出張DAY5:フォルデ・フェスティバル

午前中は、ニコライ・アストラップのアトリエに。めちゃくちゃ綺麗な場所。奥には氷床が見える。こちらはキッチン。
こちらがアトリエになっている小屋。めっちゃプリティ❤
ここでもランチをしながら、1曲披露してくれるセグレム氏。ありがとうございます。
さ〜、夕方からは好きなコンサートが見れる夢の時間に。ここからが忙しいぞよ!! まずはこちらへ。Gro Marie Spidalのプロデュースによる不思議な公演「Sunniva-No」ダンサー3名とハルダンゲルという不思議な空間でした。面白かったよ。こういう前衛的なやつ、東京でもやることは可能かもしれないんだけど… うーん、私には時間がない! ホントにもったいない。誰かやらないかな。

公演のいい写真があったのでシェアします。


こういう幻想的なダンスとパフォーマンスが繰り広げられたのでした。このスカートみたいなのがとっても効果的でした。

続いていよいよオープニング・コンサートへ! ウッラ・ピルッティヤルヴィ。かっこ良かった!!
ウーロフ、かっこいいよ!!!いきなり2曲目で登場。曲はJPPと一緒にやって25周年の東京公演でもやった名曲「Vals Efter Jans-Olof」スイング感がすごい! ウーロフも言ってたけど、このオーケストラめっちゃ良い。

そしてフィンランドからはヤルヴェラ兄弟…じゃなくて従姉妹。アンティとエスコ! かっこいいよ。














ミア・マリン(スウェーデン)とウーロフ。こちらもかっこいい。スウェーデン勢は曲がポップだから、ステージばえする。いいよね〜














でもこのオープニング公演で、一番かっこよかったのは、この人。ハラール・ハウゴー王子(デンマーク)。このオーケストラをあおり盛り上げる感じといい、もう最高にかっこよかった。素敵、ハラール!!!
他にもレナ・ビッレマルク(スウェーデン)やら、北欧の大物が集結。すごい公演になりました。

なんというかクラシックのオーケストラ+伝統音楽のソリストってパターンはよくあるテなんだけど、この公演はソリストたちがスーパー1流だという事にひっぱられがちなのだけど、一番重要な事は、オーケストラがちゃんと伝統音楽のオーケストラだってのもミソ。(クラシックのオケではない) このスイング感はクラシックのオケじゃ出ないだろう。いや〜、このすごい企画を作った芸術監督のヒルダ女史は本当にすごい!

夜は夜とてパブでスイング(笑)この写真でウーロフ見えるかな? 一番奥に座っている。ずっとフィドル弾いて楽しそうでしたよ。
ヒルダもいたので「すごい公演だったわね」と声をかけると「あれをやろうと言った時は同僚全員が反対した。高くてとても無理だって、みんなが言った」とのこと。ふふふ、分かるわぁ〜 
「ミュージシャン連中にはリハが長いって文句言われたけど、見てご覧なさい。彼等は公演の後もこうやって延々弾いているんだから…まったく」みたいな事も言っているので、国が違っても伝統音楽のプロデューサー、みんな思うことは一緒だなと思ったのでした。でもこのミュージシャンとプロデューサーとの戦いながらも「良いものを作ろう」という頑張りが最高のものを作るのよね。おつかれ様でした、ヒルダ! そして素晴らしいミュージシャンの皆さん!

それにしても来年はどんな企画を温めているのかしら。ホントに素晴らしいと思う。頑張れ、フォルデ・フェスティバル。



オープニングコンサートでのハラールの様子をFolk Allianceのアンガスさんが録画してた❤