桑山哲也さんの独奏公演に行ってきました。感動!

鎌倉に来たら、やっぱり湘南しらす〜

今日はアコーディオンの桑山哲也さんが独奏でコンサートをやられるというので、鎌倉まで出かけてきました。前回の独奏公演はチケットがあっという間に売り切れてしまい、チケットが買えなかったので、今回は超速攻でチケットを入手。すごく前からすごく楽しみにしていたのでした。まずは早めに鎌倉に出てランチ!


湘南豚〜! まいう!!!!

たらふく食べて会場である歐林洞さんへ。あのケーキの歐林洞さんですか! こんな感じの会場。リハーサルの様子(奥様である藤田朋子さんのインスタより)


お客は100人くらいだったでしょうか。満員でした。で、いや〜、すごく良かったです!!! 桑山さんのコンサートは何度か見てますけど、ホントに良かった。ホントにたった1人のステージでした。1部はシャンソンの名曲や映画音楽メドレーなどがありつつ、ビブラート/顔芸のギャグで会場は爆笑の渦。小さい会場ならではですね〜。休憩を挟んで「アコーディオン体験コーナー」ではお客様3人にアコーディオンを体験してもらうなど…、とにかくあったかい公演で会場には笑いが絶えませんでした。そしてアコーディオンはホントに重くて難しそう。きちんと音の強弱をコントロールするのも相当難しいんですね。面白かったのはジムの先生(胸の筋肉を動かしながら登場/笑)の演奏する音が、ちっちゃかったこと。ホントに筋肉あるの?!とか言われてました。そして多重録音コーナーでは4人桑ちゃんの演奏や、バックトラックを駆使した演奏でアコーディナの演奏も披露。これも良かったです。

でも、やっぱり圧巻はアコのソロ。最後の最後に弾いた十八番の「タンゴ・クア・プロード」(パトリックが歌う時は「ヴィ・ヴィオロンス」(歌詞がついてるから)リシャール・ガリアーノの名曲)が、もう最高にかっこよくって、しびれまくりました。イントロは割とさらっと始まって、途中前半で見せた顔芸ビブラートをはさみつつ、お客が受けたら、それを見てニヤリと笑った桑ちゃんの顔が妙にかっこ良かった(笑)。でもすぐ曲の中にグッとお客を引き寄せ、もう最後は圧巻の圧巻という感じだった。いや〜、すごいわ。やるなぁ!!!

桑山くん売れっ子だからさ、仕事が忙しいのは分かるけど、やっぱりミュージシャンとしてはこういう音楽的にシャープな公演をたまにやらないと駄目でしょ。なんか、こう研ぎすまされたものがあるというか… ホントにホントに素晴らしかったですよ。

今日の素敵なサロンみたいな会場も良かったけど、こういう演奏を聴いちゃうと大きなホールでソロでピンスポットあててやりたいなぁ、とか勝手に思っちゃった(笑) っていうか、あの「タンゴ・クア・プロード」はそのくらいの迫力があった。オーチャードでやりたいですねぇ、なんてマネージャーさんと話しちゃった。なんか、でもそういうパワーがあったよ。

歐林洞さんの公演では紅茶とケーキが出るんです。素敵でしょ。


でも甘いものが食べたりなかったので、鎌倉駅前でお茶をかまし…読みかけの本が進んだ,進んだ。


鎌倉から地元の赤羽まで電車、直行便だったんだけど1時間かかったら、またお腹がすいて1人呑み〜っっ


締めのラーメンまで食べて…


いや〜、最高の日曜日でした!

それにしても、桑山さんの「タンゴ・プア・クロード」が頭をグルグル… ほんとに素敵な演奏だったなぁ。ソロの映像がないので、これを貼っておきます。



これもかっこいいでしょ? メインのメロディの裏を行く合いの手メロディ(って普通はなんて呼ぶんでしょうか)がいいんだよなぁ… アコーディオンの音だけで、ほんとに完成されてる。ホントにすごい。

明日…っていうか、もう今日だ。月曜日、桑山さんが出るテレビがあるそうです。チェキラ!!

CDはこちらがお薦め!