一人の人に向けて

課金や投げ銭もできるブログnote始めるライターさんって、多いんだけど、だいたいの場合10投稿くらい終わるとフェイドアウトしちゃうのよね。こういうものを毎日続けて書く才能と、面白い本を書く才能って違うんだなぁ、とつくづく思う。せっかくライターをフォローしても、続いてないことが多いんで、ちょっと言ってみた(笑)。

 さて今日は面白いnoteに出会ったのでご紹介。すごくいい。


この一人に向けて、って是枝監督も言ってた言葉だよね。一人の人に向けて書くと多くの人に伝わる、っていうの。「表現は恥ずかしい自分をさらけだす作業」ってのもすっごく分かる。例えばウォリスとか見てると、なんであんなに彼女は人との間に壁がないんだろう、っていつも感心する。それは彼女のステージにすごく顕著にあらわれている。壁がない人はステージもいい。ステージでかっこつけてる連中は… かっこつけてるだけだ。

あとね、この作者同様、そうなのよ…「ちょっと音楽の仕事したい」「音楽好きだからかかわっていたい」って人はいっくらでもいるって事。真剣な人っていないんだわ。だから若い頃はよくさらに若い奴にアドバイスしてた。「大丈夫。本当になりたいなら絶対になれる。なりたいって真剣に思ってるやつなんて少ないから」って。そんな中で、本当に真剣に自分をさらけだし傷ついてでも何かを表現したい、っていうやつは生き残っていく。

ま、世の中そんなもんなんだよな… だから夢を持つ人はあきらめないで、と強く願う。そんなに強く思っている人はあなた以外にいない。強く思い、具体的に行動していくこと。失敗しながらも進むこと。それが出来るライバルは本当に少ない。その中で道はひらけてくるし、少なくとも自分が何に向いているかもわかってくる。