初来日公演決定! バルトロメイ・ビットマン from Vienna



ふー、やっと発表までこぎ着けた。いつもここまでが長いんですが、やっと発表できて嬉しい。はい、ウィーンからユニークなストリングス・デュオの2人。バルトロメイ・ビットマンの2人を、ご紹介します。彼らをウチの『中央ヨーロッパシリーズ』の第1弾として、来年2月に来日させることにしました。来日中はラジオや雑誌のインタビューも積極的に受けていこうと思っています。何せ新人だからね、頑張らないと。

彼らを最初に見つけたのは、なんとSNSで流れてきたこのクリップ。まぁ、ウォリスもね、最初はYou Tubeで出会ったようなもんですからね…、今じゃ珍しいことではないんだろうけど。なんとこのクリップ、You Tubeだとまぁ5万弱くらいですけど、facebookではなんと100万回というびっくりしちゃうような数再生されているんです。

でも、まぁ、最初はたいして良いとは思わなかったんです。一番最初、シェアしてたのはヴェーセンのミッケだった。確かにこの弦のパーカッシブな演奏はミッケや、ミッケが大好きなベン・ソーレ(チェロ&歌)とかもよくやる、あのリフです。そしてそのあとはアイルランドのグラーダのメンバー、スコットランドのミュージシャンたちなど、みんながシェアし始めた。そして流れて来るたびに、このクリップを見てしまう自分もいました。ただリズムとシンクロした映像はとてもいいけど、とにかく音が若いし、最近どっちかというと円熟系の売れなさそうなやつが好きなんで…わたし… で、最初はスルーしてたんですけど、あまりに何度も何度もこのクリップが流れて来るんですよね、Facebookに。

そうこうしているうちに一度CD聞いてみるかと思い、DLで聞いてみたら、これが抜群に良かった。またのちほどCDについてはご紹介していきますが、CDはとにかく完成度が高く、よく出来ているなと思いましたね。っていうか、今の若い子たち、CD作るのホントにうまい。めっちゃ静かな曲で始まるんですけど、それが良かった。こういうのって自信の象徴ですよね。早い曲でびっくりさせるのなんか誰でもできるんだけど、ソローな曲で始まるって自信あるんだな、って思いましたよ。

毎回ここでも言っているとおり、スローな曲がかっこよく決まるバンドはいいんです。ルナサでも、ヴェーセンでも、ペッテリでも誰でも、スローな曲こそかっこいいでしょ。そういうもんなんですよ、かっこ良さって。

あと、まぁ、ウチとしても「辺境」「グリーンランド」シリーズに続く、北欧やケルト以外の何かを探していたというのもあります。実は冒頭でも書いたとおり、THE MUSIC PLANTはこれから2年かけて中央ヨーロッパの音楽を紹介していく予定なんです。一番最後は2019年の5月来日のアーティスト。なので、そこの続く導入とトしては分かりやすい彼らはピッタリだな、と思ったんです。

ちなみにこのあと紹介する中央ヨーロッパのアーティストは超難解です…おそらく誰にも理解されない音楽だと思う。まぁ、そんなこともまたおいおい… それと比べたらこれはかなり分かりやすい音楽…かもしれない。

しかしなんというか、もう北欧とかアイルランドとか探しても、ヴェーセンやマーティン・ヘイズ、ルナサ以上の音楽はもう私には見つけられないんですよね。そんなわけで、これから先2年は中央ヨーロッパやることにしましたので、皆さんも良ければ、おつきあいください。もちろん2年の間にはウチの常連来日群(ケルト/北欧)も続々とやってきますから、私はめっちゃ忙しいです。

このクリップもめっちゃにいい! 聞くと元気になる!



バルトロメイ・ビットマンは2018年2月12日(祝/月)Star Pine's Cafeにて。17:00より。チケットは¥6,000。来週の今日から販売開始いたします。詳細はここ。

明日からは2人の経歴などもここでご紹介していきたいと思いますが、取り急ぎ〜 明日は(というかもう今日なんだけど)北区パン講座でパン作り教室なので、早めに失礼いたします。朝,早いよ…