ベッカ・スティーヴンス「レジーナ」おすすめです!

これは素晴らしい! ベッカ・スティーヴンスの新作「レジーナ」すでに店頭には並んでますよ〜 今日、池袋のタワーレコードさんで仕入れてきました。やった〜


彼女のCDっていつも「ベッカ・スティーヴンス・バンド」って名義だから自分の名前だけでリリースするのは初めてなんじゃないかしら。あのアコースティック・バンドと一体になった超フリーダムなパフォーマンスが身上だったベッカ・スティーヴンスだけど、今回は、あの変拍子/変展開(笑)の曲調はそのままに、コーラスを多重に重ねたり、今回はかっつりスタジオ・アルバムな印象。でもあいかわらず超インテリジェンスな展開ですよ。あぁ、もう変拍子大好き。最高ですなぁ〜。こういうの大好き。



今回はなんとエリザベス1世、オフィーリア(from ハムレット)、清少納言(ここでも清少納言か!? なんか呼ぶなぁ…)など歴史上の女性が題材になっている楽曲が多数。フレディ・マーキュリーの歌詞からの引用を含む「マーキュリー」や、スティーヴィー・ワンダーのカバーの「As」などにも注目。私が好きなのは1曲目のローラ・マヴーラが参加してるトラックかな…。あと「45 Bucks」とかもかっこいい。ちなみに、「45 Bucks」はデモも日本盤にはボーナスとして入っているので、このシンプルな曲がこうなるのか…と、ちょっとした感動付き。比較してみてね〜っっ。  
あ、そうそうタワーレコードさんだけなのかもしれないけどポストカードももらっちゃいました。上の写真の黄緑色っぽいやつ。写真、かっこいいです。いいね、こうなんか意志がある感じがあって。いいなぁ、こういう女性アーティスト。

海外での発売は24日と、まだだいぶ先ですから、是非皆さん、ボーナストラック、そしてライナー(北澤サトさん)/歌詞対訳(染谷和美さん)のついた日本盤をお買い求めください。そして、なんたって、ウチもいつもお世話になっている高木洋司さん率いるコアポートさんからの発売なんですから〜

あ、そうそう、これも貼っておきましょう。ヴェーセンとの共演。こういう共演を作らないと駄目だよね。やっぱウチのヴェーセンは大したもんだわ…


さてベッカ・スティーヴンスは、7月20日から23日までコットンクラブにて来日公演もありますよ、チェキラ!!!!! こちらは今まで通り「ベッカ・スティーヴンス・バンド」の名義でやるみたい。これらの楽曲を、さてどうやってステージで再現するんだろう。本当に楽しみです。そうそう、柳樂光隆さんによる詳しくて適格なレビューも必読ですよ。


PS
 とか書いてたらプロモ映像が発表になった。ローラ・ムヴーラをフィーチャーした清少納言の曲。かっこいいー このドレスって下はこうなってるんだ…(爆)リンク先で見れます。ところで清少納言って、清・少納言なのね。この文章読むまで知らなかったよ。そういや酒井さんも書いてたよな…そして枕草子は「The Pillow Talk」 なるほどねー 必読面白いですよ。