チェロが一番、綺麗に聴こえる音符の並び

今日も今日とて荒川土手を走りながら,この曲を聴いていたのだけど、いいよねぇ〜この曲。チェロがすごくいいんだわ。



このCD、全曲2人の共作のクレジットだし、2人とも「完成した自分の曲をここに持ち込むことはない」と言っているけど、それぞれの楽曲を注意深く聴けば、どっちがそれぞれの曲を最初に持ち込んだか、もしくはその楽曲についてどちらがイニシアティブを握って仕上げたかが分かるような気がする。そしてこの曲について言えば、タイトルが語る通り、アーノンクール本人と親交が深かったマティアスの方だろう。

チェロのための、チェロの音色が一番綺麗に聴こえる音符たちで作られた楽曲だ。高いところから低いところに向う時の、特に1:55から2:05くらいにかけての、この音符の並びがめっちゃ好き。ここにめがけてすべてのメロディが配置されているような気がする。いいわぁ〜、チェロ。やっぱり楽器として最高峰よねぇ…

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