イタリアのロック・バンド、BE THE WOLF来日!


すみません、出来る後輩のAkikoがやっている公演です。是非応援してやってください。

Akikoとどう出会ったかというと、ほんと偶然の産物なんだけど、今、病気でヘロヘロの私にとってこんなに頼りになる存在はいない。これだけ自分の案件を安心して任せられる人材はいない、ということです。ツアーはもちろん、私が病気になってから海外レコーディングも3本やってもらったし、フルック、ライコー・フェリックス、ヴェーセン… もちろん今回のポーランドも。ミュージシャンもAkikoのことをとても信頼している。その彼女が今回、独立後、初めて自分の公演を作ります。やっとここまで来た!

Akikoの音楽の趣味は私と全然違うので、私たちが一緒に仕事をしているのは、なんだかおかしい。普段私が振っているヴェーセンやフルックやポーランドの音楽を彼女はどんな風に聞いているのかなぁ、と時々思ったりする。普段インストすら聞かないというAkiko(笑)。カラオケでジャーニー歌ってたのをばらしてしまおう…(爆)。でも彼女がやっている音楽の方が明らかに分母はでかい。Akiko、早く武道館公演でもやって、先輩を楽させてくれや!(笑)

今回来日する音楽も、とにかく分かりやすい(って言ったら失礼か…)ロックです。



こういうビデオもバンドのリーダーが、全部自分で編集/制作しちゃうんだって。すごいよね!



直前にはイベントもあるらしいよ。Akikoらしい、いい企画!! 楽しくなりそう。

Akikoも私に今回のヤヌシュのアテンドの仕事振られて、自分の大事なツアー1本目直前だってのに超大変だけど、とにかく最後まで頑張ってほしい。

自分で企画して、自分でリスクを持って、自分の企画をできるプロデューサー的存在が今、音楽業界には圧倒的に不足してる。みんな自分じゃ何も責任取らないのに人の批判ばかりして言いたいこと言ってるだけだ。仕事はしてるけど、人の脛をかじって雑用やってるやつばっかりだ。人に頭を下げないと自分の企画ができないやつばっかりだ。なんでみんな自分でリスクを取らないんだろう。なんでみんなその自由を手放してしまうんだろう。こんな素敵なことはないのに。

私はそんな中、自分の好きな音楽を信じて、自分の好きなミュージシャンを信じて、自分でリスクをとって、自分で企画をやる人が好きだ。特に真面目で堅実な女性プロデューサーは、このいい加減満載な最低の音楽業界に本当に必要な存在だと思う。がんばれよ、Akiko!! 

このバンド、マーキーさんから出ている新譜もすごく評判いい。是非是非チェックしてみてください。公演詳細はここ。