ジャパノロジーのすすめ


この番組、意外と知らない人が多いみたいなので、紹介しておきます。2007年とか2008年ごろに始まったピーター・バラカンさんがホストをつとめる名番組。以来、タイトルを変え、形や放送局(地上派から、今はWorldの方へ…NHKではあるけどね)を変え、ずっと放送は続いてきた。

内緒だけどYou Tubeにもたくさんあがっている。本当に詳しく比較的公平に調査されめちゃくちゃ良い内容なのだ。しかし自分が適当に説明してきた日本の文化が、そうか、こう言えばいいんだ、みたいな表現がたくさん出てきて勉強になる。テーマも「大衆劇場」「ランドセル」など… うーん(笑)

初代のナレーターが、学生の時お世話になったスチュウット・アットキンさんだったこともあって(ピーターさんによるとアットキンさんはピーターさんの物まねがめっちゃ上手で当時の忘年会でしょっちゅう披露していたらしい/笑)地上波の頃は、私もけっこう熱心にみていた。今、番組は公式Webで見れるのだが、内容がどんどんマニアックになって、いやー 見ていても私が知らない事もたくさん紹介している。すごい。こんなの毎週やってたらピーターさん、すっごい日本のこと詳しくなっちゃうよね…っていうか、もう詳しいけどさ…。

今回ピーターさんのポーランド取材を仕掛けてくれたのも、こういう番組を見ている外国で日本語の勉強をしているワルシャワ大学の卒業生たち。大学で日本語学科は1番人気の学科なんだって。ポーランドは大使館さんも、みんな日本語上手でホントびっくりしちゃうほどの親日国。そして「放送のマジック」 だよね、こういうのも。放送されたものを見ている先でいったいどんなマジックが行なわれているか…は、誰にも予測不可能なわけで。もちろん、そういうマジックを見つけて、つなげていくのが私の仕事ではあるのだけど。

今年日本とポーランドは修好100周年。それを記念してポーランドの「心」、農村マズルカのバンドを招聘します。是非いらしてください!

ヤヌシュ・プルシノフスキ・コンパニャ。6月来日。詳細はこちら。