本当は昨日は2本みたかったのだけど、前の打ち合わせが長引いたりで、こちらのみ観ましたが、とてもよかった。ポランスキーの映画のサントラで知られるポーランドを代表する作曲家・ピアニスト:クシシュトフ・コメダのドキュメンタリー『コメダ・コメダ』。
彼はポーランドに妻や子供を残してアメリカにポランスキーと一緒に亡命していくんだよね。『ローズマリーの赤ちゃん』や『水の中のナイフ』などを手がけたわけだけど、最後はちょっと不思議な死に方をしたみたい。37歳だった。まだまだこれからだったのに残念。
Komeda Komeda... - trailer from Culture.pl on Vimeo.
映画上映のあと、同じ館内のスタジオにてピーターさんとオラシオさんのトークショーがあったんだけど、オラシオさんが映画音楽を中心に活躍するポーランドのアーティストを次々と紹介。そこに対するピーターさんのツッコミが面白い。「こういった音楽で食べていけるんですかね?」とか(笑) でもオラシオさんによるとジャズの新譜とかでもポーランドはナショナルチャートを上がってきたりして、国民全体がメイン・ストリームだけではなく、いろんなものを受け入れる感じなのかもしれない、とちょっと思ったのでした。おそらくそこにはメディアの責任とかもあるわけなんだろうけど。そしてアーティストの方もジャンルに囚われず自由な表現活動ができているように思う。
特に面白いと思ったのは、今度『ピアノ・エラ』で12月に初来日するこの女性。ハニャ・ラニ。不思議な感じだけど、いいよね。彼女の女性ヴォーカルとのユニットも面白かった。
というわけで、満員の会場をあとに。楽しかった!
ポーランド映画祭。残すところあと2日。ぜひ駆けつけてくださいね〜。詳細はここ。【ポーランド音楽を知る会を行いました】ライター・コラムニストのオラシオさんが、ピーター・バラカンさんとお客さんにポーランドミュージシャン、音楽について紹介してくださいました。今年4月にポーランドに初めて行ったピーターさんも興味津々で話や音楽を聴いてました。#ポーランド音楽 pic.twitter.com/oxQlamSx3m— ポーランド映画祭 (@polandfilmfesjp) November 21, 2019
オラシオさん、ピーターさん、ありがとうございました〜 |