集まります。

ナレーション「こうして突然そこに“私たち”という概念が出現するのです」

「死んだあとのライフを信じる“私たち”。フォースを見たことがある“私たち”。そして“私たち”みんながダンスをするのが大好きです」

「いじめを受けたことがある“私たち”」「人をいじめた事がある“私たち”」男の子が辛そうにうなずきます…。その肩を優しくなでる人もいる。

「先週セックスをしたラッキーな“私たち”」笑いながら多くの人が集まります(笑)
 「失恋をした“私たち”」2名が寂しそうに肩を組みます。
 「熱烈に愛する相手のいる“私たち”」中高年の素敵なペアルックのカップルも。
「寂しく感じている“私たち”も」何人かが集まります。いろんな職業の人たちです。

そして1人の男性が前に出ます。「バイセクシャルな“私たち”」彼はこの会場にいる人たちの中でたった1人ですが、会場中からその勇気に拍手が送られます。そしてナレーション「他の人の勇気をたたえる“私たち”がいます」

「人生の意味を見つけ出した“私たち”もいます」「命を救ったことがある“私たち”も」
そして「みんなが、ただこの国デンマークを愛しています」

「もしかしたらもっと他のことが私たちを一緒にしてくれるかもしれません。TV2 DENMARK 私たちがシェアするすべて」

いいCMですね! ちょっと泣けました。