世の中あれこれ…

アメリカのシャーロッツ・ヴィルでの白人至上主義デモ。外国人、特にアメリカ人が自分のSNSにいる人なら気づいたと思うのだけど、参加した人の写真をアップし個人特定する動きが加速し止まらない。なんか国全体がヒステリックな熱病におかされている。まるで戦争でも始まっちゃったみたいだ。いや、これはすでに戦争なのかもしれない。

ロザンヌ・キャッシュのこのコメント、泣ける。どうやらヘイト側にお父さんのTシャツを着た人がいたようで… そりゃぁたまらないよね。「ジョニー・キャッシュの心臓の鼓動は常に愛と正義のリズムだった」「私たちは愛を選ぶ」毅然とした態度、立派です。こういうことにははっきりとNOと言わなくちゃいけない。



しかしこのデモ参加者の身元をSNSであかしまくる状況は、とても正常とは言えない。みんな常軌をいっしっている。ただ、いったんあかされてしまった以上、コンビニのアイスクリームのケースに寝転んじゃった若者と一緒で、犯罪行為には違いないのだから、職場を解雇されたりする可能性があるのは本人も承知のリスクだろう。ヘイトスピーチ/ヘイトデモに参加すること自体、そういう重いことなのだから。(日本もそういや法律で禁止になったんだよね。実情はどうなんだろうか…)

かと思うと、牛乳石鹸のCMが気に入らないと炎上しているのだという。全然知らなかった。私もCMをネットで見てみたけど、何が言いたいのか分からないと思いつつ、何がいけないのかもさっぱりわからない。このCMに対してなんにも感情は湧かない。私の周りでは、ちょっと前のアマゾンのワンコCMの方がよっぽど炎上だったのだが…(笑)

で、小田嶋さんのこのコメントが一番しっくりくる。



ところで終戦記念日に流れたNHKスペシャルが話題になった。私も見ましたが、すごくパワフルなドキュメンタリーでした。これ作った人、すごい。


是非見てください。ものすごいパワフルなドキュメンタリーでした。内容はあかさないけど、ドキュメンタリーだというのに最後にすごい「オチ」もあり、それがズッシーンと観る者すべてに重くのしかかります。

NHKは過去にインパールでたくさんドキュメンタリー作っているけど(こちらにアーカイヴあり)、1993年に作られたこれなんか偉い人しかコメントしてない。これに比べたら、今回のは、ものすごいと思う。 是非比較して見ることをお薦めします。

このツイート、いいね! まさにあの番組の内容をズバリと言い当てている。日本社会の縮図があそこにある。


それにしてもすごい世の中になった…。 自分の立ち位置はどうなのか、しっかり足を踏ん張らないと周りの流れに流されてしまいそうだ。

さぁ,皆さん、世の中いろいろだけどはりきって行きましょう!  ブレないウォリスがうらやましい。いや、ウォリスだって悩みはたくさんある。でも彼女はそれを音楽にたくして前に進んで行く。早く来ないかな〜っっ



ウォリス・バード来日は11月6日(月)。チケットは先週から発売しております。詳細はこちらお申し込みはこちらで。

おっ、中川さんがこんなの紹介してる(笑)。うん、いいぞ。人間は少しずつ、そうやって人間らしくならなくちゃいけない。