音楽ビジネスはどこへ行くのか


4月にオープンして結構業界内では話題になっていた(と思う)P-VINEさんのコンビニが半年で閉店という結果を迎えることになったらしい。いや、私なんぞより頭のいい方が複数集まって、豊富な資金力とともに始めたであろう事業だから、オイラなんかが何を知ったことを言えるのだろうと思うが、半年は早かったな。

でも、以前みたいに世の中が待ってられない、ってのもあるんだろうな。昔みたいに新規事業=2年とか、考えてられない。結果は半年で出せ、みたいなことでスタートしてたんだろうか。でも新事業で半年だよ。大変すぎるだろー。誰だって2年はくださいって言いたくなると思う。でもよくわからない。閉店直前にショップ・エコバックとか作ったりしてて、どういう意図だったのか。何はともあれ関係者の皆さん、おつかれ様でした。

CDのリリースだって最近は早い。例えば来日記念盤を1ケ月前にリリースすれば、せめて昔はその来日が終るまではCDを並べておいてくれたものだ。だが、それも今や容赦ない。商品が動かなければ、2週間で撤去。来日のニュースで世間が湧く頃に、店頭にCDはない。そんなんでは売れるものも売れないと思うのだが、次々リリースが続く昨今では、それがスタンダードなのだ。2週間。いや,最近はもっと早いかも…

それにしても、音楽にお金を使うということ自体がどんどん縮小している現在、大きな会社は従業員を食べさせるために別の事業を考えないと…ということなのだと思う。P-Vineのコンビニも記憶違いだったらすみませんが、確か「人材がいるから」ということで始めた事業だったんじゃなかったけか?(というインタビュー記事をどっかで読んだ記憶あり。間違いだったらすみません) 

CDは売れないのは、そうでしょうな…。私もspotifyなどでヴェーセンを聞いているが(笑)、sportifyは嫌いじゃない。膨大な音源の海が向こう側に広がっているというだけで、結構感動ものだ。

ウチも今、新規事業はいくつかかかえているが、それのどれが羽ばたくのか分らないけど、まぁ、どんどん変わっていかないと生き残れない時代であるのは事実だ。新し物好きで身軽な私には向いているかもしれないのだが、それが辛い時もある。

なんか今のエンタテイメント業界は、ユーザーというか、お客さんのお金どころか時間の取り合いみたいになっちゃってる。今やフリーのイベントだって人を集めるのたが大変で話にならない、という話をよく聞く。先日も海外のアーティストを集めたショーケース公演が行なわれていたが、その結果は散々だったようだ。それでも自分の表現の場を求めて、アーティストやミュージシャンは安くない参加費を支払い、そんな場所に希望をたくしていたりする。

そんなエンタテイメント業界の片隅で、たった100人集めることさえも、ホントに大変な作業だ。私も、この戦いにいつまで参加していくべきなのかって思う。最近は、自分のやりたい事よりも、誰か他の人がやりたい事を手伝うのがいいな、とか思ったりしている。

もうゆっくり毎日本を読んだり映画をみたりして毎日をすごし、そのレビューをブログに書くことで、のんびり過ごせたら,最高だな〜 このブログのGoogle Ad収入が月10万とかにならないかな。無理だろうなぁ。もっとアフィリエイトを充実させて、釣り記事みたいなのをいっぱい書くか。 

ま、頑張ろう〜っと。

ではウォリスを迎えに空港に行きます〜  もうトランプは横田基地についたのかな。道が混むといやだなぁ…



Wallis Bird Blossoms In The Street from MXX on Vimeo.


ウォリスは元気に向ってますよ。



ま、クサクサ考えていても世の中良くならない。私の仕事はこの素晴らしい音楽をより多くの人に届けること。ウォリス、エイダン、ありがとう。私もがんばらなくっちゃー!!!!

チケットは現在「当日精算」で今夜24時まで受け付けております。詳細はここ
公演は明日月曜日の夜です。