頭を使わなくていい音楽

病気で具合が悪い時… そもそも「具合が悪い」っていうコンセプト自体、長い間ずっと忘れていたのだが、病気になって思い出した、この感覚を。具合が悪い。吐き気がする。この感じ。もう何も考えたくない。口をきくのも疲れる。はぁ… 具合が悪いって、こういうのことなのか、という事を。

そんな時、聞きたくなるのは、頭を使わなくていい音楽だ。ポップス。ポップな曲。自分のところのアーティストとか…、聞くといろいろ考えてかえって疲れちゃう。というわけで、具合が悪い時に、自分がよく聞いている音楽をならべて起きます。とほほ…

プログレ編:ムーンサファリ
分かりやすくて親しみやすいキャッチーなメロディ。英語の歌詞が時々安直かつ謎だけど、日本人にはこれくらいでちょうどいい。スウェーデンのド田舎で、出来た奇跡の音楽。オーケソン兄弟のハーモニーに涙。すごくよく出来てる。しょっちゅう聞いてます。



クロード・フランソワことクロクロ! クロクロ! 最高。ダンスとかも最高。曲がいい。しかし当時としては、これは相当新しかっただろう。いろんな意味でよく出来てる。フランス人には勝てないな、と思うことが時々ある。



同じ曲なんだけど、こっちがオリジナル。いいんだよなぁ、Four Seasons。この映画大好き。で、本家よりもこの映画のサントラをよく聞いてます。


 
ふきのとう。他にも好きだったのは中島みゆき。それを思うと昔から私は「北志向」だったのかな。初期のアルバムはよく聞いたなぁ。ふきのとうは何度かライブをみている。社会人になって山木さんのライブは江古田のボロいライブハウスに数回行った。「春雷」はこの時期の嵐の夜に思い出す。山木さんのお父さんだかお母さんだかが亡くなった日の事を歌っているんだってね。それを思うとシミる。バンドは二人というのは難しい。決裂すると絶対に元に戻らない。今、再結成したらホールツアーとか行けると思うけど… 私が日本人でもっとも好きなアーティストはチャーで、もっともライブに行ったことがあるアーティストはピンク・クラウド(JL&C)だけど、あっちは聞くのに体力がいる。こっちは体力必要ない。他に好きなフォーク系は「風」。「海風」とか最高だよねぇ〜



Riverdance アイルランド音楽でもっともよく出来ていて、かつ頭使わずにポップに聞けて、でも充分複雑なのはこの1枚。まさに歴史を変えた。ジーン、可愛い❤



ショパン… 1分間のワルツ。日本では「小犬のワルツ」として知られている。いつ聞いてもいい! 男装の麗人ジョルジュ・サンドの飼っていた犬が自分の足にまとわりついているのを見て思いついたといわれている、めっちゃキャッチーなメロディ。しかしこのサンドとリストとショパンの人間関係は、とってもトラウマチックで、どうしてポーランド人男性はこういうパターンが多いのかと『COLD WAR あの歌、2つのこころ』を見ても思う。しかしこの曲、いいわ。頑張れば、私にも弾けるかも? 譜面と紙鍵盤でも買ってみるか…



この春、ショパンのルーツでもある農村マズルカの公演やりますよ。詳細はここ