映画「標的の島」を見ました。友達がチケットをプレゼントしてくれたのだ。プレゼントしてくれた友だち、本当にありがとう。終った後、泣けてしょうがなかった。ホントに悔しい。
一昨日ブログに載せたユナイテッドの記事、あの動画が妙に既視感あるなぁと思ったら、高江のヘリパットに反対する住民の人を機動隊がひきずっていく様子だった…というTwitterを見たが、まさにそのとおり。この映画は、辺野古、高江、宮古、石垣… 最前線で戦う沖縄の人々を捕らえたドキュメンタリーなのです。
うーん、すごかった。パワフルでした。とにかく、いろいろ考えさせられましたね。なんというか、こういう自分が当事者になれない問題との距離はどうとったらいいのか、いつも考えるんだわ。今だって、もう最低最悪な安倍政権に対して言いたいことはいっぱいあるし、これだけの事が起こっているのに、どうしてあの政権がひっくりかえらないのか、私はまったく理解できない。私の周りに自民党を支持している人など1人もいないのに(と思っている私はホントに馬鹿なのかもしれない)なぜあの人たちは自分の都合のように世の中を動かしているんだろう、と。NHKの世論調査によると、まだ安倍政権の指示者は50%以上もいるんだそうだ…
この国が抱えるいろんな問題は知っていても自分の中で棚上げする。そうじゃないと日々の暮らしが営めないから。自分が自分の仕事と自分の事でいっぱいいっぱいな中、きちんと情報を集めて追いかけるのは、ほとんど不可能だ。せめて出来ることはイシューを絞って、その件に対しては知っていこうとすること。私はそういう方針だし,それを変えるつもりはない。よく知らないのに、自分の意見をあれこれ言うことは避けたい。ネットで誰でも発言できる時代だからこそ、ね。「分らない」とちゃんと言える自分でいたい。
基本的に「自分のイシュー」は、「原発」と「死刑反対」、この2つに絞ってきた。この2つについては世界の平均値と日本のおかれた状況くらいは把握しておこう、と。そしてなるべく日本贔屓のうちのミュージシャンたちにも「この国はいいところもあるけど、絶対に許せないことが2つある」と言って、積極的にこの2つのことを教えてきた。ヨーロッパ人が聞けば、ほぼ間違いなくびっくりする2つの事実。日本はこの地震の多い大地に信じられないほどの数の原発を建て、韓国もモンゴルも辞めた死刑制度がいまだに存在し年間、2、3人を公式に殺している、という事。この2つに対しては、はっきりと自信を持って意見を言えるくらい本も読んでおこう、といつも思ってきた。
ところが311があって原発はあんなひどいことになってしまい、加えてそれが世界中に知られてしまい状況は大きく変わった。そして、あんな事があっても原発を辞めない日本という国には、ほとほと呆れてしまった。死刑においては、おそらく自分が生きている間になくなることはなかろうと思ったりもしている。最近は、もう超・諦めの極地。絞りこんだ2つのイシューだって,満足に追えていないのに、他のイシューなど追えるはずがない。しかたないけど、イシューは絞って追いかけないと、すべての物事の表面しか終えないバカ人間になってしまうので、やはりこの方針で行くしかない、と自分では思っている。
…という言い訳のもと(すみません)、沖縄問題については私は本当にほとんど何も知らずに来た。もちろん、ある程度ニュースで見て知っていたのだが。
しかし、こういう状況下、気持ちや感情で何か言っても何も効果はない。どうしたら効果的に、こんなにズルくてひどい現政権をやっつける方法はないもんかと真剣に考える。何故多くの人が反対を表明しているのに、無理矢理、国は基地やヘリパットを作ろうとしているのか。国は言うことを聞かないといって沖縄県知事を訴えて勝訴してる。もう正気の沙汰ではない。あんな大きなスキャンダルがあったというのに、現政権はケロリとして沖縄の人に負担を押し付けているのだ。こんなことが許されている、ってのが、もう絶対にありえない。
これも自民党に投票してしまった、もしくは選挙に行かない日本国民のせいだ。そしていつも貧乏くじをひかされるのは福島や沖縄の人たちなのだ。野党が何を言ってももう手遅れだよ、だってもうこの前の参院選で私たちは自民党にフリーパスを渡してしまったのだから。
あとこの作品,映画としてもとてもよく出来て音楽がすごく良い効果を実現している。古謝美佐子さんの歌、七尾旅人さんの歌、そして「We Shall Overcome」が感動的に響き渡る。都内ではポレポレ東中野で上映中。全国でも見れるよ。
全然話は変わりますが,久しぶりに行った東中野の駅がめっちゃ綺麗になっててびっくりした。リニューアルオープンした西口改札のおばちゃんが30円お買い物クーポン配ってるから、皆さん是非Kioskに寄りましょう。私がチョコバーを買ったら、おばちゃんは「30円引いとくね!」って、クーポン貰う前にサービスしてくれたよ。おばちゃん、ありがとう。4月の下旬まで。
しかし沖縄の人たち犠牲にして、福島の人たち犠牲にして、東京のそんな小さな幸せが、いつまでいったい続くのやら… 世界のリーダーたちは、戦争を起こして、もしくは戦争が起こるぞと声高く叫び国内の多くの問題から人の目をそらそうと必死だ。こんな記事が話題になったりしてて、思わず読んでしまった。
一昨日ブログに載せたユナイテッドの記事、あの動画が妙に既視感あるなぁと思ったら、高江のヘリパットに反対する住民の人を機動隊がひきずっていく様子だった…というTwitterを見たが、まさにそのとおり。この映画は、辺野古、高江、宮古、石垣… 最前線で戦う沖縄の人々を捕らえたドキュメンタリーなのです。
うーん、すごかった。パワフルでした。とにかく、いろいろ考えさせられましたね。なんというか、こういう自分が当事者になれない問題との距離はどうとったらいいのか、いつも考えるんだわ。今だって、もう最低最悪な安倍政権に対して言いたいことはいっぱいあるし、これだけの事が起こっているのに、どうしてあの政権がひっくりかえらないのか、私はまったく理解できない。私の周りに自民党を支持している人など1人もいないのに(と思っている私はホントに馬鹿なのかもしれない)なぜあの人たちは自分の都合のように世の中を動かしているんだろう、と。NHKの世論調査によると、まだ安倍政権の指示者は50%以上もいるんだそうだ…
この国が抱えるいろんな問題は知っていても自分の中で棚上げする。そうじゃないと日々の暮らしが営めないから。自分が自分の仕事と自分の事でいっぱいいっぱいな中、きちんと情報を集めて追いかけるのは、ほとんど不可能だ。せめて出来ることはイシューを絞って、その件に対しては知っていこうとすること。私はそういう方針だし,それを変えるつもりはない。よく知らないのに、自分の意見をあれこれ言うことは避けたい。ネットで誰でも発言できる時代だからこそ、ね。「分らない」とちゃんと言える自分でいたい。
基本的に「自分のイシュー」は、「原発」と「死刑反対」、この2つに絞ってきた。この2つについては世界の平均値と日本のおかれた状況くらいは把握しておこう、と。そしてなるべく日本贔屓のうちのミュージシャンたちにも「この国はいいところもあるけど、絶対に許せないことが2つある」と言って、積極的にこの2つのことを教えてきた。ヨーロッパ人が聞けば、ほぼ間違いなくびっくりする2つの事実。日本はこの地震の多い大地に信じられないほどの数の原発を建て、韓国もモンゴルも辞めた死刑制度がいまだに存在し年間、2、3人を公式に殺している、という事。この2つに対しては、はっきりと自信を持って意見を言えるくらい本も読んでおこう、といつも思ってきた。
ところが311があって原発はあんなひどいことになってしまい、加えてそれが世界中に知られてしまい状況は大きく変わった。そして、あんな事があっても原発を辞めない日本という国には、ほとほと呆れてしまった。死刑においては、おそらく自分が生きている間になくなることはなかろうと思ったりもしている。最近は、もう超・諦めの極地。絞りこんだ2つのイシューだって,満足に追えていないのに、他のイシューなど追えるはずがない。しかたないけど、イシューは絞って追いかけないと、すべての物事の表面しか終えないバカ人間になってしまうので、やはりこの方針で行くしかない、と自分では思っている。
…という言い訳のもと(すみません)、沖縄問題については私は本当にほとんど何も知らずに来た。もちろん、ある程度ニュースで見て知っていたのだが。
しかし、こういう状況下、気持ちや感情で何か言っても何も効果はない。どうしたら効果的に、こんなにズルくてひどい現政権をやっつける方法はないもんかと真剣に考える。何故多くの人が反対を表明しているのに、無理矢理、国は基地やヘリパットを作ろうとしているのか。国は言うことを聞かないといって沖縄県知事を訴えて勝訴してる。もう正気の沙汰ではない。あんな大きなスキャンダルがあったというのに、現政権はケロリとして沖縄の人に負担を押し付けているのだ。こんなことが許されている、ってのが、もう絶対にありえない。
これも自民党に投票してしまった、もしくは選挙に行かない日本国民のせいだ。そしていつも貧乏くじをひかされるのは福島や沖縄の人たちなのだ。野党が何を言ってももう手遅れだよ、だってもうこの前の参院選で私たちは自民党にフリーパスを渡してしまったのだから。
あとこの作品,映画としてもとてもよく出来て音楽がすごく良い効果を実現している。古謝美佐子さんの歌、七尾旅人さんの歌、そして「We Shall Overcome」が感動的に響き渡る。都内ではポレポレ東中野で上映中。全国でも見れるよ。
全然話は変わりますが,久しぶりに行った東中野の駅がめっちゃ綺麗になっててびっくりした。リニューアルオープンした西口改札のおばちゃんが30円お買い物クーポン配ってるから、皆さん是非Kioskに寄りましょう。私がチョコバーを買ったら、おばちゃんは「30円引いとくね!」って、クーポン貰う前にサービスしてくれたよ。おばちゃん、ありがとう。4月の下旬まで。
しかし沖縄の人たち犠牲にして、福島の人たち犠牲にして、東京のそんな小さな幸せが、いつまでいったい続くのやら… 世界のリーダーたちは、戦争を起こして、もしくは戦争が起こるぞと声高く叫び国内の多くの問題から人の目をそらそうと必死だ。こんな記事が話題になったりしてて、思わず読んでしまった。