チェロって素敵

一昨日はプランクトンさんのオフィスとTV電話をつまぎ、みんなの顔が見れて本当に嬉しかった。おかげさまで仲良くしていただいております…。私がこの世界で働いていて孤独をあまり感じないのも、何かというとプランクトンさんが相手にしてくれるから。昔は、外部の人に「MUSIC PLANTってプランクトンの子会社でしょ?」と言われることもあったけど(笑)、いえいえ、全然違う別の組織なんですよ。プランクトンの社長は川島恵子さん。私がもう20年以上、大尊敬する大先輩。恵子さんには一生頭があがらない。私が独立する時「アーティストについていけば大丈夫」と言ってくれた恵子さんの教えにならい今日までなんとか続けることができた…ってなもんで。

面白いことをやらないとダメだ。ワクワクすることを届けないと…というのは恵子さんから学んだ。そういう話は、またじっくり書きたいと思いますが、今日はそんなプランクトンさんのこの夏の素晴らしい企画をご紹介しましょう〜。なんとテーマは「チェロ」

チェロといえば、うちの御曹司のバルトロメイ・ビットマンも素晴らしいですが…



そしてヨー・ヨー・マさん、これなんか大好き。



そういやフィンランドにはこんなバンドもいたなぁ。



こんなB級バンドも(笑) 




結構チェロ好きな野崎ですが、今度プランクトンさんによるこんなコンサートがあります。8月12日。いつも刺激的な公演を私たちに届けてくれるプランクトンさん。すみだトリフォニーホールにて。「ジョヴァンニ・ソッリマ/エンリコ・メロッツィ  100チェロコンサート」

ジョヴァンニ・ソッリマは世界的な天才チェリスト。シチリアの出身。ヨー・ヨー・マさんも「彼の前では、僕はまるで子猫のようなおの。彼はチェロの超達人で怖いもの知らずだ」とコメントを寄せています。またパティ・スミスとも共演するなど、その活動は多岐に渡ります。映画音楽では『レンブラントの夜警』が有名ですね〜

これなんかすごい。AC/DCの名曲を2 Cellosと一緒にカバー(笑) すごいアタック感!



その彼が世界中で繰り広げているプロジェクト『100チェロ』がいよいよ日本に上陸します。

子供から80歳までたくさんのチェリストがこのプロジェクトに参加してきました、もともとローマの劇場の閉鎖への反対運動のために立ち上げられたプロジェクトでした。2014年にはベルリンの壁崩落10周年記念ということで「自由」「音楽文化」を守るという理念のもと166名のチェリストが集結したそうです。すごいね。



チェロ弾きのみなさんはもちろん、これはなかなか好奇心を刺激される公演。この夏、最大の注目だ。なんと100名におよぶチェリスト大集合。会場とステージが一体となったすごい音楽体験が待っている。

曲はベートヴェンの第九ほか、バッハ、そしてレナード・コーエンの「ハレルヤ」ど、クラシックを知らない人でも楽しめるカバー曲も。



それにしてもチェリスト100名なんて、どういう公演なんだろう。チェロって不思議な楽器だ。人間の声に一番近い音域の楽器、ってどっかで聞いたことがあったかも。(←この情報正しい?)

なんか既成概念をやぶるすごい公演だよね。

ところでこんなクリップ見つけた。ピンク・フロイドの「ウォール」。これはやるのかな…? We don't need no education... we don't need thought control...



それにしても毎回毎回絶対に楽しませてくれるプランクトンさんの公演、今回も絶対にみなさんの期待を裏切らないことでしょう。公演詳細、チケットはこちら。



PS
おまけ。チェロじゃなくてヴィオラ・ダ・ガンバ(演奏はサヴァール)なんだけど、これは最高に好きな映画です。音楽って何かということを教えてくれる超名作。