今までの自分、これからの自分




2つの違う考え方。

 幡野さんのは「これまで」は「これから」の延長でしかない。
 物理学者さんのは、「これから」が「これまで」を決める。

ということをそれぞれ言っているんですよね。でも両方は矛盾しない。

幡野さんの方は、ガンを宣告されたからといって何が変わるわけでもない。結局今までやってきたことの延長でしかない。だからいつ宣告されてもいいように、いつ死んでもいいように自分らしく、と言うことを言ってらっしゃるのだと思う。いいね。

物理学者さんの方は、とってもポジティブ。過去に起こったことの意味など、その起こっている時にはわかりはしない。あとになって初めてわかる、と。その出来事が起こった後の自分の態度によって、過去に起こった出来事の意味は決定されるのだ、と。これ、ジョブズがスタンフォード大学でのスピーチで言ってた「Connecting the dots」と同じことだ。振り返ってみて初めてわかる、あの事にはこういう意味があったのだ、と。

どちらもすごくいい。どちらもわたしに当てはまる。病気になって、何か新しい自分になりたいと思うのだが、結局いつもの自分でしかないよなぁ、という幡野さん的考え方がある。今まで頑張ってきてよかった、と。

あの病気の意味はなんだったんだろうと後になって、もしかしたらこう思うかもしれない。それも今の自分次第だろうな、という物理学者さん的考え方と。

こうやっていろんな人たちは人生を肯定してくれると思う。わたしもいろんな人たちの言葉に励まされながら生きていく。

今日も張り切っていきましょう。

最近購入したこれ。なんて名前だろ。クリスマスっぽくお正月っぽく気に入ってます。