アイルランド:カートゥーン・サルーン、最新作はなんとタリバン政権下のアフガニスタンが舞台

アイルランドのアニメーション・スタジオ、カートゥーン・サルーン(日本での配給はチャイルド・フィルム)の最新作情報が届きました。『ブレッドウィナー』

Breadwinnerって、英語で「家庭の稼ぎ手」とか、そういう意味があるそうです。主人公は11歳の女の子。いったいどんなストーリーなんでしょう。

カートゥーン・サルーンといえば…
リサ・ハニガンのお母さん声だけで泣ける『ソング・オブ・ザ・シー』


そして『ブレンダンとケルズの書』


そしてこちらがその最新作『ブッドウィナー』昨日くらいから告知記事が出始めていますね。


こちらがトレイラー。



楽しみ! 絶対に観に行かなくちゃ〜

なんと舞台はタリバン政権下のカブール(アフガニスタン)。いきなり連行されてしまったお父さんを救うために、女の子は男の子と偽りながら勇気を出して戦うのです。プロデューサーはなんとアンジーことアンジェリーナ・ジョリー。彼女、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)特別大使で、アフガニスタンの女子教育に力をいれているんだって。素晴らしい。


アイルランドって実は中東への関心、ものすごく高いんですよね。そもそも元をただせば二枚舌・英国の犠牲になった中東。同じいじめられた者同士? なんて言ったら失礼ですよね。いやいや、正義感の強い国民性、本当に大好きです。アイルランド小さい国なのに、見習うところがたくさんある。

下はみなさんよくご存知。メアリー・ブラックの妹、フランシス・ブラック上院技委員ののUnited Nationsでのスピーチ。ここでも話題はパレスチナです。



映画は12月公開。東京はYEBISU GARDEN CINEMAにて。もっと詳しいことがわかったら、またご案内していきますね。

なんと一般向けの試写会がユニセフである。私はツアー中で行けないよ(涙) 早い者勝ちみたいなんで、みなさん速攻で登録を。