映画「YARN 人生を彩る糸」を観ました


映画「YARN 人生を彩る糸」を試写で拝見しました。ありがとうございます。



アイスランドで制作された「糸をつむぐ人たち」のドキュメンタリー。いや〜 面白かった。 糸をつむぐ、編むという、ある意味単純な作業の中に、これだけの人たちが魅せられて、これだけのものを作りだしてるんだ! 

「YARN」とは【名詞】織物や編み物に用いる糸のこと。そして【動詞】面白い冒険談をたっぷり話すこと。

そもそも編む事は,単なる家仕事の一部、手芸の1つであり、アートとは認識されずに来た。でもここに登場する情熱と行動力にあふれる4組のアーティストたちが、編むことの新しい魅力を教えてくれる。ある意味、無心で編むことは瞑想的な世界だし、それは人と自然につながれるアートでもあるのだ。うん、すごいね。特にすごかったかのはコンテンポラリー・サーカスのサーカス・シルクール。網糸の中で行なわれるアクロバティックな技に目が点。そして日本人の堀内紀子さん。堀内さんのこれ、すごいよー 集団ハンモック(笑) 子供が中に入って遊べるんだよね。色も鮮やかでポップで、すごいパワフル。実用的でありながら,非常にアートなのだ。

アイスランド人の女性監督の作品。時々挿入されるアニメーションも素敵。 長さも76分と理想的で、あっという間に終ってしまった。いずれにしても公開になったら必ずもう1度観にいかなくちゃ!

12月上旬シアター・イメージフォーラムにて。なおさすがkinologueさん配給作品ということもあって、この後、楽しいプロモーションイベントがたくさん用意されているらしい。詳しくはSNS(fb page / twitter / instagram)などをチェックしてくださいね。東京以外では札幌、仙台、高崎、大阪、神戸、宮崎などでも上映が決まっているらしい。楽しみ! 

PS
全然関係ないですが、仕事を始める前の私の趣味は「編み物」でした。大学時代の友人に野崎の趣味は?と聞いてみて。みんな「編み物」って答えるから。今でも着てる結構な大作もあるんですよ〜! それを着て大学時代の友人に会うと「まだ着てる!」と超ウケます。(早くも30年前の作品ですからね…)